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居酒屋「少女文学倶楽部」新年福袋号 #少女文学館

──ここは居酒屋「少女文学倶楽部」。夜な夜な少女文学の愛好家が集まる店だといふ。ここで見聞きしたことは、決して他言無用のこと。今夜はどうやら、年忘れの宴が行われているようで……

2年ぶりコミティアマグロ漁

紅玉:あーーーーーけましておめでとーーーーーーーー!!!!!!!!!(ババン
栗原:今年も~~~よろしくお願いしまぁぁぁぁす!!!!(スパークリング日本酒)
神尾:あけました! おめでとうございます!!
小野上:あけおめでーす、一発目はシャンパンでも!
紅玉:この収録をしておる時点でどちらかというと年末寄りですが、どうせだれも仕事おさまらないでしょ!? 年始みたいなものです! ことしもよろしくおねがいしまーす! 百年梅酒のプレミアムで! カンパーーーイ!
小野上:みんな働き者! かんぱーい☆
神尾:もらいもののビールで! かんぱーい!
栗原:かんぱーーーーーーい!! あ、私、仕事は納まった。納めた。
紅玉:うっそわたしこれから年越しまでに(自主規制)もういいやめだやめだ! この話はやめ!!!
栗原:納めたっていうか、元気にギブアップしただけですね! あとは来年じゃい!!
紅玉:や~~昨年、昨年さぁ……昨年のおさらいからいっていいですか? さっそくですが
小野上:どうぞどうぞ。
紅玉:小野上さんにはお留守番していただきましたが2021年11月! 実に丸2年ぶりにコミティア直接参加させていただきました~~!!!! 会場ご来場いただきました方、本当にありがとうございます!!!
栗原:ありがとうございました~。久しぶりの生イベント、結構ひとも戻っていた感じだったね。
小野上:コロナが悪いよコロナが……。イベントの賑わいは戻りつつあるようなので嬉しいね!
神尾:みなさん感染対策して、わざわざ来ていただいて、ありがたい。
紅玉:しかし2年のブランク本当に人間をだめにする だめなことたくさんあった 神尾くんの話は時系列順にします
小野上:また神尾伝説が……
栗原:神尾くん、たどり着かないかと思った。
神尾:あ、その話するんですかねやっぱり
紅玉:あれはもう神尾くんの新刊エピソードなんよ
栗原:あのエピソードが新刊。
小野上:リアルエッセイなんよな。
神尾:くっ
紅玉:今回はですね、個人誌祭りといたしまして。私は「黒い本」こと、「現代怪談百物語」という文庫を制作させていただきました。
小野上:ぱちぱちぱち!
栗原:私、栗原は、「少女文学」での連載に書き下ろしを加えた「黄金と骨の王国」文庫版を。
紅玉:こちらは通称「黄金の本」ですね。いやーーーーーーーー売り切れましたね!!!!!(当時)
栗原:当日は在庫あったんですけど、後日の通販で2冊とも見事に消え去りましたね。オリジナル小説であんな消え方する本、めったに見ない気がする
神尾:栗原さんの黄金本の売れ方、おもしろかったですよね。
小野上:ぱちぱちぱち! 二冊とも装丁からして対照的で面白かった。
神尾:どちらもそれぞれ、めちゃくちゃいい装丁なんですよ。
紅玉:めちゃくちゃいい装丁なのですが、売り切れました! すみません!! 完全にその、思い出としてつくらせていただきました……。売り切れちゃいましたけど装丁のお話、しましょうか。
栗原:黄金の本は、三方金とか天金加工とかいうんですが、本の側面に金(リフレクトゴールド)箔を貼ったんですけど「すっごい遠くから光ってるのが見えて……」とかいって人が寄ってきました……
小野上:きらきらしたものは少女の大好物だからね。
神尾:きらきらは、おじさまも釣れてました(笑)
紅玉:うちの「黒い本」は、まず、「黒い本をつくるぞ!」と決めまして、まず黒い紙に白インクで刷ってくれる印刷所を探したのですが、これがもう、すごい。すごかった。石油王みたいな見積りがばんばん出てきて笑
栗原:石油王ウケた。ウケてる場合じゃなかったが……
神尾:石油王……
小野上:みんな心には少女がいるから……石油王やべえ。
紅玉:実は経理の栗原さんから「いいんじゃない? 作れば」と言ってはもらえていたのですが、さすがにちょっと……ということで、困り果てて、昔なじみの緑陽社さんにカチコミ電話をかけさせていただいて。
栗原:電話かけるところからが、緑陽社ですからね
紅玉:緑陽社さんは、かつてわたしが最後の同人誌をつくった時もめちゃくちゃ無理をきいてくださったんですが、今回はなかなか、なかなかね……
小野上:私も前に考えたことあるけど、黒い紙に白で刷るのかなりハードル高いらしいんだよなぁ……
栗原:小野上さんが黒い本考えたの、わかりすぎてわかる
神尾:最後の砦、緑陽さん
紅玉:普通断られる装丁なんですよね。でも、緑陽さんは、驚きの技術で黒ベタ白抜き文字で一冊つくってくれるという……。みんな!! 本作りで困ったらとりあえず緑陽社さんに電話をかけてみよう!!
栗原:結論それでいいのかなあ……いいのか
小野上:つまり、みんな本を作ろう! ……ってコト?
紅玉:この居酒屋冊子も緑陽社さんにお願いしております!!!! 今回は無配じゃないけど、いつもは無配!!!! いつもありがとうございます!!
神尾:ありがとうございます緑陽社さん!!
栗原:黄金の本は普通に、ごく普通に、アクシス出版さんの小説本セットです。ただ、加工のせいで締め切りが鬼早かった、だけ……鬼……
紅玉:1ヶ月以上前だったよね?
栗原:1ヶ月以上でしたね。再録部分がなければ、踏み切れなかったやつです。
紅玉:栗原さんも、本当好きにつくった同人誌だった。ほんとにほんとに、同人誌、好きなようにつくって好きに売っていいんだぜ。印刷所さまさえ許せばな!!
小野上:いつもありがとう各印刷所様! 
栗原:この本、ほんと光ってて目立ち具合がおかしかったんですが、実はコミティアの運営さんからメールをもらって……「あまりにも光っててすごかったんで、次のティアズマガジンで紹介していいですか!?(意訳)」って言われて、2月のティアズマガジンに載ります……
紅玉:わーーーー(パチパチパチ
栗原:わーーーー……?
神尾:あまりにも光ってて(笑)
小野上:原始的な欲を刺激される装丁なんだ(笑)さすがコミティア運営、目の付け所が良い。
紅玉:売り切れの……本が……紹介……一応、バージョン違いの二版がでるんですよね? 栗原さん
栗原:あいあい。そんなこんなで、紹介する本持って2月のコミティアにも出てよーって運営さんから申し出があったんですが、本が、ないので……。せめて、ということで、天金加工抜きで再版・委託頒布していただきます。キラキラはね……再現不可でした。金が。マネーが。イェンが。さすがに。道楽にだって限界はある!!!(そうね)
小野上:道楽と生活のバランスをね……取らないとね……
紅玉:みんなキラキラの感想ばっかり言っちゃいますが、本当に中身もよいので、はいこちら! キラなしと、電子でもどうぞ!!! 少女文学初の電子書籍化です~。

紅玉:本当に中身もよかったな……。こう……しっとりと……少女で女で……
神尾:中身も! ほんとうに、ど真ん中少女でファンタジーで黄金で……
栗原:今、力の限り少女を書くとこうだな……という感じに書けたなとは思っております! イベント委託は2/20コミティア東京ビッグサイト、サークル名「スタジオプリケ」にて!!「スタジオプリケ」さんは私も参加したりしている、北海道作家メインのグルメ&文芸同人誌「ポッケ」を頒布しているので、是非こちらも見てみてね!
小野上:酸いも甘いも存在する、「世界」がしっかり構築された上質なハイファンタジー。是非お求めください!
紅玉:わ~~(拍手)
栗原:新年も、本を刷るぞ!!!
紅玉:わたしの本は、あれです、twitterのアカウント再録なのでtwitterみてください笑 やりたいことやれてハッピーな本でした。センキューね。
小野上:紅玉先生の本も、雑誌と連動しているところもあって様々な角度から楽しめる素敵な黒い本です。怪談入門としても是非!
栗原:小野上さんもいずれ、黒い本を出してくれるものと思っている。
栗原:最近、小規模出版社化しておる少女文学館です……
神尾:本当に、ちゃんと売れててすごいと思う
紅玉:こんなすごい本いっぱいつくっててなお、11月コミティアは最大目玉がこれではなかった、という……。
栗原:規模がおかしいんだよなあ。
小野上:やー11月はね、また大物をね、編集長がモノにしたからね。
紅玉:や~~ま、マグロ漁……
栗原:紅玉さんとマグロ漁、しっくりきすぎて
小野上:ちょいちょい海に引きずり込まれそうになってて不安だったけど、素敵な本は出たから……いいかなって……
紅玉:というわけで改めまして! 11月コミティアにあわせまして、津原やすみさんの往年の名作、「五月物語」「五月日記」の同人誌版制作を、当サークルが依頼を受け、全身全霊、もてるだけの誠実さでもって、つくらせていただきました!!
神尾:ばばーーーーーーーーん!!
紅玉:で、でて、よかった……(さめざめ)
栗原:うむ……(編集長にウィスキー注ぎつつ)
神尾:ほんとうに……(肩もみながら
紅玉:ありがと……(ぐいっっっっ)いや、いやいやいやいや、緊張が、緊張がすごかった
栗原:あれは紅玉さんしかできなかったっすね。
紅玉:も、とんでもなかったんですけど、本当にね、スタッフ誰も「できません」「やめておきましょう」と言わなかったから……。だからもう、わたしも、覚悟をきめまして……。
小野上:出るっていうか出すって感じだったよね、ラストスパート。
栗原:完全にチキンレースなんよ。
紅玉:いうてもただの復刊でしょ? 原稿はあるのに? と思われるかもしれませんが、まずね、原稿がね、ない笑 ないのですね。30年前の原稿はね、ないの。しかもね、30年前のティーンズ文庫はね、ルビがね、ルビが……。一冊につき2千単語近いルビの振り直し、本当に、現代の番町皿屋敷だった
神尾:これがマジの現代怪談
紅玉:これは本当に、うちのDTPさんが当時のファンだったからこそ出来た「魔法」です。
栗原:きれいに言えば「祈り」の本だったけど、リアルに見てると、なんかこう……呪詛に近い……
小野上:ファン(DTP)ファン(イラストレーター)まあそれだけ、津原先生が偉大ということだけど……
神尾:愛された物語だからこそですよね
紅玉:ほんと、鳴海さんも魂をかけてくれたし、新井さんにコメントを平身低頭土下座をしにいったら「イラストでしたら……」とまさかのカラーイラストをいただいて(この段階ですでに入稿秒読みだった)ここからはね、「魔法」です。わたしの。
栗原:いろんなものを犠牲にして召喚された本でした。そんな感じ。
紅玉:学生時代から二十年同人誌つくってなかったらできなかったとおもう。これはもうほんとそう。
栗原:大陽出版さんにも……たいへんたいへんたいへんたいへん……お世話になり……
紅玉:ほんとに!! でもほんと、これは、これはほんと懺悔なんですけど、私実は、めちゃくちゃめちゃくちゃ、私がギリギリに、あまりのギリギリさで、めちゃくちゃなミスをしてしまって……印刷が止まったんですよ~~!! 一晩止まっちゃったの!! でもほんと、この時わけがわからなくなってたんですけど、作業スタッフが全員「わたしたちの仕事に間違いはないはず」って言ってくれたから、わたしの間違いが見つかって……
栗原:プロジェクトXじゃん
小野上:やっぱり奇跡も魔法もあるんだなぁ。
紅玉:ギッリギリで修正できた……。あの時本当に切腹を覚悟した
栗原:今メインテーマじゃん
小野上:(名曲を噛み締めているが途中でまどマギが混じり始めた顔)
神尾:メッセージのやりとりだけ見てたんですが、緊張感を画面から感じましたね。
紅玉:今言ってても涙が出てくるな!(おかわり!)そういう、本です!! 祈りと魔法と命の本!!! ぜひとも津原さんのBOOTH「津原泰水文章講座」で!! お買い求め下さい!!


栗原:大陽出版さん、このご恩は忘れません!!! 少女文学を、また、たくさん刷ります!!!
小野上:魔女にならずに本が出て良かった! 大陽さんいつもありがとう!!!!
紅玉:わたしはこの本だけは、瞬殺完売をしなかったことも、わたしが褒められてもいいことなので……。これもわたしの、祈りの部数で、でももう、かなり少ないはずなので。完売間近! ぜひともよろしくお願いいたします。
栗原:同人誌慣れしているひとのための本ではないですからね……
神尾:なんかね、コミティアの会場でこの本買っていく方たちもね、なんというのか……熱が違ったんですよね。
紅玉:はーなんかもう言いながら泣いちゃったな。できてよかった。で、そんな当日の話、してもいいですか?
小野上:してして! 現場の熱気教えて!!

決戦は日曜日(コミティア当日)


紅玉:この本、様々な進行の関係上、「プレミアム版を当日に梱包するしかない」という状況に陥りまして、いやでもそれは、同人慣れしている人間にはよくあることなので、いける、と踏んでいて、設営がはじまる、まさにその時間から駆け回れるよう、設営開始時間に待ち合わせをしていたわけなんですよ。メインメンバーが。今回はチケットも少ないので、精鋭メンバーがね。
栗原:ふふ
紅玉:で、当日朝、ただひとりをのぞいて、その20分前に集まった。なんなら、津原さんにも15分前には来ていただいた。そう、ただひとりをのぞいてね。
神尾:あ、
紅玉:そこで最後のひとり、重役社長こと神尾あるみさんから、「すみません、6分前着になります!」と連絡。
栗原:まあ、そのくらいで動じる我々ではないですよね
紅玉:みんな、「これは開始時間に間に合いそうね」と言ってる中
小野上:おっとジャブ入りましたね
神尾:あー……
紅玉:神尾あるみ、華麗に、東京ビッグサイト(当日会場はその隣駅の青海会場)に到着
栗原:即「捨てていこう」と言った私
紅玉:あれは即でしたね。即断。
栗原:さらば、神尾くん……。
神尾:駅下りてから、なんとなく……なんとなく客層の雰囲気が違うような気は……
小野上:ハハッ
神尾:本当に本当に本当に……申し訳ございませんでした!!!!!!(土下座)
紅玉:神尾くん、どうしてあなたは神尾くんなの……
神尾:津原さんを……待たすとか…………
小野上:まあ……地方民なら間違えても仕方が無いし……神尾くんは違いますけど……
栗原:あの件はむしろ、神尾くんに同情した……なぜ……
紅玉:それ以上に最低だったのが神尾くんがチケットもってたことなんだよな
神尾:わたしの手には貴重な2枚のチケットが……
小野上:むしろなんで神尾くんに持たせたんですか?
神尾:わたしが! 合同サークルのサークル主だったからですよ!
紅玉:関東圏の人間が代表者の方がよかろうという判断です!!!!これは次からはもうちょっと考えます!!!
小野上:ハハッ(二回目)
紅玉:本当にイベント、感じさせてくれたぜ
神尾:もうない。もう間違えない。でもチケットは先に送っておいたほうが間違いない。
小野上:この失敗を糧にするのじゃよ……
栗原:いやあ……うん。でも、合流したあとの神尾くんは私のポスタースタンド立ててくれたから……(自分でポスタースタンドを立てたくなさすぎる)
紅玉:その後もですね、これはわたしが悪いんですけど、のっけに台車を壊して、衛生上の理由とかから、どこにも台車が貸し出しも販売もしていなくて、でもどうしても、かなり重い箱をダッシュで持ち運ばないといけなくて(津原さんのプレミアム版制作のため)、知り合いのサークル片っ端から連絡したら、「うち台車ないけど男手ならあるから!!!!!」って人間を……貸して……くださって……
神尾:人間を……
紅玉:人間が走って下さったおかげで、開場2分? 3分? くらいに全冊並んだんですよ ほんとにまじで、「少々お待ち下さい」の札つくったもんね。いやもう、2年ぶりに感じるイベントにしては、イベントすぎませんか?
小野上:ライブ感にあふれすぎ
神尾:「少々お待ちください」の札、結局使わずに済みましたもんね。
栗原:一回机に置いたけど、紅玉さんがぱっと持って行きましたね、札。かっこいい。
神尾:ほんとに開始ぎりぎりで、机の真ん中のスペースに津原さんのプレミアム本がどんと置かれたのにはしびれた。
小野上:それで始まったら光るものが見えた、とお客さんが来るんでしょ? 面白いことしかないじゃん! 次は絶対行かなきゃ……
栗原:「ホールの入り口から光が見えた」って言われました!
紅玉:2年ぶりイベント、マジでいたらぬところもたくさんあったかと思いますが、まごう事なき直接参加でした。ほんとーーーーにありがとうございました!!!!!!
神尾:ありがとうございました!!!!!
小野上:お疲れ様でした!!!!!!!!!!!
紅玉:もちろんみんな、身体の方も元気に終えられましてね、当日それからは、結構、かなり、記憶が曖昧ですが笑 でもほんと、よかったと思います。今年もがんばります!!!
栗原:また行きたいっすね……小野上さんも是非!!
紅玉:次の参加は、五月!! 五月は小野上さんもこれたらいいのう
小野上:コロナくんの落ち着き次第だけど、できるだけ参加したいー。
神尾:おつかれさまでした! つぎはちゃんと辿り着きます!!
紅玉:ま、いらっしゃれなくても本はつくりますのよ。またわたしがマグロ漁に出てね。
小野上:すでに大漁の気配……?
神尾:なに釣ってくるんだろうなあ
紅玉:うふふ またのちほど告知よ~~

というわけで次号予告

紅玉:今回はちょっと小休止というか、やっぱ11月、居酒屋配布は出来なかったね~というわけで、たまには新年のご挨拶福袋なのでした。
栗原:私も個人的に、今年は同人誌とかなんとか諸々頑張ろうと思っております。編集長をもり立てつつ……
紅玉:今回の福袋、イベント来られてる方用と、イベント来られてない方用の福袋あるんですが、どちらもこの、激カワ少女文学紅茶をつけました。こちら、この冊子を読みながら飲んでる方もいるのでは!?
神尾:あらステキ
栗原:きゃわ
紅玉:はじめての「居酒屋を売る」というこころみでありますが、今回も特に利益も出しておりません。ご挨拶です! どうぞよろしくお願いいたします! あとあと、これもなんか、何??? というご案内なのですけども、「少女文学」のCMができました!!!(CMができました???)


小野上:この編集長なんでも作るな(なんでも作るな)
栗原:最近マジで「いつ起業すんの?」と聞かれる
紅玉:こればっかりは、冊子にはのりませんので! WEBやSNSの方からご覧下さい! なんか、一年よく頑張ったからいいものつくりたくなっちゃった!! つくっていただきました! ヤッター! あとはほんとに栗原さんが会社つくってくれたら完璧なんですが、まあ、今のゆるさがあっているというところもありますからね。いかなる時も、できることをできるだけ、やっていきましょうね。
栗原:コロナがなきゃ、リアルトークイベントとかもあったかもしれないよね……
紅玉:あ~~~~~考えましょうね、リアル「居酒屋少女文学倶楽部」その時はつくりましょう のれんを
栗原:のれんを!!
小野上:のれんの隅のほう、ちょっと黒くしといてね☆
紅玉:焼くな
神尾:少女文学カフェとかやりたい
紅玉:そうね、神尾くん、コーヒーだけはいれられるんですよ!!!! いや、凧もあげられるけど
小野上:神尾くん、実は多芸なんだよな……
紅玉:芸の多さだけなら、ぶっちぎりですよ
小野上:万年筆も選べるし、バイクにも乗れるし……
紅玉:のりとはさみも得意
栗原:なんでもできるじゃん……
神尾:工作ならまかせて
紅玉:小説を書く以外は 次いこっか?
栗原:お後がよろしいようで
紅玉:えーとティアと……福袋とCMの話もしたから……いよいよ、いよいよ発表ですかね
小野上:神聖なる少女文学の発表!(何事もなかった顔)
紅玉:5月コミティア、申し込み予定! つきましては~~~~~~~~!!!!!! ついに!! 「少女文学 第五号」刊行決定です~~!!!!!!!!!! いや決定かどうかはしらんけども! わたしが! つくると! 決めたので! つくります!! 間に合わなかったらごめん!!
栗原:あれが間に合ったなら、出るやろ
神尾:編集長が決めたなら出る!
栗原:なんでも出るさ……
紅玉:「少女文学」も、なんと第五号! というわけで、今回は記念号といたしまして、ちょっと特別な一冊にしたいと思っております。今回はテーマのみ、お知らせ! 暫定テーマタイトルは、「少女・ショート・ショート」! 過去の参加者さまみなさまにご連絡を差し上げて、とにかくたくさんのショートショートを! 収録できればと思っています!!
栗原:ぱちぱちぱちぱち!! お祭りっぽい!!
小野上:もう没食らったけどがんばります!
紅玉:小野上さんのスピードはやすぎなんだよな
栗原:うちの特攻隊長がなんか言ってるな
小野上:ついて……これるか……?
神尾:ついていったら崖から落ちるのでは
紅玉:(ガヤをスルーしながら)ショートショート特集ってことで、その中でもいろんなテーマ分けしたいのですが、まだちょっと考えてますね。その辺はわたしの見せ所で。うーん、ちょっと年末年始、みんな書いてみましょうか。何本か書いてあったほうが、テーマとか分量感、つかめる気がするし
栗原:私もいっぱい書きたいな~~。ショートショートから小説を書き始めた人間なので、原点に還りたい。
紅玉:特に神尾くん(特に神尾くん)(肩をつかんで)小説、かき、たいよね?
神尾:はっ、はい……(揺さぶられながら)
紅玉:ちょっとテーマ等のfixのためブレストつきあってくれると幸いです。みなさんよろしくお願いいたします! またこの福袋とともに依頼となった方はどうぞどうぞどうぞ! よろしくお願いいたします!!!
小野上:いっぱい書いたらすり抜けられるのでは? とか全然思ってないのでがんばります!
神尾:明夜さんのショートショート、集めたら蠱毒になりそうなんだよな。
紅玉:小野上さんの切れ味は本物だからね 怖いけど期待はしてる 没はnoteにあげるんだよ わかるね? あとあのね♥表紙の方だけは決まってます♥まだシークレットですが♥編集さんに一応仁義のために報告したら、「すご……」っていわれたので、次号も乞うご期待です~♥
神尾:がんばろー
栗原:以前は同人誌やったら商業編集さんに怒られるかな? って思ったけど、最近褒められるばっかりですね
紅玉:時代、かわりましたねぇや、でも、多分内心はどうだろうな笑 2022年! 仕事! も! します!!!!
栗原:仕事の話も~~しましょうか~~
紅玉:あ、その前にみんな今WEBとかでやってるやつ紹介するよ~~!
栗原:お、そうだそうだ、みんなWebがあるんだ
紅玉:WEBがあるわよ~きっと全員あるはず!ある!はず!!!
神尾:(そっと物陰に隠れる)
紅玉:(首根っこつかみながら)ね?
神尾:(観念して)これから……これから……
栗原:そば屋の出前にならないようにね、神尾くん
紅玉:はーーい! まず紅玉いづき、ただいま投稿サイト「カクヨム」にて「サーカス団長 シェイクスピア」を大体週1、2くらいのペースで連載させていただいております。過去に商業刊行しました、「ブランコ乗りのサン=テグジュペリ」という本の、続編にして前日譚です。少しミステリ要素も入った、少女達の、恋と幻想。どうぞよろしくお願いいたします!!

神尾:ええっと、まえ連載したwebのやつ、久々に読み返したらまあ~~サービス精神のない展開で……反省しながらいま書き直し中です。あのときは……楽しかったんだ。そのうちカクヨムで連載します。
紅玉:ちゃんとやろうな(背中ばしーん)
神尾:へい
栗原:私は今は「死んでも推します!!」の番外編しかやってないんですが、今年は気色悪い……というか、ホラー&幻想短編をちょいちょい書いていくつもりです。同人誌にもするよ。あとは気まぐれに、女装男子を書いてコンテスト応募なども……!!(いっぱいやるなこいつ)

紅玉:イエイイエイ! 私もカクヨム連載、「いうてどこかで商業になるんでしょう?」という感じで言われるんですが、予定は! ない! です! で、どなたからも声がかからなかったら、わかりますね? このサークルで超最高の文庫になります 便利だな……
小野上:「愛され転生全否定ヒロインVS嫌われヒロイン大好き悪役令嬢VSかわいそうな執事」という、分類としては乙女ゲーム転生ものをカクヨムで毎日更新しています(そろそろ途切れそうだけど……)なろうでも少し遅れて更新中。よろしくお願いします!!

栗原:みんなえらい!! えらいぞ!!
紅玉:小野上さんこれ、ほんとにとってだしなんです? リアルタイム更新? 栗原さんもだけど、マジでそういうところ尊敬する……
小野上:二章ぐらいまではストックがあるんだけど、この先が危ういので応援してあげてね!
紅玉:応援する!!!
栗原:ライブ感が必要なやつは、あえてストック作らない方がよかったりもしますね。でも、止まるときは止まる。私も止まってるのあるしなー
紅玉:わたしはだいたい一ヶ月分くらい書き上げてから更新してますね。ちょっと入り組んだ構造の物語ということもあって。章ごと区切られているので、章ごと読んでもらえたらいいな~と思ってます
神尾:はあ書こ
紅玉:神尾くん毎日何文字書いたか教えてくれてもいいんだよ
神尾:ひーーーはーーーーよーーーし、今年もがんばろおおーーーー!!!

2022あることないこと予定


紅玉:ではそろそろ最後、2022年の商業予定! いってみましょうか~!
栗原:商業予定!! 創出できませんでした!!
紅玉:はいはーい!!! 紅玉いづき、15周年です!!!!!!!!!
栗原:えっっっ、マジか、飲み放題イベントやります?
紅玉:大人は毎日が飲み放題だっていってるでしょ
小野上:クリスマスからずっと飲んでるな……へへ……
紅玉:お金さえあればいつだって飲み放題なんよ。
小野上:商業予定、一冊は少女小説が出ます! 本当だよ!
栗原:小野上さん!! えらい!!!
紅玉:少女小説が!!!!!!
神尾:春? 夏かも! くらいに1冊出ます!!!
栗原:神尾くん、やっとか!!!!!
小野上:神尾くんもえらーい!
紅玉:まっとるかんね!!!!!
神尾:はい!!!2021年1冊も出なかった神尾です!
栗原:それでも作家として死んでないのが凄すぎるんだよ、神尾くんは
紅玉:それを言ったらわたしも出てません!!!!! でも、えーと(カレンダーみつつ)えーーーと……(いけるんか? これ)いける、はず……? 2022年、3、は、出る、はずです……どうして均等に仕事が出来ないの!? はい!!!!!!!!
小野上:極端から極端、それもまた紅玉先生の味。
紅玉:これ出てる頃には、でて、でてんのかな~(今は出てます)でてないかもしれないけど、まあ、3よ、3。スタートが3ね。その中に、「少女文学」から初の出世魚、出すつもりです。時がきたら祝って欲しい。
栗原:勝手にお祝い飲み放題します!
紅玉:よろしくね!15周年、お財布よけといてください!!!!! 文庫なんでそんな高くないとおもいます!!(みもふたもない)文庫以外も出したいけどどうだろうな……。まず文庫がいっぱい出ちゃうと思うな……だってアニバーサリーイヤーだからね。
栗原:コロナが過ぎ去ったら、また合宿もしたいなあ。書いていきましょうね
紅玉:ヤッターーーーー合宿だいすき!
神尾:今度はお財布なくさないぞ~~~!!!
紅玉:ほんとエピソード「強」なんだよな 神尾くん
小野上:(自分で言わなければ流されたのに……)
神尾:(……ハッ)
栗原:適度に強キャラを主張して生きていく姿勢、いいですよ。いいと思います
小野上:神尾くんのエッセイが早くゆるドラマ化されないかなぁ……
栗原:漫画家と組みなよ。すぐだよ。
紅玉:人間かけてないからどうだろうなぁ でもエッセイならありかな フィクションだと没なんだよな
神尾:実録なのに……
紅玉:なにはともあれ2022年、元気に生き残っていきましょう。カンパーイ!!!!!! 賞、とるぞー!!
栗原:私もね、新人賞。狙っていきますので。心はいつでも新人です。わくわくすることをやっていく。かんぱーーーーーーい!!
神尾:かんぱーーーーーい!!!!!
小野上:かんぱーい☆


こうして、今日も「少女文学倶楽部」の夜は更けていく──


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