好酸球性副鼻腔炎手術体験記その5〜復職から外来まで〜


退院後の初回外来が終わり数日。
4月末日には鼻洗浄が先生の言う通り午前午後1回ずつで間に合うようになっていた。
ただ朝起きると鼻喉の奥が気持ち悪いのは変わらない。汚れもほとんど出ないのだが、むしろ喉の方に血の塊が流れてしまって、痰みたいに吐き出していた。
あと問題なのは体力!駅までの上り坂を歩くだけでも息切れする。
なんとかパニック発作の峠は超えた気がするが、ヒステリー球が辛いのなんのって。
一説によると、入院したら元に戻るにはその3倍の日数が必要だとか。
うーんそろそろ経ちますけど一向に戻りませんが…。
自宅で無理ない範囲で体操やら筋トレやらストレッチやらをやる。
よく食べ良く寝る。
これしかない。

それから数日経つ頃には、出血もほとんどなく、血というよりはかさぶたが剥がれるのを待ってるという感じ。
鼻洗浄は起床時と寝る前に行っていた。
なんなら忘れそうなくらいには良くなってたけど、次の外来まで続けてと言われているのでそこは真面目に。
職場に連絡をし、復帰の旨を伝える。
はぁ〜…働きたくない…。
こんなまとまった休み、もう何年も取れないんだろうな…。入院含め、本当にきっかり1ヶ月しか休んでない。
毎日の散歩のおかげか、なんとか歩いても息も上がらなくなり、電車も乗れるようになったので、あとは仕事の疲労とストレスに耐えうるのみ。

で、泣く泣く復職初日を迎えたわけですが……

予想通りというか、なんというか、職場がめちゃくちゃなことになっていて鬱まっしぐら。ここらへんは鼻に関係ないんで割愛するが、人に意地悪することでストレスを発散しようとする奴が世の中になんと多いことか。
心のデスノートに何回名前書けばこの人消えるんだろう?おいせさんのお清めスプレー頭からぶっかけてやろうか?
ストレスが関係あるかは解釈次第なんだろうが、何日か夜の鼻洗浄で出血が続いた。ひぃん。

1週間働くと、なんとか体力と仕事の勘は戻った。この辺りから鼻洗浄が面倒になってきて、寝起きは気持ち悪いからやるんだけど寝る前は忘れるようになっていた。
鼻洗浄自体ではなく、やった後にとても塩水が溜まって、後からだらだら流れてくるのを止めるのが面倒でやってなかった。

そして、中の取れそうで取れないかさぶたに若干イライラしながら迎えた受診日。
先生がかさぶたを取ってくれて「中、ポリープもなく綺麗ですよ」と。
縫ったところの抜糸をして(痛くはなかった)、カメラで撮影。
広げた右側鼻腔が狭くなってたらしく、ぐぐっと押し戻された。そんな簡単にスペースの調整ができるんですか??
次回受診はなんと2ヶ月後!!そんな空いてよいのかぁ〜!
まだかさぶたもあるし、鼻洗浄は時々はやってくださいって。週1回くらいで。はぁ〜ありがたや。前回と同じ処方箋を頂いて帰る。

次回以降は変わったことがあれば記録します。このまま幸せに暮らしましたとさ、で終われると良いが。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?