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不幸の原因である有無同然は中道と少欲知足で解決する

 不幸感の原因が見えた。失敗しても辛く、成功しても辛い。有無同然を体現した。この言葉の通りになった。欲しくて頑張って手に入れた先には不幸感しかなかった。その原因は心にある。ないものを欲しがる。失ったものを嘆く。この心こそ治すべきで捨て去るべきかもしれない。

 自分にあるもので満足する。ないものを欲しがらない。偏らずバランスを取る。まさに少欲知足。無理をしすぎない、これが中道。真ん中ではなくバランス。

心の在り方で幸福感は変わる。何かないものを求めること、その時点で変わる。満足すること、それでやはり変わる。振り切れるのは楽。人は有るか無いかのどちらかにいたほうが楽と感じるもの。ところがそこには不幸感や苦しみがある。

このバランスをとることはとても難しく感じる。振り切れて生きてきた人には特にグラグラな感じもある。でも、これまでを振り返ると、どこかで安心感があった時があることに気づく。頑張りもせず、引きこもってもいなかった頃に気づく。そこに戻れば良い。答えは自分の中にある。

自分に何ができるだろう、何が向いているだろう、と考えて考えて考え抜いてもきっとそれは答えではない。なぜなら考える時点で無理をしているから。自然体から遠のく。

有無同然を体感して無力感に陥ったら、次はどちらにも振り切れない中道を目指したら良い。その道は少欲知足でなされる。

中道を極めてるような人がいる。周りにいる。そんな人こそお手本にすべき。驚くべきことに、僕のようにボロボロにならなくても自然体でなしているから。ほんとに敵わん。

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