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オルステラとソリスティア

⚠️オクトラ2の裏ボス撃破以降の話になります。初代やアプリ版オクトパストラベラーのネタバレを多分に含みますので、予めご了承下さい。

長くなるので結論から序文へ

オルステラとソリスティアの関係は、マルチバース展開の「異世界」であると考えられます。

(検証だけ読みたい人は、次の項目まで飛ばしちゃって下さい。序文=愚痴なので)

いえね?てっきり「未来」の話かと思ってプレイしてたんですよ?産業革命だの蒸気機関だの、発売前から制作チームの口から出てましたからね?前作との繋がりはほぼないみたいなことも言ってましたからね?前作主人公の名前くらいどっかに落ちてるかしらねぇ?程度の心持ちで挑みましたよ???

その結果がまさかの異世界。ホントとんでもねぇミスリードを仕込まれたもんです。勝手にハマり込んだだけだけどな!!!

思えばパルテティオの1章で、リーフに関する説明がありました。超最近の普及なんだねぇ?むしろまさにココからなんだ!?とビックリしたもんです。

発行元のエドラスが直近の歴史なら名前が出ないのはおかしいし、名前が残らないほどの距離と歴史を隔てているのだとしたら、わざわざここからリーフを造る必要が?んあ?
くらいの疑問は感じるべきでした。ワクワクの余りスルーしていた己が憎い。

それからエルフリックですよ。私はここ数年、ずっと一緒だったんです。あいつは魔法のカードを握りしめて放してくれないんです。指輪の中にいる癖に、たいした助言もしないままひたすらルビーを貪る大食漢なんです!!!なのに!!!それなのに!!!

いつの間にやら嫁を娶り、子作りに励み、子々孫々繁栄しました✌️じゃないんだよ!!!覇者プレーヤー総間男化現象!!!

あ。なんか脱線した。
そんな違和感はあったんです。あったんですけれども、まぁいっか?でゲームを楽しみ、さぁ終わるかぁ〜と裏ボスを倒したところで突然の暴投。コンニチハ異世界がはじまったのです。おら、たまげただ……。

ひとえに異世界といってもオルステラからの干渉がありますし、確定は出来ないもののソリスティアからの干渉もあるようです。(後述)

マルチバースであるということは、つまり、身も蓋もなく言ってしまうとエルフリックが2人いるってことなんです。なんなら3人目が出て来ても驚かない。それがマルチバースの恐ろしさ……。(某ドラマでロキが生きているのもこれのお陰だけどね)(わからない人は調べてね!)

正直ややこしすぎて気が進みません。これを書き上げるまでに、3本は没りました。まるまる没りました。難しいんだよ異世界は。

ほぼほぼ意地と気合いで、この展開について掘り下げていこうと思います。備忘録にもなるしな。

異界へと繋がる門

ここでの異界は辺獄を意味するはず

どうやらソリスティアでは、100年も前からフィニスの門が確認されていたようです。今回我々の旅では、旅人アルがアレをどうにかしようとした結果、中に入れるようになった気がするんですが(後述)……カイエ君って何者なんでしょうね?(今のところ情報ナシ)(門を開く呪文はどうしたんでしょう?辺獄の書はこの時からあったのかな?)

フィニスがいるならば、オルサもいたはずで、そこにガルデラがいるということは、神様連中の根幹部分はオルステラと同じだと考えられます。何せオルサが亡くなっているからこそ門があるのですから。

しかし指輪に関する逸話は一つとして現れず(マスウードの本棚に装飾品の項目があるのにね)、神々は2対1組となって聖火を守るに留まっていました。おかしい。フィニスの暴走がない。門はあるのに指輪の話が残っていない?

更に不思議なのは、あれだけリブラックがグラム→クリスと奔走し、代用たり得る光の一族がそこら辺にいるにも関わらず、NO依代でガルデラが顕現していたことです。

ここで活きるのがナナシの里の依代ですが、ダーケストがその下地を敷いたにしては、ガルデラをまるで知らないかの如くヴィーデのみを崇拝してましたよね。ここ関係あるのかなぁ?器は別に仕込んでたしなぁ?そもそもダーケストは一体どこからヴィーデの血を仕入れて孫のクロードに与えたんでしょう?クリアしてもここら辺がまるでわかりません。400年毎にヴィーデ復活を目論んでたってだけ。

ので、話を戻します。

検証①ソリスティアの門の内部

注)最後尾はヘルメスです

キャラクターたちが縦に並んでいるすぐ横のタイルを見てみて下さい。鱗のようなレリーフがあると思います。現地に行けばこの手前の門のところにもあります。

検証②カル族の遺跡

ここにも鱗レリーフが。よく見ると枠もあるようです。虐殺現場になる前は、ダーケストの悪行を伝えるための場所でした。

検証③ダスクルイン霊殿

こちらも同じレリーフだと思います。枠も同じですね。元々の用途はわかりませんが、相当大きな遺跡です。塔の土台のような場所もありました。

検証④オルステラ

原作
覇者

これまでの①〜③のレリーフと、④のレリーフとがまったく異なることがわかるでしょうか?鱗ではなく◇のような形のレリーフですよね。(門同士のタイルは同じ)

ソリスティアの門内部の基本構造と、オルステラの門内部の基本構造は、実のところほとんど同じなんですが、このレリーフが異なっていることこそが最大の差違であり、腐食や劣化よりもはっきりと別物であることを示している気がします。

また、カル族の遺跡は聖火を奉るためのものです。逆に霊殿は、ダーケストの遺骸を奉るためのもので、これらはまったく逆の立場でありながら同じタイル同じレリーフを使っていることになります。

一見不自然な統一規格ですが、カル族もダーケストサイドも“元々あった遺構を再利用していた”と考えると簡単に解決することが出来ます。

その上、これです。

初代オクトパストラベラー

ダスクバロウでの戦闘画面です。
下に見えるレリーフは、やはりオルステラの門仕様のもの。(もっといい場所があったら差し替えます)

これらのことから、それぞれの門や遺跡は、神代の時代に造られたものであり、後世の人々がそれを再利用していたと考えるならば、ポストアポカリプスでも挟まない限り、オルステラの歴史とソリスティアの歴史は重ならないと考えるのが妥当であると思います。神は同じでも世界が違う。その片鱗がこのレリーフから見て取れるのです。

もしifストーリーであるならば、門のレリーフを造った時点からの分岐、フィニスが我が子を指輪に閉じ込めなかったif?かな?
(ifだとすると相互に干渉し過ぎになるが)

『辺獄の書』の移動

さて、サブクエでお目にかかることになるソリスティア3大奇書。しかし初登場はそこではありません。オズバルド1章で出会うこの囚人の情報こそが初登場だと思います。

この人はかつて何らかの形で書に関わってそう

サブクエと併せて時系列を整理します。
(サブクエは再生機能がないため)

ソリスティアに辺獄の書が到着する(?)
ソリスティアの聖火教会に辺獄の書が保管される(?)
教会から辺獄の書が盗まれる
辺獄の書転売される
クラックレッジの学者の手元へ
主人公と旅人アルが出会う(鞄のサブクエ)

モンテワイズの司書が主人公に対し3冊の奇書に纏わるサブクエをオーダーする
クラックレッジにて学者が所持しているのを奪う
モンテワイズのサブクエが完了

なぜそこを濁す

旅人アルがモンテワイズに現れ、辺獄の書が読めないというサブクエをオーダー
判読方法を無人島で入手すると、

解読後、意味深な言葉を残して去っていく。

ソリスティアのストーリーとは無関係に、好きなタイミングで例の門を訪れガルデラを倒すと、

2冊あるわけではないようだ

とんでもない爆弾発言をかまして去っていくアル→アルフレート・ホルンブルグ→オルベリクとエアハルトのかつての主君で既に死亡しているはずの男。

覇者では辺獄でソンゾーンの横にいましたっけね?とりあえず比べてみるととても若い。下の画像のドットはおそらく死亡時基準?

私はここで全ての黒幕情報が頭から飛びました。ソリスティアへの興味が薄れ、オルステラとの位置関係、時空関係に意識が持っていかれ、イカれたまま帰って来られません。どうしてくれりゅの……(滂沱)

アルフレートにはなんらかの異能がある?かもしれないね?

3月29日追加:オルステラにおける辺獄の書の紛失が15年前だと言われていますが、前作の攻略本の年表にその部分が書かれていて、イヴォンの手元渡っていることがわかります。なので、ソリスティアへの流出が本当だとすると、その前だと考えています。

異邦とは何か

ソリスティアでは、この門に関する件以外にも「異邦」を匂わせる部分が数多くありました。

最も顕著なのは、密入国の斡旋をしている港の皆さんと、その側で難破している女帝の船(覇者のタトゥロック?)と、そこに出現する異邦のモンスター。

3月30日追記:オルステラと思しき地図が複数の町で張り出されています。密航船が出入りしている=海図があるってことなので不思議じゃないんですが、一般にも出回ってるんですねぇ?

女帝をセットにされるとオルステラしか考えられなくなりますよね?

それではご覧下さい

覇者の中つ海に出現するモンスターです。
これはもうアルフレートだけじゃないでしょう。なんらかの通路開いてるでしょう……。

さらにマスウードまでこんなことを書き記しています。「異なる世界」。海の向こう側や別の大陸でさえなく「異世界」。なんて柔軟な頭なんだマスウード……。

以上の検証と事実確認から、オルステラとソリスティアは、相互に干渉可能な「異世界」の関係にある可能性が高まったかなと思います。

もちろん細部は違うかもしれませんし、残っている謎は山ほどあります。

一体誰がソリスティアに『辺獄の書』を持ち込んだのか?ソリスティアから来ているであろう密航者たちはオルステラのどこにいるのか?プレイヤーサイドは今後、ソリスティアに出入りすることが出来るのか?そして、それを悪用(?)し覇者の時間軸に介入することは可能なのか!?!?そもそも全部私の妄想なのか!?!?制作チームのお遊びなのか!?!?わかりません!!!!

仮にこの異世界関係が“真”であるならば、たぶん半年後くらいに、アプリ版オクトパストラベラーにて何らかの動きを見せるんじゃないかなぁ???と思います。知らんけどな。(保険)

それでは長々とご拝読ありがとうございました。

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