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凍頂烏龍茶は相対的には同じではないかも

こんにちは。
茶師のbeniです。

凍頂烏龍茶は
最近の台湾では、
重捻揉のくるくるしたウーロン茶で、
さらに焙煎をかけた、
台湾茶の代表になっていて、

必ずや以前と同じ
凍頂烏龍茶ではないのです。

絶対こうだとは、
言えない部分があるのが
お茶の世界です。

で、相対性理論を考えたりしたのです。
相対性と絶対性、
という言葉があります。

相対性理論とかで有名なんですが。

絶対に正しいことって
あまりないのですよね〜

相対性理論によると、
この宇宙では

光の性質だけが
どういう条件でも
同じ速度で進む、

これだけが絶対です。

あとは
時間や空間は相対なのですねー

そういえば、
人間の心も身体も相対的であり、
しかもお互いに
深く影響し合うものなんです。

時間も人によれば
長さが違ってたり

動いてる充実した時間と
苦痛に感じる時間の長さも
違ったりします。

それはただの勘違いではなくて
相対的には正しいのだそうです。

でも、ひとは絶対を求めてしまう
そういう傾向がつよいです。

それは、安定感を求めるのが
本能だからですね。

それでも、
絶対にこうだと
言い切れることは

じつは何もないのが
科学的な事実がある
のを知らないといけないのです。

未来に関して
ある程度の予測や確率性でしかないのです。

それでも
自覚と自信をもつことができる
確実なことがあります。

それは
生きているだけで、

わたしたちは
とてつもなく大きなエネルギーの塊
なのです。

そのエネルギーの塊を
一つのシステムとして
見ているのが
漢方医学の考え方なんですね。

そして
わたあしたち人類は
宇宙の一部であるから

常に流動的に変化していく
そんな存在なのでしょうね。

台湾には
仏教や道教の信仰が実に
よく浸透しているのです

そのために占いも
できる方がじつはとても多く
普通のひともみれると言います

その中で感じた面白いことが
あります。

何を見れるのか?って聞くと
それははっきりと言わないのです

言えないからなんです

わかっている部分は
そのひとの運命

確率的にわかることなんです

で、わかっていないのは
本人の努力で変えられる部分なんです。

そういう台湾人は
たいだいお茶をよく飲みます。

お茶のエネルギーは
不思議なもので
心や精神を安定させてくれます。

大地の土、石
水、空気、湿度
霧、雨、温度

すべては
お茶の葉に中で凝縮されるのです。

人間の体液は
原始の海の成分と全く一緒だそうです

人間もある意味で
自然の凝縮した形
かもしれないと思うのです。

お茶はいろいろと不思議な効果があります。
飲まないより飲む方が身体には良いですね〜

でも、絶対にこれを直せるなんて、
言えないわけです〜

飲み方などを工夫すれば、
効果が出やすい。

言えるだけですね〜
相対的に笑

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今日は
台湾茶の凍頂烏龍茶

凍頂烏龍茶の淹れて
からのお茶葉
みどり色が薄くなっています
これも焙煎のためですね。

本当は軽〜中発酵だから
結構緑色が残るはずなので。

凍頂烏龍茶は
もう随分と前から、

台湾では、南投の凍頂山だけの烏龍茶
という意味ではなくなって

台湾全体で作っている
烏龍茶の代表みたいに
なっています〜

凍頂烏龍茶
軽発酵、焙煎をした
烏龍茶です〜

お茶葉の色は
焙煎のために茶色ですが

お茶湯の色はきれいな黄緑色
軽発酵茶の色です〜

香りがとても良いですね♪
バニラ香と呼ばれる
乳香があります

時々凍頂烏龍茶って
探しに来られるので、

実ははっきりと
これが凍頂烏龍茶ですって、
言い切れないです。

台湾のお茶事情が
変わって来ています。

いま現在台湾で、
一般的に凍頂烏龍茶、と指しているのは

こういうクルクルとした、
重捻揉の烏龍茶さらに
少し焙煎をかけたお茶です。

美味しいから
良いですね
細かいことは。笑

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