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紅花ノベルズ

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ごく稀ですが、何か物語風なものを書きたい衝動に駆られるのです。これは私の前世のせい?おそらく前世は夏目漱石。(←な訳ねーだろ!) ※画像は角川書店『文豪ストレイドッグス』(ヤング…
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#ミステリー

罪深き救世主①

 人類は数千年に渡り家畜と共に暮らし、利用し、管理し、それを糧としてきた。  あなたは見…

罪深き救世主②

2  理一と藤原はラーメン屋を後にして駅へと向かっていた。  彼らの前を如何にも営業マン…

罪深き救世主③

3  その『例外』が見つかることもなく、理一はちょうど十二年目の八月十一日を迎えた。  …

罪深き救世主④

4 「本当か?!!」  理一の声は家中に響き渡る。休日の朝であることを考えると、おそらく…

罪深き救世主⑤

5 「お兄ちゃん! お店予約したからね。お金の準備は大丈夫だよね」 「いくらだよ!」 「三…

罪深き救世主⑥(最終話)

6 「何のことだ? 作り話って?」  理一には妹が口にした言葉の意味がまるでわからない。 …