アンドラ公国のアブサン
アンドラ公国ってどこ?
って聞かれるとどこだっけ?
ってなるような場所。
『スペインとフランスの間にある国だよ』って言ってもそんな国あったっけ?っていう存在。
そう、フランスとスペインの国境ピレネー山脈の山中にある人口8万人の小さな国アンドラ公国。れっきとした独立国。
なぜこんな国が独立してるかというと
Wikipediaさんに書いてあるので気になる方は見て欲しい。
ここで書きたいのはアンドラ公国には
二つのアブサンが造られているという事
① 両サイドのラベル印字あるのが
創業1937年の
Destil.leries Andorra A. Huguet i Fills.
②真ん中の真緑の毒毒しいのが
創業1956年の
DESTIL.LERIES EL SERRAT
↓下記ホームページ
10月初旬にバルセロナにて所用があり
アンドラ公国近いのでレンタカーを借りてちょっくら行ってきた。
1つ目のアンドラアブサンである
1937年創業の
Destil.leries Andorra A. Huguet i Fills.
ここはアブサンだけではなく
ジン、パスティス、ポワール(洋梨ブランデー)、キルシュ(チェリーブランデー)、アニス酒、各種果実リキュール等たくさんの種類を作っている。
そして二つ目の蒸留所へ車で移動。
創業1956年の
DESTIL.LERIES EL SERRAT
ここは先ほどの一つ目の蒸留所と違って多角経営をしている。
レストランや雑貨屋も蒸留所の周りで営んでいる。
小型蒸留器もたくさん販売している。
各種様々なハーブリキュール、果実リキュールを作っている。
そして
ここの蒸留所では量り売りができる
BenFiddich用でアブサンを詰めてもらう
ではなぜ人口8万人のアンドラ公国にアブサンがありそこそこ定着しているのか?
①例えば隣国アブサン大国フランスでは
1915年〜2000年代初頭までアブサンは禁止
然しながら隣国であるスペイン、アンドラ公国では製造、飲用も禁止されていなかった。
フランスとの隣国アンドラ公国のアブサンは需要があったのだ。
②アンドラ公国はスペイン文化圏の影響を強く受けている。
故にスペイン文化圏の伝統酒の一つとしてアニス酒文化がある。それの影響もありアブサンなどはすんなり国民的にも受け入れられる代物であるだろう。
日本ではあまり飲まれる事のないアンドラアブサン。しばらくはBenFiddichにもあるので飲みに来てください。
それ以外にもアンドラアマーロ、アンドラアニス酒、アンドラミントリキュールもあります
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