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企業DC との上手な付き合い方を考える

みなさま、こんにちは。
記事にアクセスくださってありがとうございます😊

今日は、企業DCとの付き合い方について、私個人の過去のお話をしたいと思います。

写真の猫ちゃんは近所のノラネコちゃんで、勝手に興味津々ですが、全く近寄れない仲の間柄です。

この記事は、企業DCとどう付き合ったら良いかわからない、でも、なんとなく興味がある という方におすすめ記事です。

結論は、企業DCは、株式インデックス運用中心、ほったらかしでよく、未経験なりにリスク商品も入れて初めてみたらよい です。(注:資産が企業型DC以外もあり、他でバランスを取っている場合)

企業DCで株式を買って放置すると、どれぐらいになるのか?

私は12年ほどDCの加入者なんですが、実はずっと中身は株式100%です。DC内での高度なリバランスらしいこともほぼしたこともありません。掛金の割合変更と、スイッチングは操作に興味があってやったことがある程度です。
マッチング拠出不可の100%事業主負担掛金で、今日DCアプリでみる残高は、今年の株高も影響して、掛金より2倍以上。
60歳まで引き出しもできないし、掛金の自己資金追加も減額もない、特別な投資能力・知識はないけど、ほぼ放置しかできない。でも、だからこそ、それなりの資産運用っぽくなる、それが企業DCの世界だな と思います。

どういう経緯で、とりあえず株式100%にしたのか?

企業DCが開始されるよ というときに、投資信託とか元本確保型の説明を聞いたけど、ほぼ理解できない無知な状態でした。
たまたまその頃、図書館で読んだ本で、ファンドは、手数料の出来るだけ一番安いやつで、インデックス、国内株、外国先進国株 50%に分ければよい という説明を見て、じゃあ、それにしてみよっかなと決断。軽すぎる動機で指図、そのままにしておいたのが、当時。国内株、外国先進国株50%づつでという説明は、今となっては当時の国内50・海外50の型を推してた山崎元さんの記事を見たのかも知れません。(その後全世界株の台頭により、トレンドは全世界なのはご存知の通りですが。)

当時を振り返ると、今のように全世界インデックスは主流ではなくて、世の中ではグローバルソブリンと呼ばれるファンドが大人気らしい と聞いていました。グロソブ、、今とはってはお目にかかることはなかなかないですが。。

DCではとりあえず、世の中でよく知られた名前のファンドもないし、(指標を見る目が無いだけなんですが)どれ選べばいいか素人で全く分からない、なんだか不思議な世界だなー とかノー天気なことを考えてた記憶もあります。

DCは大怪我しないと割り切る

我ながらなかなかの無知っぷりが溢れてましたが、よく分からないなりに、他で貯蓄で持ってる部分あるし、DCではまあまあリスク取ってもいいはず、と言う点だけは正しそうな選択だったのかもしれません。

DC加入者は約800万人らしいですが、40%の方は元本確保商品 定期預金商品だけを買っているそうです。よく分からない物には近づかない、とにかくDCなんかに気持ちを奪われたくない、それはそれでわかる気がします。また導入当時の投信セミナーで、DC内でバランスを取ったポートフォリオの組み方が推奨と言う事も影響してるのかも知れません。

一方で、DCは、無理しようとしてもできないので、詐欺に遭うような大怪我もできないのも特徴です。なんせ、もっと掛けたいとおもっても、追加入金も自由にできません。

まとめ

企業DC、それは、、
60歳まで引き出せないから時間がある。→長期
毎月の掛金をせっせと会社が振り込んでくれて掛金は自分のお金でさえない。→継続しやすい
ドルコスト平均の買付しかほぼできないので入金・売買のタイミングも図る余地もない。→タイミングの分散
ファンドしか買えない→投資対象の分散
口座開設の複雑な手続きなく、気がついたら開設されているレベル。→ラク

なかなかかわいいヤツだな という感想で、今回は終わりたいと思います。

お読みいただいて、ありがとうございました!




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