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J お花を想う

これまでにまずお墓、お葬式、お仏壇に対するわたしが想うこと。そのあとお線香(香)、おろうそく(灯)に触れたので、残すはお花(仏華)です。

おろうそくの灯りが智慧なら、お花は慈悲と教わります。ほとけさまがわたしに慈しみの心を届けてくださるということです。

おりしも今日は春分の日、家の近所のお花屋さんも園芸専門店もホームセンターも、春の花がにぎやかに店頭を飾っていました。もちろんお彼岸のお中日でもありますので、お寺にお参りすると境内の墓地にはたくさんのお花がお供えされていました。住職によるご法話では、仏教はインドで生まれたがお彼岸は日本だけの行事だとか。わかりやすく言えば、仏教強化週間みたいなものだとか。

太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の時間が等しくなります。暑さ寒さも彼岸までと子どもの頃に教わりました。よく言ったものだと思います。仏華は、歓喜(かんきではなくかんぎと濁ります)を表すということを最近YouTube法話で聞きました。慈悲にしても歓喜にしても、今日の街の中を見渡せば、説明は無用ですね。

東日本大震災あと、毎日毎日ブラウン管から流れていた「花は咲く」の歌詞をネットで読みました。慈悲にしても歓喜があらわれていました。YouTubeで一曲聴きました。ほんとうにもう、説明は無用です。

今日も東北で地震がありました。どうか、ご無事で。