最終回? 無事ふられました。
こんばんは。id_butterです。
ちょうどこの記事↓を書いたあと、胸がざわざわし始めた。
離れていく感覚。
急に、YouTubeをつけるとこの曲が流れ出すようになった。
嫌いではないけれど、特に好きな曲ではなかった。
それなのになぜか執拗にレコメンドされる。
そして、流れるとなぜか涙が止まらなくなるのにはまいった。
意味がわからない。
特に気になる歌詞もなく、描かれるシーンにも心当たりがない。
毎日毎日昼夜関係なく、とにかく眠い。
そして、ある時ふとつけたYouTubeの占いが刺さった。
背中を風がヒューっと通り抜けた感じがした。
なんとなく、どうしても、そうなる予感しかしない。
まさかね、でも。
そして、これ↑を書いた。
どんどん、彼が遠くに感じるようになっていくわたしがいた。
なんなら、ちょっとどうでもいいとすら思った。
怖い。
なぜか一人になりたい。
その二、三日後だった。
ハッキリと、ふられたい。
唐突に思った。
彼が遠くなっていくのが怖くて、それと同じくらいすべてを投げ捨てて自由になりたかった。
結果、なんかの話がこじれて、出てきた彼の台詞はこうだった。
なんというか、話は唐突で、前とつながってなくて無理やりだった。
彼も無理をしていたのかもしれない。
それか、彼も言わされているのかもしれない。
その後、一日くらい逆上して、でも立ち直った。
それ以来、躁鬱状態を繰り返している。
その間の脳内が、少しおもしろいので書いてみる。
逆上が終わって、中の人たちがものすごく勝手なことを言い始めたのだ。
言われてみれば、そうなのだ。
あれだけ狂おしかった気持ちはもう綺麗さっぱりなくなっていて、彼を思っても胸は痛くなく、会いたいという気持ちもなかった。
思い浮かべても遠くに感じる。
自分に、逆にショックを受けた。
ぐうの音も出ない。
…えぇ、そうですね。
すると、次の人がまた喋りはじめる。
…げ。まじか。
わたし、こんなこと思ってたん?
なんて返そう。
と思う間もなく、誰かが会話にカットインしてくる。
へ?
…そういえばさみしくもなんともないな。
たしかに困ってないし笑
なんならさっきも笑ってたし、今も幸せなんだった。
振り返ってみると、お姉さんは呆気にとられて泣き止んでいた。
どういうことかというと、わたしが異動したときに道は分かれていた、といいたいらしい。
現実の道そのものというより、何に価値を置くかということ。
わたしは自分の気持ちを大事にし続けた一年間だった。
一方、彼は違った。(別で書けたら書く。)
その違いにわたしはずっと苦しみ続けてきたのだ、とこの女性は指摘しているらしい。
そう、わたしはたしかに苦しんでいた。
付き合っていないのに遠距離恋愛しているような感じ。
その間に、わたしも彼も変わった。
当たり前だ。
隣にいないまま、例の注射を打つかどうかという選択から何からすべて反対を選択し続けているのだから、いつまでも隣にいるわけがない。
あのときすきだったひとは今もういない。
いつの間にかいなくなっていた。
それに気づいている人も、わたしの中にいたのだ。
嘘?と聞くと、自分に嘘つくひとはダメだよ、と即座に返された。
彼は例の注射を打ちたくない、と言っていて、最後まで打たなかったけどある日打つことを決断した。
けれど、打たなかったわたしを批判することもなかったし、わたしが打たなかった事実を周囲には知られないようにしていたと思う。
たとえば、そういうこと。
以前の彼はいつもそのような二つの選択肢の間にいた。
今の彼は、きっと今のわたしとは反対側にいるんじゃないかと思った。
前からそうだったのかもしれないけれど。
そう思っていたから、彼を遠くに感じていたのだ。
けれど、彼を遠くに感じたくなかった。
彼を好きだった昨日の自分を続けていたかった。
自分が歩く地図上のどこかにいたはずの彼が消えてしまうことが心細い。
ちゃんとふられる前は、自分の中から彼への執着は消せたと思っていた。
でも実際にふられてみたら、違った。
やっぱり、体験しないとわからないものだ。
思ったより執着を捨てられず、かと言って思ったほどのショックを受けられない。執着は、彼へのというより、過去の自分への執着だった。
中途半端な、道半ばのわたし。
それでも、一年前のわたしならこんなに早く立ち直れていなかったはず。
一週間も経っていないけれど平常運転なのだ。
彼の名前の右側にある×印をクリックしたら、あっさりと彼はわたしの前から、そのチャットからいなくなった。
泣きたい気持ちはなくて、スッキリしてしまったことにさみしさがこみ上げる。
いないのは、あのときすきだった彼だけではなかった。
あのときのわたしももういないのだから、同罪だ。
流れる涙は誤作動でしかない。
ちょっと前のわたしとちょっと前の彼と全部がもう存在していないのに。
はぁー。
ため息をついたら、最後に彼にこだわり続けるひとが出てきた。
どうしても彼がいいらしい。
彼しか、ダメらしい。
どういうことよ?
このひとは、どうしても彼がいいんだな。
でも、相手のあることだからさ。
ふられちゃったのよ、ごめんね。
言い訳しようとしたわたしを、すんごくキレイな白くてふっくらしたお姉さんが遮る。
だから、誰よ?笑
展開がスピーディーなのは自分と向き合うことに慣れたからだ。
そして、このイベントはわたしがわたしのために起こしたものだと確信している。
表面に見えている現実は、正直どうでもよくなってきた。
現実ほど不確かなものがあるだろうか。
でも、新しいひとには別に会いたくない。
恋はもう当分いいです。
続きはないけれど、補足を書く予定です。
彼しかダメだという女の子とか、彼が選んだ道のこととか。
書けるかな?しんどい。
5秒前で止まれたら痛くないのにね。
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