Mr.セロリ氏とのケンカ
こんばんは。id_butterです。
セロリさんは、以前どこかで書いたわたしの先生だ。
彼とケンカした、というかわたしが一方的に悲しくなっただけなのだけど。
わたしは、彼のもとで学びながら、少しだけ彼のお手伝いをしている。
ボランティアで、わたしにできることをしている。
対価を得ようとしたことはなかった。
わたしは彼のためにというより、自分がやりたいことをやっていたからだ。
そのことで、彼とすれ違って、悲しくなった。
Lineで「モヤモヤする」と送った後、返信が来たけど「でも何にモヤモヤしているのかわからないので今は話したくない」と返した。
あー、なんだかよくないことをしてしまったと後悔したけれど、発言は取り消せない。けれど、この状態のままLineをすれば余計によくないことが起こるのは目に見えている。
そこから、セロリさんの怒涛のラインが始まった。
けれど、それは言い訳ですらなく、傷口をおし開き、なんなら抉るような発言の数々が続き、最後はボイスメッセージで終わっていた。
攻撃ではない、彼はずっとわたしに謝っていた。
わたしは単なる生徒のひとりなのだし、自分で気持ちを整理してからちゃんと話すと言っているのだからほっておいてくれと思い、ボイスメッセージは未読スルーのままスマホを放置した。
翌日は彼の講座に出席し、顔を合わせたけれど、目をあまり合わせられなくて、帰りも遠くから会釈して退散した。
大人げないとは思う。
けれど、わたしにはスルーできないことで、答えも出ないままで、どうしようもなかった。
その翌朝はもうだめだった。
体がとてつもなく重く、腹痛にうめく。
そもそも、年末の別の出来事がきっかけで気分が落ちていたところにだめ押しだった。
言われた内容と自己嫌悪と色々な感情でぐちゃまぜで、なんでそもそもこんなに弱ってるのかもよくわからない。
そうこうしているうちに、またLineがきた。
今度は、週末に別の講座の集まりがあるから来ないかとのお誘いだった。
行ってもいいのだけれど、そんなに突然子どもの預け先は見つからない。
しょうがないので、メールすることにした。
もうのばせない。
メールをしたら、すぐに今度は電話をするから、とLineが来る。
そして、電話がきた。
正直無視しようかと思った。
なぜかというと、涙が止まらなくてどうしようもなかったからだ。
なんで泣いてるのかもよくわからないのに、それを人に知られるということにものすごく抵抗があった。
でも、まぁ出た。
泣いていることも速攻でバレた。
それで、わたしが考えているのは誤解だという説明を受けて、まぁそうなんだろうなと思った。
電話しているのにまったくわたしがしゃべらないので、何度も「この電話繋がってる?」と言われる。
しゃべらないというより、しゃべれないのだ。
何にも思い浮かばなかった。
こういうときに誰かと話したことがなかったからだ。
何を言えばいいのか全然わからない。
いつもひとりで解決してきた。
どう思ってるの?と言われたので、わたしは「あなたのせいではないと思っている。」と言った。
すべてはわたしの問題で、責任だと。
だから、ちょっと時間が欲しかったし、何かをしてもらう必要はないと思っていた。
そう話した。
彼はそれでも、「話してくれてよかった」という。
そうなのだろうか。
そうなのかもしれない。
けれど、話さなくても話しても、どっちにしろわたしはお腹が痛い。
電話を切った後、やっぱりお腹が痛くて、気絶するように寝てしまった。
セロリさんはわたしの人生にとって重要人物だ。
そういうひとがいることはありがたいし豊かなことだと思う。
けれど、そういうひとが増えるたびに、こういうことも増えて、しんどい。
しんどい、ともらしたわたしに人生はしんどいよ、とセロリさんは返す。
僕もバターも発展途上だからね、と。
進んでいるのかもわからないし、進みたいわけじゃないといいたい。
けれど、とりあえず今日を生き延びた。
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