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お医者さんも旅をしています

旅の自粛と不謹慎。

オミクロン株なる言葉を一日に何十回と聴きます。あまりに気分が悪くなりテレビを消し、新聞も読まなくなりました。芸人バリの医者があちこちのテレビ局を渡り歩き、興奮気味に、なんだか嬉しそうに「最大級の警戒を」と煽る中で、現場のお医者さんたちは何を思うのでしょう。

私のところにあるお医者さんからSNSでメッセージが届きました。

「旅に出ています」

見ると、ご家族と一緒に海を散歩している様子。砂浜を子供達が駆け回っているのでしょう。「この2年、家族をどこにも連れて行ってあげられなかったから」「高萩さんのYouTubeでの発信に背中を押してもらった」

まさか私がお医者さんの背中を押して外に出るきっかけを作ったなんて、ちょっと驚きでした。

この2年。自粛警察なる言葉が流行るほどに、

自粛せよ
わきまえよ
常識がない

そして、

今、旅に出るなんて不謹慎だ。

マスコミが煽れば煽るほど、社会全体がそちらの方向に向かっています。でもね、少し考えてみてください。お医者さんも人間です。お医者さんにも家族がいます。休みの日は家族と気分転換したいはずです。

お医者さんはロボットじゃない。休まないと死んじゃいます。死なないにしても、ご家族とのかけがえのない時間を奪う権利は誰にもありません。

旅をしましょう。

私たちが意外と知らないこと。お医者さんも、実は普通に旅をしています。電波芸人のようなコロナ専門家に私たちの人生を振り回されるのだけはごめんです。私のところには、

旅するお医者さん旅する看護師さん旅する学校の先生

から、旅先でのリポートが続々届きます。さすがに今、SNSにあげたら何を言われるかわからない。

でも、

出かけていますよ、みなさん。コロナがエボラのような死の病だったら、日本寿司会の会長さんだって美女とご飯食べに行かないでしょうし、政治家も資金集めパーティーはしないはずです。みんな、わかっているのです。

ただ、「今はおとなしくしていた方が得策」だから雰囲気に従っているのです。自分の人生は誰かのものではありません。

「我慢して生きるほど、人生は長くない」

あなたの人生を、あなたがどうするか決めましょう。
旅は最高の心と体のリハビリです。


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