日本が変われる千載一隅のチャンス
千載一隅
「千載」は千年のこと。
「隅」とは思いがけずでくわすと言う意味で
千年に一度、思いがけず訪れるほど
二度とない良い機会のこと。
海外に仕事で出かけると
帰路の機内では
いつも同じ気持ちになるのです。
「日本は本気で変わらないと
そろそろヤバい。」と。
働き方改革が言われますが、
そんなことは30年前から
言われ続けています。
私が20代の頃から形式的な
ノー残業デーはありました。
「残業をやめよう」とか
「有給休暇の取得率アップ」とか
政府が音頭を取ることでしょうか。
そんなことは、国家が指導すること
ではありません。
18時にお父さんが子供と一緒に
自宅で食卓を囲めない社会。
そんな社会=会社はおかしい。
それだけの話です。
求人票に
「うちは子供が熱出しても休ませません」
「奥さん(旦那)の誕生日には年休取れません」
と書いておいて、学生の参考にして貰えば
一発解決です。
税金を使って、政府が有識者会議など
開かなくて済むのです。
人生において、
本当に大切なことを
学校も親も、ましてや
上司も教えてはくれません。
誰が教えてくれるのか。
そう、旅が教えてくれるのです。
手前味噌のすごい変化球でしょう。
●旅することで人が生きる意味が判る
私たちの日常の生活範囲は
実はとても狭いのです。
旅をすることで、視野が広がります。
疑問が沸きます。
「旅は冒険」です。
冒険のない人生などつまらない。
私は「旅は人生そのもの」だと信じています。
松尾芭蕉や伊能忠敬や
薩摩の英国留学した若者たちは、
旅することが人生そのものでした。
だから、
五感のアンテナをフルに立てて
小さな旅で良いから
たくさんの旅をして欲しいのです。
あてがいぶちではない旅を。
新型コロナが落ち着いたら
旅をして、
あれこれ考えてみませんか。
薩英戦争にやぶれた後、
薩摩の若者は、日本を良くするために
長い長い旅をしました。
そして、旅で学んだこと、考えたこと、
その次の彼らの行動が日本を変えたのです。
大げさな話だと思うかも知れませんが、
社会を変えるのに自分が
「優秀」である必要などありません。
むしろ、優秀は邪魔かも知れない。
誰かの元気や笑顔に貢献できること。
仕事を通じて、
世の中が、ちょっとでも良くなること。
優秀かどうかなんて関係ありません。
必要なのは「情熱」です。
やるぞ、という想い。
日本に足りないのは情熱です。
●日本人よ我慢してはダメ
変化が大嫌いな経営陣、役員、
ぶらさがる管理職。
大組織は賞味期限の切れた
レガシーを総入れ替えできません。
変化に弱いということは、
ディスアドバンテージです。
資本力があり
大きな組織で
意思決定に時間が掛かる。
日本以外の地球はエキサイティングです。
日本は静かです。みんなが忖度して
静かにしています。
一回だけの人生です。
自分の人生の主導権は、自分で握り、
自分が描く道を歩いてみませんか。