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若い人にアドバイスを求める


私たちは何かを人に聴きたい時、
年長者の意見を聴こうとします。


「部長はどう思われますか?」
「先輩はどう考えますか?」


私も経営のことで誰かの助言を
受けようと考えた時は、

・自分よりも年長で
・当社よりも事業規模が大きく
・売上も伸ばしている社長さんに


助言を求めることが普通でした。

とはいえ、
その助言はこれから先の
ミライに役立つものでしょうか。

失礼を承知で言えば、
(私を含めて)
年長者の経験は「昔」の話です。

昔成功した話、
昭和の時代の武勇伝。

会社を大きくした話、
徹夜で仕事した話、
シェアを奪い取った話。


新型コロナの蔓延は
経済には大打撃です。

私は旅の仕事と
講演や研修の仕事を生業としています。

不要不急、いらないと言われて
おとなしくするしかありません。

1年かかるか、
3年かかるかはわかりません。

厳密に言えば
ウィルスを撲滅することは不可能でしょうから、
コロナと共に生きていく世界になります。

そこで見える景色は、
恐らくこれまで見た風景とは全く違うものになるでしょう。

未来を創る。

それは若い人の役割です。

私たちはどうしても
過去の経験が邪魔をして、
若い人の意見に素直に耳を傾けることができません。

もしも私たちにわからないことがあるなら、
今を生きている
若い人に助言を求めるべきなのです。

柔らかい頭で、
手垢にまみれていないフレッシュなアイディアを
たくさん出してくれることでしょう。

私たちはそれを頭ごなしに否定するなどという愚挙には出ずに
「どうしたらそれが実現するか」を側面支援しましょう。

コロナ騒ぎは地球にとっては特段大きな問題ではありません。
たまたま人間界にとって都合の悪い話なのです。

地球に住まわせて貰っている生物の一つにすぎない。
そのくらいの謙虚さからやり直したいと考えています。

高萩徳宗



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