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管理職の3つの不要

先週、今週は西に東に。
今、新幹線で名古屋に向かっています。

電車での移動は貴重な読書の時間。

手袋のソムリエ、江村 典子(株式会社扶双)さんから紹介して頂いた、

「アント・フィナンシャルの成功法則」

から印象に残った言葉を。

アント・フィナンシャルを
ご存知の方はいらっしゃいますか?

中国の決済システム「支付宝」を
運営している会社で本社は中国の
杭州です。

日本でも百貨店などのレジに
「支付宝」のステッカーが
貼ってあります。

日本人には馴染みのない
決済システムですが、
中国では使ってない人はいないでしょう。

11月11日(独身の日)には
決済金額がVISAを超えたそうです。

さて、
まだ読み終えていないのですが、
印象に残っているキーワード。

それは、アント・フィナンシャルの
管理者の「3つの不要(禁止事項)」。

「話し合ったのに決定出来ない」
「決まっても実行しない」
「充分討論しても半分しか決まらない」

この「3つの不要」に抵触したら
管理者は管理能力なしと
判断されます。

日本では、

「ぜひ、お話を伺いたい」

と、おじさんがゾロゾロ事務所に
やって来て、名刺交換をすると、

部長、部長、課長、課長、係長…。

2時間以上、情報やノウハウを提供して、
さて、いつから始めますか?

と聞くと、

「社に持ち帰って検討します」

おーい、
ここには決裁権者はおらんのかい。

持ち帰って検討して、
実行に移した会社はこの20年、
一社もありません。

アント・フィナンシャルが
飛ぶ鳥を落とす勢いで伸びたのは、
やはり、
「決めて実行したから」です。

本を読むと創設期の主要スタッフの
誰もが成功を確信していたということが
伝わって来ます。

今、日本の古い組織で
「成功を確信して決定し、行動に移せる」
管理者、いや経営者はどれくらい
いるのでしょうか。

成功するかしないかは、
意外とシンプルな法則に従って
動けるかにかかっているのですね。

成功を確信していないリーダーに
スタッフはついて来ませんよね。

そう、
自分に言い聞かせています。

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