有名無力　無名有力

お世話になっている熊本の経営者から年末のご挨拶ハガキが届きました。

しばらくお会いしていませんが、
定期的にハガキを送って来てくれます。

メールも電話も良いのですが、
郵便受けに入っているハガキを
読むとき、独特の力を改めて感じます。

ハガキには、

有名無力　無名有力

と、書かれていました。

私が社会に出た頃は、
有名有力　無名無力でした、間違いなく。

大きな会社、有名な会社こそ立派。
親も親戚も学校の進路指導の先生も、

「◯◯に決まったの、良かったね」

有名な会社に入れば誰からも祝福されました。

時代は変わり、
一部上場企業が大規模リストラを
次々と発表しています。

都市銀行はネットバンキングに変わり、
広告は地上波からSNSに移り、
ネットがあれば旅行代理店もいらない時代。

大学に行く価値を見つけ、
学ぶ目的が明確な人ならともかくとして、

なんとなく、周りが行くから
親が行けと言うから

では、数年後大変なことになります。

会社訪問や新卒にこだわることに、
現状にはもう意味をなさないことは
わかっているのに、やめられないのです。

若い人に伝えたいことは、
間違っていてもいいから、
自分の頭で考えること。

有名は無力です。
今、あなた方の大先輩である
おじさんたちは、有名な会社の名刺が
あるから仕事をできています。

名刺から会社名と肩書きを取って、
それでも生きていける人は、
そんなに多くはありません。

逆に考えると、この激動の時代は
千載一遇のチャンスです。

資本力も知名度もない、一人の個人が
グローバルに打って出ていける。

若いと言うだけで、
可能性は無限大です。

有名無力　無名無力。

やりたいことは迷わずにやりましょう。
失敗なんて、かすり傷以下です。

以下の動画も良かったらご覧ください。

・若いと言うだけで可能性は無限大（YouTube）
https://youtu.be/joFbZlxndQ4