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情報発信は大きな海原に出ること

クリエイターの発表の場、noteは上質なユーザーが多く、
執筆したコラムを世に送り出して嫌な思いをすることは、
ほとんどありません。

身内の勉強会メンバーに向けたコラムも同様です。
もともと価値観が同じ人が集まっていますから、
反対側の視点で意見表明があったとしても、
バトルになるようなことは皆無です。

私は文章を書くとき、
いつも特定のどなたかをイメージして
手紙を書くようにコラムを書いて世に送り出します。

そしてやや粗削りでも、
喜怒哀楽を隠さずにリアリティを大切にして
お届けしています。ご迷惑かも知れませんが、
読者の寛容に甘えて、カッコつけずに書いています。

「どなたが読んでいるか」顔も素性も見えていない
中で、伝わらないことも少なからずあります。
私は、

・個人や特定の組織の攻撃をしないこと
・このメールで傷つく人がいないかに注意すること
・上から目線でないこと

には気を付けていますが、批判や苦言が届くことがあります。

●『何かをすると決めることは、海に出ることと同じ』

糸井重里さんが、テレビのインタビューで口にしていました。
航海に出る以上、困難は避けられない。
あとは、どれだけ本気なのか、だと。

私のコラムを自ら読んでくださっていると言うことは、
仮にも私に興味や関心がある訳です。

そして、コラムを楽しみにしていたら
突然、自分が受け入れられない内容のメールが届く。

「こんなひどいことが良く言える・・・。」

どっかーん。そんな感じです。

「反省させると犯罪者になります」の書評には
感情的な反論が飛び込んで来ました。

怒り心頭、
かなりな剣幕のメールを知らない方から頂きました。


●論破するのではなく、返信、反論して来た背景を考える

見過ごせない、やり過ごせないと思って、嫌われる覚悟で
反論するのですから、よほどのことです。

私は正直、弱い人間なので、「めんどくさいなあ」と、心の中で
思いながら「これも修業か」と、丁寧に向き合って、返信メールが
書けるようになりました。

私も大人になりました。

先のすごい剣幕メールも、
私としては模範解答で答えたのですが、
更に返信が来て、重ねて説教をされました。

この本を書いた著者もあなたも間違っていると。
(紹介した本はとっくに読んでいるとのことでした)

とてもまじめな女性の方とお見受けしました。
「あなたの日頃の仕事ぶりについては評価するが、このメーマガジン
だけは許せない」と。

おお、怖い。なんか上から目線だし。

全面降伏しました。下手に何かを言うと、更に怒られそうです。


●ジャンクなメールもたくさん来ます

最近、割とアウトプットしているので、なんだかなあという問い合わせも
たくさん来ます。
3年前から開設している「サービスの本質塾」YouTube動画のコメント欄は激しく炎上しています。

SNSやIT全盛時代、前後の文脈がない問いあわせや感想が増えていますが、これは時代の流れと受け入れるしかないのでしょう。
千本ノック、一緒に頑張りましょう。

なぜ頑張ったほうが良いかと言うと、波風を立てて人を傷つけてしまう
こともあるのですが(傷つけて良いとは思いませんが、聖人君子はいない)
嬉しいこともたくさんあるからです。

「ああ、コラムを届けて良かった。また明日も頑張って書こう。」

コラムの感想を頂くと、とても嬉しいのです。
書いている私が励まされることもたくさんあります。

何もしない、波風の立たない人生よりは百倍面白い人生です。

高萩徳宗

私が思い切り波風を立てているYouTubeチャンネル
「サービスの本質塾」
よろしければご覧ください。

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