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冒険思考で古い考えを手放す

日本人が、というと主語が大きすぎるので、
私を主語に話を進めてみます。

私たちは日々の暮らしの中で
さまざまな思考に囚われています。

その中の最たるものが、

年齢。

もう歳だから
この歳になって
棺桶に片足を突っ込んでいる

だから、
早く若い人に譲ろう。

最近の私の口グセです。

さまざまな社会のメインステージは
若い人にバトンを渡すのが正解。

ここは間違えてないと思います。

では、
私はこれからどうするのか。

これまでの知見を次世代に伝承する。
そう考えていたのですが、
私の20年前の経験など、
令和の次代には恐らくほとんど役に立ちません。

それよりも、
新しく若いフレッシュな脳みそと行動力で、
どんどん思いついたことを行動に移して欲しい。

では、私は?

この答えを、私はカナダビクトリア大学の
ダン教授から頂きました。

先週、明治大学の菊池教授、町田教授の
ご紹介で、カナダビクトリア大学のダン教授と意見交換をするご縁をいただきました。

アイルランドにルーツを持つカナダ人の
ダン教授は、私がやって来たこと、これから
やろうとしていることを冷静に分析して、
的確なアドバイスを下さいました。

そのアドバイスとは、

「もっと視野をグローバルに持った方が良い」

でした。

私は仕事柄、海外に足を運ぶことも
ありますから、割とグローバルな感覚を
持っているつもりでいました。

ところが、いざ、私が運営している旅行会社の
これからを考えたとき、その未来への設計図に明確にグローバルな思考を重ね合わせていたかと言うと疑問です。

旅行業界
旅行代理店
旅行業法
業界の慣習

私はこれらに反発しながら、
顧客視点の旅を企画しているつもりですが、
まだまだ「古い思考」に自らが
どっぷりと浸かっていることに
改めて気づかされました。

自分では自分のことはわからないものですが、
ダン教授曰く、私の会社がやっていることは
まさしくイノベーティブであり、
あなたの会社のアドベンチャーを
これからも応援したいと。

アドベンチャー=冒険なら年齢は
関係ありません。

規制や古い体質、思考と闘っていると
考えると疲れますが、
新たな冒険にチャレンジしているのだと
思えば、ちょっとワクワクして来ます。

足元をしっかりと固めながら、
来年からの冒険にチャレンジして行きます。

自分がやっていることが冒険と言う認識は
なかったので、この視点は私のこれからの
行動の基準になりそうです。

若い人の邪魔をするのではなく、
若い人と共に切磋琢磨しながら、
新しいことに向かって行きます。

高萩徳宗

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