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日本の終わりの始まり

日本はとにかく生産性が
低すぎて、欧米諸国はもちろん
アジアの新興国にもGDPで
抜かれまくっています。

生産性が低いというのは
純粋に国の死を意味します。

がむしゃらに働いているのに
家族を養えるだけの
給料が貰えない。

日本に外国人が押し寄せているのは
アジアの中でも日本は相対的に
物価が安いので、
中国はもちろん、台湾や
シンガポールの人から見ても
「来やすい国」になっているのです。

中にいると気が付きませんが、
牛丼は1000円
100均は300均
セブンのコーヒーも300円くらいに
しないと、従業員にまともな
お給料は払えないでしょう。

私の友人が、求人サイトを
見ていたら、空港のカウンタースタッフを
募集していて、
時給1100円だと驚いていました。

早朝深夜の勤務があり、
わがままな顧客に怒鳴られ、
欠航や遅延などの
強いストレスと向き合い、
英語を使って、1100円って…。

日本は終わっています。

・変化できるならチャンスはある

生涯現役だと言いながら
70代、80代の現役会長が
現場を押さえつけている会社に
勤務しているなら、
早く次を探したほうがいいです。

稟議書のハンコの数が
3つ以上ある会社もやばいです。

現場に権限移譲できていないのですから。

シリコンバレーや
中国では
「日本企業は意思決定が遅すぎる」
と相手にしてもらえなくなっています。

「本社に持ち帰って検討します。」

はエストニアでも通用しないそうで、
今、エストニアのスタートアップ企業は
日本企業の観光気分の視察お断りだそうです。

見に来て終わり。
その後、連絡もないそうです。

こんなスタンスは、グローバルでは
意味不明です。

とは言え、
既存の仕組みやカビの生えた価値観を
すべて手放し、
すべてをゼロベースで考えられるなら
チャンスは無限大です。

日本の岩盤規制と既得権がリセット
されるにはもう10年くらい掛かるかも
知れませんが外圧があれば意外とベルリンの壁ならぬ鎖国日本の壁が崩れ落ちるのも
早いのかも知れません。

・変化は行動からしか生まれない

私はすぐに動くタイプなので
1%の可能性があればアクションを
起こしますが、
世の中には石橋をたたいても
永遠に渡らない人もいます。

それでも、
泥舟はある瞬間に突然沈むよ、
そして沈没する直前に船長や役員だけは
一目散に逃げて行きますよ、と伝えておきたいです。

10年で起きていた変化が1年で起きる時代です。

すべての既存の価値観を、
一旦リセットするくらいの勢いで
大胆に変化させて行くのは経営者の
責務です。

腹をくくれない経営者は、
結局は自分だけがかわいいのです。
(嫌われたくない、いい顔をしたい、まだ大丈夫だろう・・・)
家族や社員を見捨てているに等しいのです。

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