見出し画像

【BOSJ30】全日程を終えて【総括】

※5/28 BOSJ30優勝決定戦のネタバレを含みます
 まだ未視聴の方はご注意ください

準決勝・決勝 試合結果

5/26 国立代々木体育館

〇マスター・ワト - マイク・ベイリー
エル・デスペラード - ティタン〇

5/28 大田区総合体育館

〇マスター・ワト - ティタン

優勝者

マスター・ワト

優勝決定戦を振り返って

まずは、マスター・ワト選手優勝おめでとうございます
でもお話はティタン選手から。
ジャベ・ロープワーク・飛び技 そして蹴り。
さすがはCMLLのスター、すべてが一級品でした。準決勝から明らかに
ギアを上げてきたように思えますが全てに感嘆の声が出てしまいました。
序盤はジャベを主体としてペースを握ってからコーナーへの行き過ぎランニングラリアットを狙いましたがここはうまくいきませんでしたね。
1つ目のターニングポイントはティタンの飛び技に対してワトのハイキックが入ったところでしょうか。両選手ですが、デスペの動きや展開を学んで実用している感じがしました。それだけのリスペクトということでしょう。
2つ目はやはりティタンの連続飛び技ですね。ラ・ケブラーダからのトペ・コンヒーロでしたが、かなり飛びましたね笑。特にケブラーダはかなりの浮遊感があったので体重乗ってたと思います。ここから徐々にティタンによっていきました。オーバーヘッドキックやスイングDDTと畳みかけていき、仕上げの背中へのランサー→ジャベ・インモルタル。画面からでも伝わる地響きのような歓声はすごこったですね。
しかし、今のワトにはこのペースを180度変えられる技がありました。
"通天閣ジャーマン" これは、今見ても声が出てしまうほど高いですね…
ジュニアヘビーながらすさまじい出力を持っていますね。
ここから形成逆転のワトがとどめの通天閣ジャーマンからのレシエントメンテⅡで1.2.3。
マスター・ワト選手の逆転勝利でBOSJ初優勝を飾りました。

この試合ではティタンの継ぎ目のない滑らかなムーブが一級品でした。
それも決まった型ではなく試合ごとに変わるのでスターです。はい。
ワトの勝因はタフネスだったと思います。ティタンの飛び技やキックの
コンボを受けても大事なところで回避したり返したりというところが見られました。私的にはワトはまだまだ発展途上だと思います。
序盤のレスリングや試合中のアイデア、マイク・バクステコメントなどなど
まだ伸びしろがありますね。何が足りないかって自信がつけば伸びてくると自分は思っています。BOSJ優勝してその次は、、
IWGPしかないでしょうね。DOMINIONが楽しみですね( *´艸`)

BeLLY的 出場者総評

期待以上の活躍を見せてくれたジュニア戦士 3戦

①エル・デスペラード
 BeLLY的な今大会のMVPです。それも圧倒的に。
 開幕前会見で述べた"なんのサプライズもないまま優勝する"
 この発言通り、それ以上の質を試合で見せてくれました。
 後述しますがヒロムとデスペはこの過密なスケジュールの中でメインを
 多く飾りました。負担は計り知れないものと思えます。
 開幕戦の金丸戦でボルテージを最高まであげてから、落ちることなく
 すべての試合で最高品質のストロングスタイルを見せてくれました。
 ワトやロビーの頂点を狙っている実力者には意地の勝利を見せ、
 アキラやクラークなどの若手には相手の土俵で受け止めてから実力を見せ
 ての勝利。そのどれもが、説得力のあるいい試合でした。
 私の中ではヒロム以上の実力の持ち主だと思っています。
 これからはNEVER戦線に挑戦しつつ、ジュニア界隈の棚橋のような高く
 厚い壁として、君臨してほしいと願っています。

②高橋ヒロム
 デスペと並んでメインを数多く務め、3連覇中の覇者として多くのファン
 を魅了したと思います。ヒロムの試合はやっぱりアツくなる試合を見せて
 くれるんですよね。負けはしましたが最終戦のVSティタンやVSリオ、
 メインでのTJPなど対戦相手の引き出しを開いてなお勝つという試合が
 多いと思います(同ユニットの鷹来選手もですね)。その中でも石森戦での
 アクシデント後の行動に胸を打たれました。ケガによるドクターストップ
 で引き下がるなんとも痛い、悔しい、そんな感情で下がる石森に対して
 しっかり声をかけていました。あの試合が何もなく進んでいたら…
 それは、近い将来ジュニア王座をかけてみられるのではないかと思います

③田口隆祐
 最後は意外(?)かもしれないファンキーウェポンです。
 今大会は何度も申しているように、過密なスケジュールによる試合時間
 の短縮化が避けられなかったのだと思います。もちろんこれは選手が悪い
 わけはないです。会社側としてもやはり今後のスケジュール的に最善を
 尽くしたスケジューリングだったと思いますが、その中で強烈なインパク
 トを残してくれたのが、ファンキーウェポン改めシリアスウェポンな田口
 でした。これほどまでに短時間で濃縮な試合を見せてくれるのかと感心し
 ました。中でも開幕戦のVS石森、VSヒロムは面白かったです。
 勝手に折り返しくらいでケツを出し始めるのかと思ったら、最終戦まで
 我慢しました。その分、ハマった感がすごかったです。
 ドロップキックマスターとしての田口隆祐が見れて、着地したら結局
 ヒップマスターで大会を締めた田口にはエンターテイナーとしての魅力
 を感じました。まだまだ、IWGPジュニア狙っていけますね。
 まだまだ衰えるのは先の話のようなので、今後に期待しましょう。

おわりに

短いようでアッという間に終わったBOSJですが、年々レベルが上がってきているのは明らかですね。実際今大会も誰が優勝するかわからなかったですし、決勝カードがティタン-ワトなんて誰が予想できたでしょうか。
ただ、悔やまれるのは石森の負傷欠場とデスペラードの準決での足の負傷ですね。こればっかりはコンディションを整えても整えきれませんね…
(この過密スケジュールを裸足でこなしたベイリーはバケモンです。)
来年以降はBOSJをG1と同格レベルの規模にしてもいいと私は思っています。
G1では見られない場外鉄柵なしのフライヤー決戦が見れるわけですからね。
今大会では悔しくも飛躍ならなかったDOUKIやダン・モロニーには今後も期待しながら6月の激動のプロレスライフを送っていきましょう。

今後はDOMINIONやFORBIDDEN DOORⅡについての妄想を更新していきたいと思います。その他にも自分なりに初心者🔰の皆様に向けてのコンテンツも更新していきたいと思いますので、スキやフォローお願いいたします。

それでは、はぶあグッとふぁん!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?