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雪辱を果たすべく挑んだ全国の舞台。2度目の挑戦で掴み取った接客日本一。

こんにちは!ベルパーク採用広報担当の高村です。
今回はスペシャル企画として「接客No.1グランプリ」に関する内容をお届けします。

当社に入社される方の中にも「入社後は私も接客グランプリに出場したい!」という声の多い大会ですが、本記事は実際に「接客No.1グランプリ」に出場し、昨年度、見事優勝を果たした社員に当時の心境について取材し作成した記事となっております!

接客No.1グランプリに興味がある!
もっと自分の接客力を磨きたい!

そう思っている方にオススメの記事となりますので、ぜひ最後までお読みください!

ではさっそくいってみましょう!


▼ 今回紹介するのはこんな人

お名前:ハルナさん
・2021年度 初出場(全国大会出場)
・2022年度 2度目の出場(全国大会優勝)

ー 経歴 ー
前職:美容師(スタイリスト)
2020年 1月 ベルパーク 中途入社
2023年 1月 副店長昇進 


▼ 出場のきっかけ

ハルナさんが初めて接客グランプリに出場したのは2021年、今から約2年前のことでした。

きっかけは当時の上司から言われた

「ハルナさんを、接客No.1グランプリの出場者に推薦しておいたから」

と言う一言。

もともと人前に出るのがあまり好きではなかったハルナさんは、

「どうして自分が出場しなければならないんだ・・・」

そう思いながら、始めは渋々参加したのがきっかけだったそうです。

しかし、いざ予選が始まるとハルナさんは持ち前の接客力で順調に勝ち進んでいくことができ、初出場ながら気が付けばなんと、全国大会にまで駒を進めていくことができました。

ハルナさんのポテンシャルを見抜いていた当時の上司も流石ですが、初めての大会で全国まで勝ち進んだハルナさんは本当にすごい実力の持ち主だったんですね。

この頃にはハルナさんにも心境の変化があり、
ぼんやりと

「もしかしたら優勝できるかも」

「ここまできたからには優勝したい!」

そんな気持ちを抱きながら、はじめて全国の舞台に挑みました。

しかし、惜しくも願いは叶わず・・・。

約一年間、何十時間も練習に費やしてきたハルナさんでしたが、本番では自分が思い描いていた接客をすることができず、力を出しきれず終わってしまったそうです。

「悔しい・・」

そう感じながら周りを見渡すと、同じく敗戦した人たちの会話が聞こえたそうで、

「頑張ったよね」

「悔しいけど”やりきった”よね」

といった声が聞こえてきたそうです。

それを聞いてハルナさんは

「私は力を出し切れなかった。」

「これがずっと嫌な思い出として記憶に残るんだろうな。」

そう思ったそうです。

そして翌年、2022年。

「大会の開催を待っている自分がいたんですよね。」

ハルナさんは前回の雪辱を果たすべく、
今回は自ら志願して2回目の接客No.1グランプリへの出場を決めました。


▼ グランプリの練習内容

まず始めに、接客No.1グランプリは地区予選、地区大会、全国大会という構成で進んでいき、各選考過程で接客ロールプレイング(以降:ロープレ)が行われます。

そのロープレは毎回出題テーマや制限時間も異なり、次第に難易度も上がっていきます。

ここからは全国大会で優勝を果たしたハルナさんが各フェーズごとに、どのような意識のもと練習に励んできたのかを簡単に紹介していきます。


 ー 地区予選に向けて

地区予選の難しいところを尋ねると、それは「相手に(何かを)伝えること」だといいます。

地区予選はZoomによるオンライン形式で行われる為、リアルと比べて伝えられることに限りがあり、その点がとても難しかったといいます。

「ダラダラとこちらが話したいことばかり話しては、お客様を退屈させてしまう」

「お客様の感情に合わせた表情作りも、画面越しではなかなか伝わりづらい」

こうした点には苦労したそうです。

そこでハルナさんは、自分の表情やリアクションが画面越しで見た際でもハッキリと変化しているかどうか。それは笑顔だけでなく、お客様の不安や不満、悩みの気持ちを汲み取るような表情もしっかり表現できているかどうかを第三者に協力してもらい、徹底的に磨き上げたそうです。

その結果、ハルナさんは難なく予選を通過することができました。


 ー 地区大会に向けて

地区大会では、ロールプレイング時間が予選時よりも長くなり18分間になるようで、まずは18分間で何を伝えるか台本や構成を考えるところから始まります。

台本を作ることについて尋ねると、

「18分間って結構長いので、何もベースがないと何を伝えたいのか分からないロープレになってしまうんです」

とのこと。

さらにお客様からの質問を想定し「どのタイミングでどのツールを見せるのか」だったり、時間やお客様の反応を想定して「どのタイミングでご提案を切り出すのか」など、細かいところまで意識を向けた練習を行ってきたそうです。

18分間の台本を覚えるだけでも大変な作業ですね。

ある程度形にできたタイミングで研修部の方にロープレを披露すると、講師陣からは「間」の取り方が早すぎて、「お客様に食って掛かっているような印象を与えている」と指摘をもらったそうです。

そこで今度は自身の接客の「間」の取り方を徹底的に意識した練習を行いました。

しかしこれがなんとも難しかったそうで、「間」を少しでも取りすぎるとテンポやリズムが悪くなり不自然。「間」の取り方が短すぎてもいけないということで何度も何度も練習を行いました。

ー 最も苦労した点はなにか

優勝を目指し、たくさんの練習をしてきたハルナさん。
練習ではどんな点に一番苦労されたのかを聞いたところ

「自分が理想としている姿と、現実の自分の姿のギャップに苦しんだ」

といいます。

漠然と「こうなりたい!」という理想はあるが、どうすれば良くなるのか分からず、自分の中にある理想像に届かない現状にずっとジレンマを感じていたそうです。

そこでハルナさんは研修部に相談をしました。

すると、

「ハルナさんは声がそんなに高い方じゃないから、落ち着いて見えてしまうんだよね」

「声を高くしろという訳じゃないけど、落ち着きすぎて見えるから今のままだと舞台映えがしない」

と指摘され「なるほど、確かに」と思ったそうです。

それからは、意識を手振りや身振りに向けるだけでなく、発する言葉一つ一つに向け、徹底的に「一つ一つのセリフ」を磨いていったそうです。

練習の甲斐あり、理想の接客にまた一歩近づけたハルナさんは無事に2度目の全国大会出場の切符を掴むことができました。


 ー 全国大会に向けて

いよいよ前回の雪辱を果たすべく進んだ全国大会でしたが、全国大会本番に向けた最後の調整期間ではどのようなことをしたのか尋ねると、

「これ以上練習しても、もう上手くなれないな」

と感じていたそうで新しいことは何もしなかったそうです。

ハルナさんにとってその時がもうレベルアップの限界を迎えていたのか尋ねると、そうではありませんでした。

ハルナさんが気が付いたのは、

「自分は本番にとても強いタイプだった」

ということでした。

ハルナさん曰く本番が始まると、

「頭の中のスイッチが切り替わり、頭が冴えて、練習以上の演技やトークができてしまう。」

「その結果、実力以上の力が発揮できる」

といった体験がこれまでもあったそうです。

▼ 本番当日

 ー 当日の心境について

今回は2回目の全国ということで、どんな心境で朝を迎えたか尋ねると、やはりベルパークの代表として出場することに大きなプレッシャーを感じていたそうです。

前日の夜は不安で落ち着かず、夜中に一人ロープレをしたり、寝不足になってはいけないと思いつつも寝付けず夜中に目が覚めてしまったり、不安な夜を過ごしたといいます。


しかし、いざ朝を迎えると一転。

不思議と気持ちは落ち着き緊張感も湧かず、かえって「私大丈夫かな?」と妙な気持ちになっていたそうです。


そしていよいよ開会式。
ロールプレイング本番へ。

司会者よりロールプレイング開始の合図が告げられました。



 ー ロールプレイング終了




「やり切った・・・」


前回は力を出し切ることができずに終わってしまった全国大会でしたが、今回挑んだ2度目の大会では力を100%出し切ることができたそうです。

それどころかやはり本番に強かったハルナさん。

練習の時以上に”ノっていた”そうで、いつも以上のパフォーマンスを発揮できたといいます。

そして、ロールプレイングを終え、舞台袖から控え室に戻ると、すでに演技を終えた出場者から拍手で迎えられたそうです。

そしてそこで緊張の糸が解け、

「終わったんだ・・・」とホッとして

「やれることは全て出し切った。あとは結果を待つだけ。」


そう思いながら、結果発表の時を待ったそうです。


▼ 表彰式


いよいよ表彰式が始まり、自信はあったんですか?と聞くと、ハルナさんは

「正直すごく怖かったです」

「でも力は出し切ることができたから、これでダメならもう無理だと思っていました」

と話します。


そして、いよいよ順位が発表され、
3位、2位、そしてついに・・・




優勝は・・・!




▼ グランプリ授賞式





「夢でもみているのかと思いました(笑)」







名前を呼ばれた時、素直に嬉しかったんですが、全然実感が湧いてこなかったんです。



でも一緒に出場していたベルパークの2人が私の方を見て号泣してくれていて、それを見て、


「ああ、私、優勝できたんだ」


と時が止まったような感覚で、ハッと気がつくと涙が溢れ出ていたそうです。

当時を振り返っても、ハルナさんにとってこの出来事は人生トップクラスに嬉しかったことだといいます。











▼ 接客グランプリを終えて


グランプリを終え、今どんな気持ちなのか聞いてみると、

「寂しいです」とのこと。

具体的にどういうことかと聞くと、ハルナさんは約2年間、接客グランプリ優勝に向けた練習を欠かさず行ってきたため、それがなくなってしまったことで、部活を引退した時のような感覚にあるといいます。

ただ、この大会に出場したことによって、これまで話すことがなかった他グループの仲間ができたことや、大会に出場する社員は、やはり接客レベルが非常に高い人たちの集まりの為、その中で2年間一緒に練習してこれたことが、自分を大きく成長させてくれたと話します。


「接客グランプリに出て、本当によかったです!」


▼ これからについて 

グランプリの経験を通じて、今後また新しいことにも挑戦していきたいと話すハルナさん。

これまでの経験を活かして今後は採用活動や研修の講師など、機会があれば人材や育成に携われる業務にも幅広くチャレンジしていきたいと話します。

また、今は副店長としてスタッフを指導する立場にあるハルナさんですが、店舗では接客No.1グランプリの経験を元にスタッフに

「こういう提案はやめよう」

「こういうところに気が付けるようにしていこう」

と指導しお客様に安心してきてもらえるショップ運営を目指しているといいます。

きっとハルナさんなら思い描く理想のキャリアショップを作れることでしょう!
これからのハルナさんの活躍にますます期待が持てますね!

こちらの記事はここまでとなります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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