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居心地がよい 居場所

2泊3日の合宿が終わった。

あっという間だった。本当にあっという間だった。

合宿というものは実はあまり好きではなくて、やや心配もありながらの参加だったが今までの合宿で間違いなく1番楽しい合宿だった。

これまでと何が違ったのか考えつつ、旅の軌跡を振り返ってみようと思う。


多分初日のお風呂の時間のあたり。
あ、これ、カルテットの4人と同じことを私たちはしてるんだ。そう思った。その時このセリフが脳裏をよぎった。

「私たち、同じシャンプー使ってるじゃないですか。

家族じゃないけど、あそこはすずめちゃんの居場所だと思うんです。

髪の毛から同じ匂いして、同じお皿使って、おんなじコップ使って、パンツだってなんだってシャツだってまとめて洗濯機に放り込む家じゃないですか、そういうのでもいいじゃないですか」

カルテット 第3話

洗濯機は使っていないけれど、私たち同じシャンプー使ってるよ、そうだよ、って心の中で思うなど。

家族じゃないけど、ご飯を作って食べて、同じ家で過ごして、シャンプーもみんなで同じの使って。あそこは確実にみんなの安心できる居場所だったんだな、と今振り返っても思う。

普段の合宿ってだいたいホテルをとって、決まった時間に朝ごはんが出てきてみんなで食べて、大浴場なり部屋にあるお風呂なり好きな方に入って。という感じで、時間がかっちりしていることと「レールから外れちゃいけない感」がすごくてとてもストレスがたまる。

今回はみんなの気分で決めて、みんなでやることやって。というゆるい関係性がとても良かったのだと思う。
人は衣食住+酒でぐっと距離が縮まるものだ。

またやるのだとしたら、そのときもホテルではないコテージのような場所がいいのだろうと思う。

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(ここまで書いていつの間にか寝てたのでここからは翌日に加筆)

合宿の振り返りで「居心地」という言葉がたくさん出てきた。上にあげたセリフにも「居場所」と出てきているけど、多くの人の居場所になるような場になっていたのだとしたらとても嬉しいと思った。

就活でも、「チームで仕事をする上で大事にしたいことは何ですか」と面接で聞かれた時には必ず、「そのチームにいる全員がこのチームにいて居心地がいいと感じることです」と答えていた。人生のなかで大事にしたいことだからだ。

居心地にもいい悪いの評価は色々あるけど、「なんかホッとするな」「ここでは素がだせる」などの言葉がみんなから出てきて本当にホッとした。

研究室に入ったときから、「みんなが大人になってもあんなことあったな、って思い出せるくらい居心地の良い研究室にしたい」と思っていて、それが今日少し叶ったかもと思えた。

幸せな日だ。

幸せといえば。今もまだあのコテージのふかふかの布団の感覚がこの身体から離れなくて、寝る時に毎日思い出してしまう。
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P.S.

とある人と別の内容で話していた時に「ジョハリの窓」が出てきて、これまさに今日言ってたことだ。とおもった。

4つの窓があるが、合宿中全員の4つの窓が自然に開かれそれを当たり前に受け入れていたのか、と気づいた。

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