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ベルが居ない日常 慣れてきたつもりでいた ベルの 重さ 温かさ 毛の感触 息 声 目力 … いろ…
彼女が居ない。それでも時は流れて、生きていく。 専業主婦の自分。 彼女が来る前、ど…
彼女を一番思い出してしまう。 彼女を一番感じてしまう。 夕飯の支度。 彼女は何処に居ても…
自分の人生 白馬にのった王子様が迎えにくるとか 恋人がサンタクロースとかそんな夢や想いを…
ベルと散歩していた駅に向かう途中の公園。 行きに何匹かワンコと遭遇。 極力近づかなくてよいように抜けた。 前を歩くトイプードル連れたおじさん。 伸びるリードをカバンにつけて リードは手に持ってない。 嫌だなぁ。 追いつきたくないな。 すり抜けて、無事、なんとか駅に向かえた。 帰り道、またあの公園。 何も考えずに歩く。 何も考えないなんて、ベルが逝ってからやったことがない。 何も考えない。 ベルが居た頃の日常。 彼女が逝ってから いつもベルと関係ないことをアレコ