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Meet my Roots 2019 ~尾道にて~ [2019年制作記事]

この記事は、2019年6月24日(月)にアメブロに投稿した記事を転載したものです。

唐突ですが、僕の好きなバンドに「ガガガSP」というのがおりまして。

2000年代初頭の一時期に青春パンクなんて流行ったことがありました。
そして世にいう青春時代というものが僕にもあって、そのど真ん中をその青春パンクの曲たちが駆け抜けていったわけです。


当時大変イケてなかったカースト底辺系男子だった僕は、彼らの歌うイケてないやつの恋の歌のようなものにまあ酔いしれておりまして。

自分を重ねてはイヤホンから流れてくる曲に涙していたものです。
(多分このころMP3プレーヤーが出始めたような気がします)

彼らの曲は僕の人生に対して結構な影響を与えていたし、ダメな自分を肯定する口実・・・というと語弊がありますが、自分を受け入れることができるようになりました。


つばさFlyの宮沢野乃香さん。2016年9月グループ解散。

それから結構な月日が流れてアニメやらアイドルやらの曲を聴くことが多くなっても、たまに彼らのライブに行ってました。
また、2015年5月に神戸で行われたフリーライブ「COMIN' KOBE 15」では、当時推していたアイドルグループ(「つばさFly」って言います)が出演したこともあり、そのヲタクと一緒にガガガSPを見に行ってボロ泣きしたりしてました。


そんなガガガSPのTwitterをフォローしていたんですが、今年になって初期の曲(2000年代前半)だけやるツアーをしてるというのを見たんです。

それでチケットが取れそうな場所はどこかなと探してみると、今まさに通いに通いまくってる瀬戸内、広島の尾道っていうじゃないですか。


もちろん即購入です。


2019年6月 尾道駅前にて撮影


そして2019年6月2日。やってきました尾道。

尾道はSTU48の「風を待つ」MV撮影地ということもあって、去年2018年12月、今年4月と来ております。
しかし今回は完全にライブ目当てであり、開演の30分前に尾道に着くという体たらく。反省はしていない。

というかアイドル以外で遠征するなんて初めてじゃないだろうか、、、


ライブハウスは駅から徒歩20分ほど。
まだライブハウスがどういう場所なのかよく分からない頃の自分のようにワクワクしながら、少し速足で向かう自分がそこにいました。

こんなにライブ前に心躍るのはどれぐらいぶりだろう。


今回は17:30開演でバンドがガガガSP入れて3組。

1組目が終わったところで荷物もスマホも時計も全部クロークにあずけ、STUのイ申テレビで当選したTシャツを身にまとって、改めてフロアへ。

当然だとは思いますがガガガSPがトリでした。


3組だけだし転換も含めれば20時には終わるかな、まあ遅くとも尾道発20:47発の列車に乗れば福山から最終名古屋行きの新幹線に乗って終電で地元に帰れるし、多少余裕あるでしょ…


そう思っていた時期が僕にもありました。


終わって荷物受け取って時計観たら21時5分でした。


まさかの尾道で終電逃し、、、


とはいえ、久しぶりのガガガSPだったしライブハウスで圧縮されまくって汗だくでライブ見るのが本当に久しぶりで、ただただ楽しい以外の感情がありませんでした。

しかも懐かしの初期曲ばかりで殺しに来てて最高でしたよ、、、あの頃のガガガSPがそこにいた、、、


僕にとっての10代後半っていうのは結構苦しいというか自問自答を繰り返す日々でした。
まあ今もその辺りはそんなに大きく変わってはいないんですが…

同じように日々をもがき苦しみながらも「死ぬまで生きてやろうじゃないか」と彼らが歌ってくれたからこそ、自分も途中で死ぬこともなく今に至る人生があるわけで、そして価値観の形成に影響も与えてくれたことにも感謝ばかり。

そんな過去と現在と未来が交錯する、2019年6月2日のできごとでした。


ちなみにこの日は新大阪まで戻り、0時過ぎにホテルにチェックインして、始発(6時頃)の新幹線で家に帰り、5分で支度してエクストリーム出社しましたとさ。二度はやらんぞ。


【2023年追記】

二度とやらないと言っていた広島で終電逃しですが、2022年6月に推しメンことSTU48原田清花さんの生誕祭公演(広島市内)でやらかしました。

当然、またしても新大阪泊→翌朝名古屋へエクストリーム出社です。
人はなぜ同じ過ちを繰り返すのか…
(無理に名古屋⇔広島を行き来するからです)

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