見出し画像

一年が経ちました。

タイトルの通り、僕がこの「🔔(ベル)」というアカウントを作ってから今日でちょうど1年が経ちました。時間が経つというのは早いようで遅い。何とも言いづらい感覚ですが、濃密な1年間だったということには変わりはありません。今回は僕の1年間を軽く振り返っていきたいと思います。

〇初投稿

僕がpixivに初めて投稿した作品は、2020年の美竹蘭誕生日記念に書いた蘭モカSSでした。もちろん投稿日は2020年4月10日なので、正確に言うとこのアカウントが出来てからすぐには活動をしていません。元々物語を作るのは好きな方だったし、活動をする少し前から趣味で短編小説などを書いていましたが、こうして公の場に載せるなんてこと自体初めての経験でした。書いては消して、書いては消して、を繰り返してようやく完成した第1作目。今改めて見ると、勢いで書いてしまったところも所々見当たるので恥ずかしいですね。でも僕の記念すべき最初の作品ですし、今でもかなり愛があります。まだ読んでいない方がいれば、是非読んで頂けると嬉しいです。

〇合同誌に参加した

2020年の夏頃に、フォロワーさんの主催する『モブ女子失恋合同4』という合同誌に参加させて頂きました。モブ女子が主人公なので、ある意味一次創作のような……いつもとは違う感覚で書いた記憶が今でもあります。
個人的にはこの合同誌に参加した方々は本当に尊敬している人ばかりだったので、かなり緊張しました。その結果、張り切りすぎた後書きは誰よりも行数が多かったという……。初参加で出しゃばるな。はい……。(自問自答)
まあそれは置いておいて。とにかく他の方々の作品も読めてかなり刺激を受けました。良い経験をさせて頂き、ありがとうございました。

〇自分だけの本

2020年で1番大きな出来事といえば、まさにこれ。なんと同人誌を作りました。活動して1年も経たずにですよ。もはやノリで作ったみたいなところもあります(語弊)
というのもまあ、真面目な話をしますと……。元々活動開始して少し経った頃から「いつか自分で本作ってみたいなあ」とぼんやり考えてはいたんです。でも今年(2020年)はコロナで何もできてないし、来年からは就活も始めていかなきゃいけない。そのまま忙しい大学四年生を終えて、社会人になったらむしろここからが更に忙しくなる。となると本を作れるのは当分先だな、……なんて頭の中の僕はどうなるかわからない未来を妄想して、なかなか行動できずにいました。
そんなある日、僕がTwitter開設する前から仲良しのフォロワーさん(通称:🍵さん)と何気ない会話をしていると、不意にこんな流れになりました。

🍵「夏はBDP行けなかったしなあ。来年(2021年)開催のやつには参加したいよね」
🔔「まあね~。俺も一般参加で行けたら行きたいな」
🍵「え?ベルくん、本作らないの?」
🔔「……え?いやでもまだまだ未熟者だし、早いかなあって……」
🍵「参加しようよ。私が表紙描くし」
🔔「え?」
🍵「どうせだったら合同サークルにしちゃおうよ」
🔔「え?」

というあまりにも流れが良すぎる展開があり、それから数か月後に初の同人誌作成の日々が始まりました。

〇小説ってなんだよ

書き始めてから数週間、物語の軸は決まっていたので早速本文に取り掛かっていました。だがしかし、一冊の本にはどれほどの内容の濃さがあり、どれほどの文章量があるのか。その他にも、小説を作るために必要な情報、知識がイマイチ理解できていませんでした。これはまずいと思った僕は、小説を書くフォロワーさんに相談しました。
物語を展開させるコツや読者がもとめるもの、それに加えて本の作成の段取りまでも教えていただき、かなり助けて頂きました。本当に感謝していますし、改めて冷静に考えてみると「これってかなり凄い方にアドバイスを貰っているのでは?」と震えてしまいました。持つべきものは人脈……。

〇そしてついに……

年が明けて1ヵ月が経った2021年2月。素晴らしい表紙に飾られながら、僕にとって初の同人誌である『アプローズの約束』は完成しました。
いや、愛しかねェんすわ。
完成した本が手元に届いた瞬間、とてつもなく愛おしくて仕方ありませんでした。一冊を手に取ると、まるで我が子のように暖かい。小さくて(サイズの問題)今にも泣きだしそうな表情(俺)をしていました。本当に嬉しくてその日の夜は踊り明かしました。

嘘です、ようやく解放された喜びで倒れるように寝ました。

コロナのこともありイベントには参加できませんでしたが、こうして形に残すということが大事なんだと思います。なので本当に良い経験になったし、自分で本を作るということはこんなにも嬉しい事なんだと全身で実感しました。

『アプローズの約束』はBOOTHにて販売中です。買ってください(切実)

〇まとめ

現在、2021年3月。こんなにも沢山の経験をしたのにまだ1年しか経っていないと思うと、正直信じられません。それだけ楽しい日々を過ごしました。
コロナの影響で自粛期間が増えたからこそ始めることが出来たこの活動は、家族や友人、ここで出会えた沢山の人に支えられて継続できています。いつも本当にありがとうございます。
これから忙しくなっていきますが、僕は僕らしくずっと変わらずに進み続けたいと思います。今後も応援よろしくお願いします!!!

                              🔔(ベル)