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子どもには未来があるという言葉の意味

こんにちは。

医学部受験よりも芸能ゴシップに詳しい、医学部受験コンサルの鈴村です。

さて、第一弾を否定すると、次に動かぬ証拠を出してくると言われる文春砲。

当事者である安藤美姫さんは報道が出る前に、Instagramに英文の抗議らしきものをアップし、その後削除しています。

果たして?

予備校という他人のお子さんをお預かりするという仕事をしていると、子ども達には未来があること、そしてその未来は大人によって簡単に傷つけられてしまうことを痛感します。

世間には様々な虐待の報道が流れていますが、当事者の大人が悪意を持って子どもを傷つけてやろうと思うことは稀で、子どものために良かれと思って、子どもを愛しているからこそやってしまう虐待というのは、世の中には溢れています。

いや、本当は大人であっても、誰もが自分は正しいと思い、良かれと思って行動していて、その結果として他人を傷つけたり、傷つけられたりして生きているのでしょうが、大人に扶養されて生きている子ども達には、身を守る術がないのです。

それは母を中学生の時に亡くし、今で言うヤングケアラーの走りであった私には、他人事ではなく理解できます。

安藤美姫さんの今回の報道は、何が正しいかとか、実際にどうだったとかではなく、世間にニュースとして流れた瞬間に、教え子である未成年の子どもを守ってほしかったと思いました。

弁護士を代理人として立て、事実はどうあれ、大人である自分がすべての責任を負うとして、教え子には何の罪も咎もないということを、すぐに公に表明するべきでした。

それができない以上、この人に(例えば自分の)子どもを預けることはできないと思いました。

SNSにポエムを書いている場合ではないのです。未成年であり、しかも未来あるアスリートである教え子を全力で守るために、大人が動かなければならないのです。

さらにはその裏で、自分とは一切関わらないことを条件に、新しいコーチを探して紹介するところまで責任を持つべきでしょう。

それが「他人の子どもをお預かりする」ということだと思うのです。

今後どうなるにせよ、報道が出た時点で「法的措置を検討する」とかやっているようでは甘すぎです。
大人である自分はそれでいいかもしれません。でも。

未来ある子どもにとって、この報道が出るということがどういう意味を持つのか?

今一度、私自身もしっかりと自覚しなければならないと思いました。

繰り返すようですが、事実がどうとかそういう問題ではないのですよ。
未成年にとって、こうした報道が出るのがどういうことか、それを理解した上で、問答無用で即座に行動するべきです。

十代の頃から、大人の思惑に巻き込まれて、散々マスコミに騒がれてきた安藤さんならわかるはずです。

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