見出し画像

何者であるか

「何者かである」ということが、人生において必要なことだと思っていた。

簡単に言えば「肩書き」。
◯◯家だったり、◯◯会社社長だったり、◯◯リストだったり。

30年以上生きて、自分は「◯◯の人」という認識のされ方をしてない。
会社員であっても、◯◯業界に精通しているなど経験としての強みもあるだろうが、自分にはそれがない。

何者かになろうとする。
これが自分の選んだ道だ!職業だ!生き方だ!
無意識にそこを求めている。

何者かになることにこだわっている部分もある。
何者かになることでこの不安が解消されるのではないか。
何をやるにしても何者かになってからではないといけないのではないか。

そしてこれだと決めて、意識的戦略でやっていきたいと常々思ってしまっていた。

しかし人生はそう全て計算通り、戦略通りに行くものではないのかもしれない。

偶発的なことも含め、運やタイミング、そう言ったものが大きく交差しながら創られ、それがやがて「自分」として形成されていくのかもしれない。

何者でない自分に、不安や負い目、そして恐怖心もあるのも確か。
それを手放し、受け入れて進むことで何か変わってくのかなと思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?