エンジニア就活の所感2

1で就活そのものがどんな感じだったかしか書かなかったので、もうちょっと詳細に振り返ってみます。

期間

4月後半から始めて、6月後半に内定を貰ったので実質2か月かかりました。ただ就活ってフルタイムで仕事しながら、まず面談受けてー書類選考受けてー一次面接受けてー、と数社を同時並行で進めるのが相当辛かったです。しかも私は何事もなぜか詰め込みでやろうとしてしまう癖があって、一時期毎日面談面接2本以上入れていたところ、頭もメンタルも相当やられてしまいました。

こういうのは別にいくら詰め込んだからどう、と言うこともないのでむしろ転職までにかけられる時間がそこまで決まっていないなら、もうちょっと緩いペースでやれば良かったなと後悔しました。ここで言うのも大分アレなのですが、詰め込み過ぎたせいで面談を受けたのに後日面接で面談の時の様子が全く思い出せない…なんていうこともありました。。(面談→面接までに1か月近く空いたこともありますが)

面接準備

コロナ禍の転職活動自体はやっぱり企業先に出向かなくて良いので、仕事の合間に(失礼)面接を受けることが出来たのはやっぱりとても良かったなと思います。

ちなみにエンジニア職の面接準備は何をすれば良いのか最初は全然わからなかったので、面接前にQiitaとかネット記事とかで色々調べたのですが、結論これは企業によるので準備をいくら頑張っても縁がないところは受からないことも視野に入れておいた方が気が楽だと思いました。

一応参考にしていたのは以下の様なサイトです。

https://github.com/yangshun/front-end-interview-handbook

https://github.com/sudheerj/reactjs-interview-questions

例えば一番最初に受けた会社は、いわゆる開発系知識を教科書的に一問一答形式で聞いてくるところだったのですが、正直何となくは知っていても他人に詳細に説明できる様な理解度ではなかったのであっさり落とされました。(しかもネットワーク系の質問ばっかりで、自分はネットワーク周りあんまり詳しくなかったのでさらに)

会社によってはbehavior questionsしかなかったり、上の一問一答形式だったり、はたまたオンラインコーディング(その場でpaiza IO使って超簡単なループの問題を解いたり)だったり。面接する前にコーディングテストを出されたところもありました。

ちなみに結果からいうと、behavior questionsがメインの会社しか一次は通りませんでした…orz 

Behavior questions(いわゆる5/10年後の将来像を教えてください、とか強み/弱み、仕事で気をつけていることは、みたいな性格/自身に関する質問)は金融の転職でもすごくよく聞かれる質問なので、かなり慣れていたのでそれは良かったなと思います。この辺りの整理も微妙という人はまずそこはしっかり固めてから面接には臨んだ方が良いと思います。

でも基本はなぜ?をどんどん深掘りしていくことで、なぜこのポジションなのか、なぜかの会社でなければならないのか、が説明出来るようにしておくのが前提だと思います。

ただ、今回の転職はbehavior questionsばっかりだったとしても最終面接で落とされた理由がいくら考えても分からない会社もあったので、最後はその会社の人たちに一緒に働きたいという印象を持たれたかというところなので相性なのでしょう。(自分でも自社の面接をする時は、すごい優秀そうだけど性格がどうも合わなさそうな人と、ちょっと努力は必要そうだけどやる気があって合いそうな人、といたときに前者を選ぶか後者を選ぶかって、後者を選びたくなるので…)

通過率

なんだかんだ2か月の間で受けた企業数は20数社でした。面談を受けたけど、選考には進まなかった会社もあるので、それを含めたら35社ぐらいでしょうか。

書類通過率は半分ぐらい、そのうち半分に一次で受かり、結局最終面接は4社受けて1社に内定をもらいました。(面談しただけで内定くださった会社さんもありましたが)

ぶっちゃけこの通過率がかなり悪そうだったのであんまり考えたくなかったです。笑 ただ上の数字は事業会社しか入れてないので若干そのせいで通過率が悪めなのかもしれないです。(SESも数社受けましたが、面接は受けずに結局辞退しました)

コーディングテスト

上に書いた通り、これがあった会社は全部落ちたのですが、それなりにレベルが高い企業を受けるならこの対策は避けられないでしょう。

ただ私は開発経験もあまりないし、めちゃくちゃにレベルが高い企業はちょっと普通に難しいと思っていたので、データ構造とLeetcodeをちょっとやったぐらいしか対策はやっていませんでした…←

あとは宿題形式なのか、その場で解かされる形式なのかにもよりそうです。一社ライブコーディングでその場で15分ぐらいで問題を解かされたのですが、緊張しすぎて全然マトモに頭が動かずに失敗したなんてこともありました。宿題形式だとググれるという利点はありますが、それなりに時間がかかるので面倒ではあります。

ちなみにLive Coding Interviewについては以下のPrampというサービスで、希望のtimezoneの同じエンジニアを目指す人たちと練習できるサイトもあります。私が受けた中でLive Codingがあったのは一社だけで、日本だとあまりやっている会社がなさそうなイメージだったので結局やっていないですが、初対面の人と練習出来るのは良さそうです。(お互いエキスパートではないのでグダりそうなところはありますが)

https://www.pramp.com/


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