動くときもあれば、止まるときもある

ビリーバーズ広尾で事務局を担当しているくらもとみきです。新年度になって、息子は高校入学、中3になった娘も受験生だからと気合を入れてフルで学校に参加。以前のように、学校に行かない選択をしている子の母としての投稿はできなくなるのかな。。？と思っていたのですが。

高校入試に合格することと、学校に通うことは全く別だと感じ、自分が今どうしたいのかという気持ちに正直に行動している息子は、入学式を含めて３日ほど登校しただけで、そのあとは休んでいます。

受験生だから、希望する高校に合格するためにもがんばらなきゃ！と気合たっぷりに中３生をやっていた娘も、中間試験や修学旅行などで疲労がたまり、充電期間に入っているようです。
「期末試験近いし、勉強頑張らなあかんねんけどな～。やろうと思うけど、やる気が出ない。」
といいながら、自分のペースを探しているようです。

以前は、そんな子どもたちの様子をもどかしそうに見ていた夫も、
「ようがんばっとるな。無理する必要はない。」
とのんびりと見守っています。

午前中は在宅勤務をしていることが多い夫。
充電期間の娘。
次のこれやる！というものが出てくるのを待っている息子。
そして、私はリモートでお仕事をしていて。
わが家はそろって家にいることがとっても多いです。
でも、それぞれが自分のペースを大事にしようとしているので、何となく家の中の雰囲気が穏やかに感じます。

穏やかな雰囲気の中にいて、じっくりゆっくりと休めていれば、きっと次のステップは自然と見えてくる。
動いていない時期があるからこそ、見えてくるもの、感じ取れるものが、きっとある。

私自身が、いろんな気持ちを味わいきって、たどり着いた一つの大切な答えだな～なんて、最近は感じています。

ビリーバーズ広尾の中でも、同じことが言えるんじゃないかな、という気もしています。
ビリーバーズ広尾に初めて足を運んでくださった方が、
「安心できる環境なんだと感じた。」
「利用している子どもたちの表情がイキイキしている。」
という感想を口にしてくださるのは、じっくりと休むことは大事なこと、それぞれのペースでいいんだよ、というメッセージがこの場に存在しているからなんじゃないかな、と思っています。

ビリーバーズ広尾のオープンから９カ月ほど。居場所として、まだまだ成長途中だなと感じることばかりです。動くときは活発に動き、止まるときはしっかり止まって、利用してくれる子たちと同じように成長し続ける居場所でありつづけたいと、私は心から願っています。

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次回は、７月７日(木)です。

ビリーバーズ広尾☆オープンデー

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