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副業案件で差がつく!提案書テンプレの選び方・使い方、こんな間違いしてませんか?

提案書(提案文)が成功のカギ

副業で案件を獲得するための最初のステップ、それが「提案書(提案文)」です。
クライアントに「この人にお願いしたい!」と思わせるためには、内容の濃い提案が求められます。

僕が副業を始めたころ、クラウドワークスでブログ記事のライティング案件を募集していました。様々なライターさんから提案をたくさん受けましたが、そのほとんどはテンプレートを使い回したような形式的なもの。正直、印象にも残りませんでした。

提案書(提案文)は、相手の心を動かし、信頼を得るための重要なツール。使い方次第であなたの副業キャリアが大きく変わります。この記事では、テンプレートの正しい選び方と使い方、そして成功の秘訣をお伝えします。


1. こんな間違いしてませんか?テンプレート使用の落とし穴

提案書のテンプレートは非常に便利ですが、誤った使い方をすると逆効果になることもあります。以下に、よくあるミスをまとめました。

(1) 自分本位のテンプレ使用

提案書はクライアントに響かなければ意味がありません。ところが、効率重視でテンプレートをそのまま使うと、「この人、私のニーズを理解していないな」と感じさせてしまいます。

実例:
ブログライティング案件で「あなたのブログを盛り上げます!」という一般的な提案文を受け取りましたが、具体的な戦略や実績の話がなく、心がまったく動きませんでした。

(2) カスタマイズ不足

テンプレートをそのまま流用すると、「この人は手を抜いている」と思われるリスクがあります。

実例:
企業名や具体的な課題が一切書かれていない提案書が届いたことがあります。クライアントに合わせたカスタマイズ(具体性)がない提案書では、契約につながりません。

(3) 実績のないテンプレート選択

テンプレート自体が、成果を出す実績に基づいていなければ効果は期待できません。ネットで拾ってきた”成果が公表されていないテンプレ” などは、使えない文章の代表例ですね。

実例:
「採用ページを作りたい」という依頼に対し、ただのデザインテンプレを使用した提案が響かなかった経験があります。テンプレート自体がクライアントのニーズを満たしていなかったのです。

2. テンプレートを正しく選び、使いこなすコツ

(1) 実績のあるテンプレートを使う

テンプレートを選ぶ際は、成果を生み出した実績があるものを使用しましょう。ネットで探す場合も、成果を公表している信頼できる情報源から取得するのがおすすめです。

(2) カスタマイズで差別化

テンプレートを土台にしながら、クライアントのニーズに合わせた工夫を加えます。テンプレは内容が似る傾向があるため、自分なりの工夫は必須です。
例: クライアントがターゲット層への訴求を重視しているなら、そのターゲットに合わせた具体例やアプローチ方法を提案書に盛り込む。

(3) 相手のニーズを掘り下げる

表面的なニーズを満たすだけでなく、クライアントの「真の課題」に焦点を当てます。
実例: 「採用ページ制作」依頼に対し、採用広告運用をセットで提案したところ契約が決まりました。

3. 資料作成時間を膨大に圧縮する生成AI

資料作成や提案書の作成は大変な作業ですが、生成AIを活用すれば劇的に効率化できます。

生成AIの活用ポイント:

  • 構成案の提案: 提案書に必要な項目や流れを短時間で考えられる。

  • 文章のリライト: 読みやすく、説得力のある文章に変換可能。

  • 最適なアイデア提供: クライアントの課題解決に役立つヒントを提示してくれる。

僕自身、生成AIを利用することで、作業時間を大幅に削減しつつ、品質を向上させることができました。提案書を作るのが苦手な方にとって、生成AIは心強い味方になります。

生成AI活用の注意点としては、生成AIからの提案に「自分らしさ」を乗せること。生成AIが作った文章をそのまま提案文として使うのではなく、あくまでもたたき台として使うことが重要です。

4. 実例:スキルを掛け合わせた提案で信頼を獲得

事例1:採用ページと広告運用のセット提案

  • 表面的な依頼:「採用ページを作りたい」

  • 真のニーズ:「採用難で眠れない夜を送りたくない」

  • 提案内容:採用ページの構築+リファラル採用の仕組みづくりと採用広告の運用を提案

  • 成果:1名の採用が決定

事例2:イベントチラシ制作+インスタ広告運用

  • 表面的な依頼:「イベントのチラシを作りたい」

  • 真のニーズ:「事業継続のため、新規顧客を獲得したい」

  • 提案内容:チラシデザイン+インスタ広告での認知拡大

  • 成果:継続依頼に繋がり、安定した申し込みに発展。

5. 提案書の質がもたらすメリット

(1) 信頼関係の構築

相手のニーズを的確に捉えたわかりやすい提案書は、クライアントとの信頼関係を築く基盤になります。「この人なら大丈夫だ」と思わせる提案書が、案件獲得のカギとなります。

(2) 単価アップへの道

付加価値を提案することで、報酬が増えることもあります。僕自身、付加価値のある提案で通常の2倍以上の報酬を得た経験があります。

6. まとめ:テンプレートはツールであり武器

テンプレートはあくまで「ツール」です。自分本位で使うのではなく、クライアントのニーズに合わせたカスタマイズを行うことで、大きな武器になります。提案書の質を高めることで、あなたの副業成功を後押しする力になるのです。

テンプレートは手抜きの道具ではなく、可能性を広げるツール。その使い方次第で、あなたの提案は特別なものに変わります👍

案件を応募している相手は「プロ」を求めています。手を抜いた提案はプロではありませんよね^^

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