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大内砂防堰堤

鳥取県西部の砂防堰堤
大山砂防

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みどころ :でかい
      水抜き×4個
      ダブル堤銘板
完成   :昭和61年11月
⇧施工  :(株)井木組
追加工事 :平成14年3月
⇧施工  :(有)アリオン
堤高   :14.5m
堤長   :114.5m
天端標高 :499.00m
立積   :12,139㎥
計画貯砂料:100,000㎥
到達難易度:★★★☆☆
参考   :日野川河川事務所のあゆみ
      堤銘板
位置   :鳥取県西伯郡伯耆町大内

注.ここは大内自治会により入山禁止⛔に指定されています。
今回は伯耆町の担当者様を通じ、自治会長様に許可をいただき立ち入りをさせていただきました。
どうもありがとうございました。

まずデカいですな。
近年、国土強靭化の追い風もあったりして大型の物件がポンポン出来上がりましたので、令和5年現在5指に入るかどうかと言う所ですが、大内砂防堰堤が完成した昭和61年の時点では、それまで最大であった吉原砂防堰堤に次ぐ大山砂防のナンバーツーでした。

大型堰堤の良い所は、何といっても谷幅が広い事によるその展望です。
大山が画角に入ると、私のような下手ピッピでも少しだけ写真が映える…というのはひとまず置いておいてですね。
問題は、後ろにそびえる巨大な岩の塊がとても脆弱であり、常に大量の土砂を生産し続けているという事実に、否が応でも気付かされる点ではないでしょうか。

また追加工事といえば、最近流行りのスリット化や流木捕捉工の増設がパッと思い浮かぶのですが、実はこういった目立ちにくい事例も沢山あるんですよ。


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