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頑張ってるけど、成功していないひとへ

TwitterやFacebook、流れてくるNEWSで「〜〜が〜〜億円の資金調達!」「最年少で〜〜が〜〜億円でEXIT!」など他人の成功を目の当たりにするたびに、自分の心がざわつくのが分かる。

尊敬と賞賛の気持ちと、「あれ?自分はなんでそうなれてないんだろう」という自分への自己嫌悪の気持ちがせめぎ合っている。


もちろん理解している。

成功を手にした彼らもそのピークを迎えるまで埋もれ続けた苦しい時間を乗り越えていること。尋常ではない熱量で向き合っていたことを。

じゃあ、自分の熱量の矛先はどこなんだろう。どこならそんなに頑張れるんだろう。

この質問が設定された時点で、まだまだ成功のステップの一段目にもいないことをまた痛感する。


成功とは他人と違うということ。

他人と違うということは偏っているということ。

その偏りを生み出すためにリスクを取れたこと。

リスクをとっている最中も、次から次へと生まれる意思決定でリスクを取り続けられたこと。

日の目が見えるかどうかもわからない中で、その状況の中に入られたこと。

当たり前だが、成功したいならこんな風に「他人と違う自分や状況」を信じて前に進めなくてはならない。


わかっているのになぜできないのか?

それは自分の日々の行動が成功にむずびついていないにも関わらず、やった気になっているからに他ならない。

やった気になっているからなんとなく満足して今日が終わる。

でも真実として成果には結びついていないからそんな日々を過ごしても成功しない。

時間が結構経ってから、「あれ?全然成功に向かってなくね?」となる。

つまりこういうことだ。

スライド1

こういう4象限があるとして、一番大事なのはいうまでもなく右上のここだ。

スライド3

この象限で頑張っていたら、自分も周りも進んでいることが実感できるし、次から次へと結果も出る。

というか、この象限に入っていたらもはや半分成功していると言っても過言ではないかもしれない。

この象限にい続けるのは成功しているのと同じくらい難しい。

では、左下はどうか。

スライド2

ここでの行動は、普通の人ならすぐに無駄だと気づいて手を引ける。

だからここもあまり大きな問題にならない。

問題なのは残りのふたつだ。

プレゼンテーション1

成功したい人がいるのはこの2象限であり、そしてほとんどの人、おそらく99%の人は左上にいるはずだ。

私も間違いなくこの左上象限にいる。

だから成功していない。


成果とは、結果とは、行動しないとわからない。

行動し続けないと結果は出ないのだ。

なのに、私たちは宝くじを買って発表の日まで握りしめる心のドキドキさえ耐えきれず、すぐに結果の出るスクラッチくじを買ってしまう。

そしてばっちりハズレクジを引きながら、明日も売り場へ向かっているのだ。

セミナー、読書、youtube、雑誌、記事、オンラインサロン。

行動に見せかけた、成果に結びついていない、しかし何かやっている感は感じられてしまう時間の使いかた。


私なりの解決策は、

「考えて辿り着いた打ち手をしているのに、進んでいる感を感じていなかったらそれはむしろ成功に近づいている」

と考えることだ。

もしかしたら、この左下「全然成果に結びついていない頑張り」をしてしまっているかもしれない。

きっとほとんどの人はこの「進んでいない感じ」の凄まじい力に負けて途中で手を止めてしまう。

でも、成功した人は必ずこの恐怖感と戦って、打ち勝っている。

そして誰もいなくなった時にまだやっていたら偏りが生まれ、成功に近づいている可能性が高い。


成果に結びついているかどうか。

これは、答えはわからない。が正解だと思う。というかそれしかない。

少なくともこのNOTEを読んでいて、自分の居場所で戦っている人で、正解がわかっている人なんていないはずだ。

わかっていないのに戦っているからかっこいいし、偏っているし、負けてもまた立ち上がっているし、結果的に成功している。


というふうにNOTE書いて進んでる感を感じている場合ではないので、自分の事業に向き合う時間に戻ります。

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