FVTTのD&D5Eシステム3.1.1
主にシェアードキャンペーン参加プレイヤーさん向けのNoteです
3/26火曜日のセッション、3/28木曜日のセッション共に、サーバー側か回線が原因だと思われる遅延が発生していました
（特定マスに踏み込む事がトリガーになるトラップ発動等）ゲーム進行上に重大な影響のある遅延だったので、以下の対応をしました
サーバ変更
Forgeサーバを初期アジア、この半年ほどは北米のサーバでプレイしてきましたが、今回の遅延発生を受けてサーバを「オセアニア」に変更しました
レイテンシが最も良かったのがオセアニアでした
Foundry VTTのバージョンアップ
Foundry VTTの安定版の最新バージョン、11.315にアップデートしました
細部がブラッシュアップされていますが、参加プレイヤーさん側の影響はほぼ無いと思います
D&D5Eのシステムのバージョンアップ
細かい部分ですが、変更部分が多岐に渡ります
プレイヤー目線での変更部分を主に取り上げます
ツールチップ
各種機能を使用するためのボタン類の上にマウスカーソルが移動した時に、その機能の説明ツールチップが自動ポップアップします
既存プレイヤーの方は、ほぼ知っている内容のはずです
次回セッションでは表示ONでプレイしてみて、プレイヤーさんの評判によって今後も表示するか表示OFFにするか検討してみます
プレイヤー毎に表示のONとOFFを切り替える機能は無いようなので、全員に表示するか全員OFFにするかの2択です
キャラクターシート変更
キャラクターシートの配列が変わります
キャラクターのポートレートが大きくなったり、全体的に豪華です
ただし、表示には全体的により高解像度が要求されます
4Kなら全く問題ないですが、1920X1080では高さが微妙に不足するかもしれません
ラップトップでも、この5年以内のものならWQHD（2560×1440）あると思うので、ほぼ問題無いと思います
キャラクターシートの見た目は、キャラクター毎に変更が可能です
プレイヤーAのシートは新型、プレイヤーBのシートは旧型といった選択、一括で全キャラクターを新型や旧型に統一する事も可能です
ラップトップで1920X1080で参加している方があれば、旧タイプに戻すと良いかも知れません
旧タイプなら、1920X1080でも完全にキャラクターシートが表示されます
コンテナの新設
所持品にコンテナの概念が新設されました
所持品リストの上部に、バックパックとマップケース、2種のコンテナが見えます
バックパックを開くと、中に収納されているアイテム一覧が表示されます
これまでは、どのアイテムがどのコンテナに収納されているのか？という概念が存在していませんでしたが、このバージョンアップでアイテムの収納場所が明確化されます
コンテナには収納可能重量の設定も完備されています
ピックポケットの対象になったり、バックごと地面にドロップしたら重量がどれだけ軽くなるのか？等の判定が楽々になりました
D&D Beyondのキャラクターシートでは、既にコンテナと内容物の概念があったので、DDB Importerで所持品上書きをすると収納先も含めてFoundry VTTでも反映されます
ですが、各種マジックアイテム類のマクロの上書きが怖いです
できれば、所持品はBeyondからのインポートに頼らず、どのアイテムをどのコンテナに収納するのか、手動で移動してもらいたいです
AoEのターゲット選択の挙動
AoEスペルのターゲット選択ですが、これまで「敵対」フラグの対象のみ自動ターゲット選択、その後にShift+Altキーで範囲内の中立、友好トークンを選択し、セーブからダメージ判定の流れでした
今回、自動ターゲット選択の方式を細かく設定できるようになったので、オートターゲットのロックを「敵対」「中立」「友好」全てAoE内自動選択にしました
上のスクリーンショットは敵対、友好、中立が含まれた状態でCone of Coldを撃った場面です。ターゲットカーソルが別の色で表示され、AoE内の全ての対象に自動ターゲット選択が機能しています
デフォルトをこの設定にして、ケアフルで「ターゲットから取り除く時に」外す対象を選択する方法にしてみました
当面、この設定でプレイしてみます
タイルブラウザ
地面に画像データとして配置できるタイルのリスト、フリー素材から5000種ほど導入してみました
ゲーム中に、リアルタイム反映で、DM権限ですが床に上記のような素材を自由自在に配置、消去できるようにしました
窓のウォール設定
これまでは存在しなかった種類のウォール設定です
一定距離までトークンが接近するまでは、通常のウォールと同様で、視界を遮ります。トークンの「窓」への接近で、まるでウォールが消滅したように視界が通ります
密集して生えている潅木など、いろいろな状況で活用できる新規のウォール設定です
基本的には、敵との遭遇距離が「極端に近い場所」で突然発生する可能性があるウォール設定だと思ってもらえば正解です
互いに、この「窓」に接近するまでは壁で視界が通らないです
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