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【「荻」と「萩」の違いって何?? ~~】

みなさんこんにちは! 漢字の面白さを伝え続ける男kuです!

今回のテーマは「荻と萩の違い」です。

みなさん一回はあるんじゃないかな?
「あれ? おぎだっけ? はぎだっけ?」問題。

特にこの漢字は人名で使われることが多いので言い間違えてしまうとかなり失礼になってしまいますよね。

なので今回はその違いは何なのか、成り立ちの面から解き明かしていきたいと思います!

「荻」と「萩」の成り立ち

新漢語林先輩に成り立ち書いてなかった。。。。なのでネットに頼ってみました。

狄の成り立ちから、漢民族の周辺・わきに住んでいる野蛮な異民族を示しており、それが草についてだと稲が基準となって稲より価値が低い植物、おぎを示すことになったそうです。

一方で

https://okjiten.jp/kanji2695.html

秋の字を考える。すると秋は穐という旧字体を持っている。ここから考えると、秋は禾と火と亀の組み合わせで出来ている。
亀の甲羅に火を近づけることで古代の人がやった占いが行われたことから、亀の収穫の時期と、穀物の収穫の時期を表す秋を示すようになったそうです。

それが草の関係になると、秋になると白や紫色の花で群がって咲くはぎを表すようになったそうです。

なるほど。
価値の低い方がおぎで、秋に咲く花がはぎだな。。。

これ覚えられるか?

じゃあ実際に見てみよう

萩はきれいだなー、荻は地味だなー

結構視覚に訴えるのも大事だな。ちなみに萩は7~10月に咲く。荻は多年草なので年中ある。

決定的に異なる。どうやったら覚えるんかな??

火に関しての役割が圧倒的に違うんだよねー

まとめてみる

荻 火の字が蔑みの意味をもってる
  多年草
  価値の低い意味をもつ

萩 火の字は占いに関係している
  7~10月に咲く花

五十音表で見たら「お」は下にあって「は」は上にあるから視覚的に上下の格差が表れているね。
覚え方これなんじゃないかな?

みんな、五十音だ。これで覚えて。


つまり、

「荻」は、狄という漢民族の脇に住んでいた異民族という蔑まれたニュアンスから植物においても稲より価値の低い「おぎ」を表し
「萩」は、穐から吉凶を占うための亀の収穫時期と穀物の収穫の時期のニュアンスから秋に咲く植物ということで「はぎ」を表すようになった

ということなんですね!

あと、覚えるのなら五十音で。「お」は「は」よりも低い位置にあるから成り立ちの意味から推測して荻をおぎと読む感じで。。。どうでしょう?

成り立ちは、もう見てはっきりしますね!ほんと分かりやすい。

どうしても覚えられない漢字があるなら、成り立ちをこのnoteで見ていってくださいね!

では、また👋

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