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パーソナルスペース

2年前、2020年に今まで当たり前だったことが変わった。

マスクはしなくちゃいけないし、お店の営業時間は信じられないくらい短いし、当たり前に会えていた友だちとは会えないし。

知っている人みんなが、同じぐらいの不安と孤独とストレスを抱えていることをSNSで知りながら、パソコンの画面と向き合い、ぼーっとする日々が終わった。

このウイルス、私にとって一つだけいいことがあった。

パーソナルスペースが確保されること

パーソナルスペースとは、心理的な安全地帯で、他人に侵食されると不快に感じる空間のことをいいます。パーソナルスペースの広さには個人差があり、また対象との関係性や心理状態によっても変化します。一般的に、家族や恋人といった親密な相手ほどパーソナルスペースは狭くなり、面識がないまたは関係性の良くない相手とのパーソナルスペースは広くなります。パーソナルスペースが侵されると、緊張して心拍数が上がるなど身体的な影響を及ぼす場合もあります。

weblio国語辞典

映画館や飲食店、遊園地、ライブ会場、場合によっては洋服屋や雑貨屋も
他者との距離が確実に確保されている。

映画館の隣に座った人によって、映画に集中できるかどうか変わるし、自分の気の使い方すら変わる
飲食店では、ぎゅうぎゅう詰めの席はなくなり、空間がゆったりしているし、よっぽど間隣りに座られることもない
ライブも動けないくらい一杯の人なんてことない
服も雑貨も見やすい
悪いことばっかじゃなかったな。たぶん。良いことの方が多いとは言えないけど。

遊園地で人数が少なくなった分、人にぶつかることを気にしなくてよくて、並ぶ時間も少なくて、史上最高の満足度なのでは?って思うほど

日常が戻りつつある今気が付いたけど、意外と知らない人(今後関わることがないような人)が傍にいるの苦手だな。初対面で知り合った人は大丈夫。
言葉を交わすか交わさないか、かな。

マスクは、寒さ対策だけで自由に使いたいし、旅に出掛けることに躊躇いはなくなって欲しいけどね

パーソナルスペースが適度に保たれるのは、最高だったな。


ところで、保育者がマスクすると、子どもによくないって文化は、消えたのでしょうか?

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