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ココはとうきょう。vol.5

僕は東京にいるけれど、銀座も新宿もほとんど行かないので、もはや東京に住んでいるのか少しあやしい。最近の東京っぽい体験のこと。

「あのこは貴族」
おそろしい映画だった。こういう世界を東京って言うんだと思った。ちなみに僕だってZ世代にギリギリ入れるぐらいの年なので、ダイバーシティ!インクルージョン!選択的夫婦別姓!と、割と本気で思っている。けれども、それに近しいぐらい血統とか家柄とかそういったものも好きだ。好きというのは変かもしれない。時代遅れかもしれない。でも少し興奮する。
東京という場所は、万民にひらかれているし、日本のどこよりも自由だけれど、実はそういった「家」みたいなものもしっかり残っていて、それもまたどこかで日本を支えているんだ。

まあこの映画の主題はそんなことではなくて、それをとりまく人間の温かさみたいもので、好きな映画だった。

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「銀座さんぽ」
この前、ふらふらと銀座を歩いた。ここから日本がつくられたんだなぁと思うと、やっぱり興奮する。銀座といえば百貨店だけれど、たぶん江戸時代からその場所にあったもので、日本橋にはあの頃も日本橋があったんだ。地下鉄が最初にできたのはたしか上野-浅草間なんだけれど、そこから三越前、銀座と、百貨店がお金をだしてのばしてきたらしい。そんな場所にまた三井がCOREDOをつくってこれもまた興奮する。ちなみに三井と三越はややこしいけど源流は同じ三井さん。

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丸の内まで足をのばせば逆に三菱ワールド。これもまた最高。丸善本店がめちゃめちゃにデカくて、これもまた興奮するのだ。なんというか、日本の頭脳の源泉感が最高。

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「東京大学」
はじめて東大に行って、赤門で写真を撮ってきた。あと本屋に行った。入場制限がかかっていてあまり奥深くまで入れなかったけど、なんかもうすごかった。自分が過ごせなかったもう一つの人生がある感じだった。(東大を目指したことなんて一度もない。でもどこかで違う方向に舵を切っていたらそういう道もあったのではないかと思ったりする。)三島由紀夫や学生運動のことを勉強したくなる。


最後は万城目さんの東京駅の写真を。






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