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【ビールシリーズ】頼朝(反射炉ビア)

◼︎総評
ドリンカブルなポーターです。ポーターというとギネスビール(厳密にはスタウト)といったどっしり系の黒ビールを思い浮かべるが、頼朝は程よい酸味で後味にコクのある味わいが広がる。私はスタウト系は飲んでいる途中でどっしりした味に舌が慣れてしまい飲み進まなくなる傾向があるが、頼朝はどちらかというと爽やかな味わいで、1瓶(330ml)を割とスルスルと飲み切れてしまう。

◼︎ビール由来等の説明
反射炉ビアは、歴史の偉人の名前をビールにつけていることで有名。
頼朝は、東国の武士・豪族を次々と味方につけ、平家を打ち破って鎌倉幕府を築いた知名度トップクラスの武将。その政治的手腕と人材掌握力によって築き上げた先進的な組織幕府の形態は、約700年後の王政復古の大号令まで存続。英国ブラウンポータースタイルの黒ビールの伝統、ほのかに甘い香りが残る長い余韻、といった存続性を目指す意図で、「頼朝」の名をいただいたとのこと。

◼︎味チャート
酸味 3
甘み 3
苦味 3
香り 4(モルトの香ばしい香りとベリー系の酸味の香り)
炭酸 3

◼︎情報
ブルワリー:蔵屋鳴沢 反射炉ビヤ
産地:静岡県伊豆の国市
タイプ:エール(上面発酵)
ビアスタイル:ブラウンポーター
アルコール分:5%

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