太く長く生きる

よく小さい頃、大酒飲みの親戚が言っていた。俺はいつ死んでも良い様に、たくさん酒を飲んでいる。飲まない日は人生が勿体無いので作らない。

正直、これはアルコール中毒に近い状態だったかもしれない。その親戚は70歳を迎える前に亡くなってしまった。

私も親戚ほどではないが、お酒、とりわけビールが好きである。できれば残る人生で色々なビールと出会いたい。ただし、親戚と考え方が違うのは、健康を害してまでお酒を飲もうとは思わないことだ。

1番苦しいのは、ビールが飲めない日ではなく、ビールが飲めない体になってしまうことだ。ビールが目の前にあるのに、飲めない。これほど辛いものはない。

だから日々せっせとジムで筋トレをしている。太く長く。節制と暴飲の果てに、どの様な人生が待っているか、楽しみである。