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『バーレイワインってこんなビール』


おはようございます。
キッチンを本気でやって汗だくになったビアマイスター林です。
#初体験
#そろそろかな


さて、本日は『バーレイワインってこんなビール』というテーマで書いていきます。
#ビアスタイルシリーズ


バーレイワインは直訳で「麦のワイン」という意味です。通常のビールの10倍以上もの時間をかけて熟成させる「長期熟成」が特徴のビアスタイルです。
力強いモルト(麦芽)の甘みとボディの強さ、アルコール度数の高さに加えて、熟成を重ねたことによるカラメル・ハチミツ・レーズンの様な香りも感じられます。
#ビールとは思えない味

発祥国はイギリスで、
上面発酵(エール)タイプのバーレイワインというスタイルになります。
アルコール度数は12%ほどあり「ワイン」と名前がつくだけあって高めです。


ビールづくりの歴史をさかのぼってみると、バイキングの時代(中世~1000年代)につくられていたビールは濃い麦汁のみを使用していたため、すべてのビールが今日のバーレーワインのような強いお酒だったそうです。
ビールづくりが盛んになってきた18世紀の中盤には「オールド」「ストロング」「ストック」……などと表現されたバーレーワインが意図的につくられていた記録がありますが、バーレーワインというひとつのビアスタイルとして認知され始めたのは20世紀初頭に入ってから。
バーレーワインは、意外と最近確立されたビアスタイルなのです。

バーレーワインの最も特徴的なポイントは、他のビアスタイルのビールに比べて、つくるのに圧倒的な時間がかかることです。

一般的なエールビールの熟成期間は約2~3週間程度ですが、バーレーワインの熟成には半年~1年以上かかるものもあります。

ヤッホーブルーイングでは毎年バーレーワインを発売していますが、熟成には最低でも半年を要しているそうです。
その間もブルワー(ビール職人)が都度熟成の進み具合をチェックする必要があり、まさに手塩にかけて育て上げる……そんなビールなのです。
#レディを育てるように
もちろん時間をかけた分、出来上がった時の味わいはまた、格別です。


つくるのにとても長い時間がかかるバーレーワイン。飲む際にも時間をかけて楽しむのがおすすめです。

なぜならゆったりと飲んだ方が、バーレーワインの持つ魅力を存分に味わえるからです。

熟成を重ねることによって醸成されたカラメルやハチミツ、レーズンのような複雑な香りは、冷たいバーレーワインが徐々にぬるくなっていくにつれて花開くのです。
#温度変化での味わいの違いも楽しめます
ワイングラスや、ブランデーグラスのような形のグラスに注いで楽しむのが、一番ベスト!ぜひ特別な日のビールとして、楽しんでみてください。



ビアマイスター林は毎日ビールを通しての発見や考えを投稿し、日本一を目指す挑戦や活動の報告をさせて頂きます。
ビールを「注ぐ」の立場で皆様を笑顔にします。
会ったことがある人もない人も、会えるのを楽しみにしています。

それではまた明日乾杯しましょう。

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