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🍺8 東京遠征(その1)

ビールスタンド重富マスター重富です
100年続く、重富酒店を経営しながら 酒屋の店先と、広島駅で
ビールスタンド重富というビールスタンドを運営しています。
ビールの美味しさ、楽しさを伝える「麦酒伝道師」を目指しています。

今日の放送は 2020年8月12日 8回目です
今日は 深堀君との 東京遠征旅行についてお話します。


前回の放送で、長崎県立コロニーが 瓦礫の山になっていたとお話しましたが、視聴者さんからのご連絡で、運営者が変わり、今は「にじいろ」という名称でなんと、私の大学 今は 長崎県立大学という名称にかわっている こっけい大のそばに移転しているそうです。 今でも学ボラの後輩たちは 施設活動に出かけているのでしょうか?

さあ、深堀君との 1泊2日の 東京遠征の始まりです
その当時の重富は、数々の経験をふみ、車いすの方のお出かけ介助は 後輩に指導する立場。
しかし、出かけるのは未知の場所 東京です。 不安よりも、車いす介助の実力が試せると、少し天狗になっていたのは否めません。
 コロニーから、深堀君を連れだし、長崎空港へ向かいます。 深堀君は車のシートベルトでは体が固定できないので、ひもでぐるぐる巻きにした座席に。車いすは、屋根の上のキャリーに縛り付けています。 今考えれば、事故が起きた時に、深堀君をどのように椅子から降ろすのかを考えていませんでしたね…
長崎空港では、スタッフの方が手際よく対応してくださいました。持参の車いすから空港用の車いすに乗り換え、ボーディングブリッジで直接飛行機に。 機内は狭いので、なんと大きな車輪がはずれ、機内でも車いすが移動できます。座席に座り、いざ東京へ飛び立ちます!

羽田空港へ到着! なんと、ボーディングブリッジではなく、タラップを降りてバスで到着口まで移動しなければなりません… さて、どうしようと思っていた時。スチュワーデスさんが…今は、キャビンアテンダントさんと呼ぶそうですが… そのままお待ちください。 と すると、全員の方が降りたあとで、反対側の入口があきました。 そこには座席が上下するバスのような車が待っていました。 出口から、そのまま箱に乗り、箱がエレベーターのように降りて行きます。 そして、そのまま発車して搭乗口に 無事到着です。これで、羽田空港での乗り降りはバッチリ。 帰りはこの逆をすればいいだけです。
機内にあずけた車いすに深堀君を乗せ、荷物をピッキングして、モノレールに乗り浜松町。
モノレールを降り、浜松町の駅から山手線で新宿に向かいます。
ここまでは、スロープとエレベーターがあり。なにもトラブルなく進みました。ここで、第一の難関です。 山手線のホームに向かうには、階段しかありません。困っていると、ある青年が声をかけてくれました。 お手伝いしましょうか?
ホッとしている自分がいましたが… 重富の口から出た言葉は 

「大丈夫です」

なんということでしょう・・・   有難うございます。 というべきです
自分ではボランティアとして積極的に関わっています。 が ボランティアとしてかかわってもらう事になぜか 違和感 拒否感を感じてしまっています。そんな自分の気持ちを考える余裕もなく ここは、移動することが第一優先です。
今度は、こちらから声をかけさせてもらいました。 それも、どう間違ったのか、ちょっと細い感じの、ひ弱な青年です。
彼は、自然な感じで「良いですよ、手伝います」と そして、駅員さんもかけつけてくれてなんとか、駅のホームに到着しました。 
山手線に乗り、新宿へ向かいます。

第8回目の放送は ここまでです
次回も 深堀君との 東京旅行についてお話したいと思います。

おしらせです

現在重富は、クラウドファンディングに挑戦中で
一昨日 目標達成しました。皆様、ご支援ありがとうございます。 
引き続き、ご支援を受け付けていますので よろしくお願いいたします。

コロナが収束するまでに、日本中のビールを美味しくするプロジェクトです。
ネットで「カナエンサイ夢」で検索してみてください。
2020年8月末まで実施しています。よろしくお願いいたします。


「手入れの行き届いたビールは、笑顔を生み出します」
ビールスタンド重富マスター 重富がお届けしました。