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🍺11 金魚鉢の金魚と 池の金魚

ビールスタンド重富マスター重富です
100年続く、重富酒店を経営しながら 酒屋の店先と、広島駅で
ビールスタンド重富というビールスタンドを運営しています。
ビールの美味しさ、楽しさを伝える「麦酒伝道師」を目指しています。

今日の放送は 2020年8月15日 11回目です
今日は 学ボラ についてお話します。


コッケイ大の ボランティア部の先輩 3人が住んでいる
下宿「ぶんごや」があります。 私と同期の1人はよくこの「ぶんごや」にいりびたっておりました。 そこで 永瀬先輩からの 重富への質問
「金魚鉢の金魚と 池の中にいる金魚 どっちが幸せだと思う」

金魚鉢 は 餌がもらえる 多くの人に見てもらえる 安心 安全
でも、飼い主が、管理を止めたら あっというまに 死んでしまいます
池は 敵も多いので いつ食べられるかわからない でも 運が良ければ生き続ける事ができる 別の金魚に出会える可能性もある

それが、どちらが「しあわせか」という質問に どうしても答えを導き出せませんでした。

その当時、ボランティア部の バイブル的な本がありました
1974年に発行された 野上芳彦さんがかかれた「ボランティア活動入門」 
日本でボランティア元年と言われるのは 1995年の阪神淡路大震災
その当時のボランティアは、かなり日陰の存在であったことは否めません
ボランティア活動入門の書き出しには こうありました
「目の前で子どもが井戸に落ちそうになったらどうしますか、思わず駆け寄って手を差し出すでしょう。 その自然な行動がボランティアです。 持てる者が持てない者にではなく、上のモノが下の者にでもない。心の位置を捨てて…
的なことがかかれていたと記憶しています。

夜が明けるまで ボランティアとは なに? お前の考えは自己満足だ 
偽善者だ! 的な激論が 静かにかわされ続けるのです。


学ボラメンバーが集まれば、毎晩 こんな会話が繰り広げられます。
下駄御鳴らして奴が来る・・・ 的な 学生生活を地で行っていたのです。
とは言っても、いつもボランティアの話ばかりしているわけではありません。
私は、自分の車を持っていました(自分ではなく、親に買ってもらったのですが…親に感謝です)車があるので、ボランティア活動では本当に重宝しました。
よくやったのが、夜中の2時頃に 後輩の下宿を訪ね「缶コーヒー飲みに行こうぜ」と 叩き起こして、車に乗せて 1時間以上ドライブして、缶コーヒーを飲みに行くのです。 長崎の稲佐山の時もあれば、平戸に行くときもあります。

ある2月の寒い夜。後輩を起こして平戸のネシコという海水浴場にでかけました。車で約1時間です このネシコには キリシタンの悲しい過去があり、ネシコの浜で、隠れキリシタンの方が70名処刑され、海が真っ赤に染まったと言われています。その当時、海の中に十字架が立っていたと記憶しています。
2月の真夜中、星がとても綺麗でした。 そこで重富がこう言いました
「泳ぐぞ」 後輩の1名が「はい!」 と ボランティア部はあるいみ体育会系なのです。 2人とも、素っ裸になり海で遊びました。 他の数人はあきれ顔です。 っま、これが大学生ですね。
体も冷えたので、帰ろうかと…車の鍵を探しました。  「ない」
そうです鍵がないのです‥
全員 横一列になり、ネシコの砂浜を 鍵の捜索です。
なんとか見つけることができました。 その時のホット珈琲が暖かかったです。

第11回目の放送は ここまでです
次回は、こっけい大についてお話したいと思います。

おしらせです

現在重富は、クラウドファンディングに挑戦中で
先日 目標達成しました。皆様、ご支援ありがとうございます。 
引き続き、ご支援を受け付けていますので よろしくお願いいたします。

コロナが収束するまでに、日本中のビールを美味しくするプロジェクトです。
ネットで「カナエンサイ夢」で検索してみてください。
2020年8月末まで実施しています。よろしくお願いいたします。

「手入れの行き届いたビールは、笑顔を生み出します」
ビールスタンド重富マスター 重富がお届けしました。