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【カメラ#ナンバー】カメラ/レンズ記事のまとめです。www

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写真を交えて簡単に読みやすく、自分のカメラ/レンズなどを記事にしてあります。難しい解説/主張はありませんので、お気軽に見てください。www
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記事一覧

【カメラ#10】 "ヨンサンパーロク"?!?ワンコインでメンバー入り!… Zoom-NIKKOR 43-86mm F3.5

日本初の標準ズーム、ズームニッコールオート43-86ミリF3.5は焦点距離の数字を捩(もじ)って、俗に"ヨンサンパーロク"と呼ばれています。 4〜5年前、使用感のない美品がヤフオクに出品されていたところを何気なく入札したら、何と500円でウチの子になってくれました。新品の保護フィルターをAmazonで用意したら、レンズより高かった!…下克上、本末転倒レンズなのであります。www このレンズ、70〜80年代で当時の新聞記者が結構使ってましたが、"写らない!"レンズの決定版で

【カメラ#9】 "キノコ"のストロボ、知っとるケ〜www … Godox AD200

今まで仕事ではNikonのスピードライトを使ってきたが、 4〜5年前ぐらいからGodoxのストロボも使うようになりました。 Godox AD200です。日本のではないので説明書とかはハッキリ言ってよくありませんが、本体モノはよくできています。写真右の黒い長方体が本体で、充電バッテリーなどが収納されています。先端部が発光部になっていて、多種のアクセサリーが装着できます。"キノコ"に見えるアタッチメントは、そのうちのひとつです。自分はさらに本体部に持ち手を加え、左手であらゆる方

【カメラ#8】 出番の少ないエキストラ?… Reflex-Nikkor 500mm F8

このレンズは、鏡を用いて光を反射させ超望遠効果を得るMF(マニュアルフォーカス)のオールドレンズです。 反射式は天体望遠鏡の原理と同じですね。ニコン以外でも反射式レンズは発売されてました。中古では比較的安価で手に入れることができると思います。 ご存知とは思いますが、このレンズ絞りがありません。しかもF8と暗いレンズなので、フィルム撮影では"キビシ〜"シーンが多々ありました。デジタルになってからは、グッと使い勝手が良くなったとおもいます。 反射式レンズではリングボケが発生

【カメラ#7】 『Zf』 情報をチラりと眺めつつ、『Df』 ラブ継続の懐古趣味… Nikon Df

Nikon Zf 発売されて気になってますよ、フルサイズセンサーのミラーレス機ね。手元には Z7やDf があるのでまだ落ち着いていられますが、改めてDf と外観を見比べちゃいますね。 Df の中身はほぼD4と同じですから、もう古い機種の部類に入ります。フィルム時代のボディにどちらが近く感じるか、DF とZf を個人的に比較すると、外観や軍艦部まわりのダイヤル、パーツの質感など、Df の勝ちかと…。www https://www.nikon-image.com/produc

【カメラ#6】 イルミネーション撮影でのキョーレツな相棒!… FUJINON 55mm F2.2‬

さぁさぁ!イルミネーションの季節がやって参りました!!まったく、コロナで長いこと撮影の機会を待たされましたね。インフルエンザにも気をつけなければなりませんが、撮影も今こそ楽しみましょう。 自分がイルミネーション撮影する際の強い味方は、FUJINON 55mm F2.2 であります。(ケロロ軍曹風www)同レンズは前期、後期とあります。 このレンズの特徴は、強烈なリングボケ・バブルボケとグルグルボケという、ボケたレンズなのであった。www 使い方としてそのままでも使います

【カメラ#5】 ライカ手にしたなら、これデフォでしょ!… Leitz Thambar 90mmF2.2

ライツが生み出してきた名玉は、多々あります。でも外せないのはこれ、タンバールです。 オリジナルのタンバールは、ライカカメラ社光学技術者のマックス・ベレクが設計したレンズで、1935年に発売されました。戦前の1934年から1940年にかけて製造された総生産数はおよそ3,500本。現存するタンバールは希少ですね。噂によると残念なことに、日本にある数多くのタンバールは、ある一人のコレクターが買い占めちゃってるらしいですよ。 タンバールは、ソフトフォーカスとボケ味で好評を得ました

【カメラ#4】 フジツボがイケてるパンケーキ!…NIKKOR 45mm 1:2.8P(Nikon)

NIKKOR 45mm 1:2.8Pは元々、Nikon FM3Aの標準パンケーキレンズとして登場しました。なので、クラシカルデザインのNikon Dfにはピタリとマッチします。 Dfを入手後、このレンズが欲しくなったのですが、その時はすでにディスコンレンズになってました。中古品を掘ると結構出てくるのですが、新品で売った時には標準で付いてきた、肝心なモノが紛失してしまっている商品が多いこと多いこと。 それは"フジツボ"と呼ばれる専用フードなのでした。フード単品では市場に出る

【カメラ#3】 えっ!レンズ2枚だけ?!?…PENTAX SOFT 85mm F2.2

PENTAXレンズ群の中でダントツに使いたかったレンズが、これです。 1986年から4年間販売された、Kマウントマニュアルフォーカスのソフトレンズです。 このレンズはたった2枚のレンズを用いて、PENTAXの既存部品を組み合わせるという、当時の設計者の苦心作だったことが伺えます。今でも中古で手に入るオススメの銘玉です。 ファインダーから覗いただけでも、ぐるぐるボケと強烈なカラー発色を確認できます。ぐるぐるを回避するため、PENTAX REAR CONVETER A1.4

【カメラ#2】 Nikon Z7…ミラーレスの恩恵、アダプターで広がるヴィンテージ/他社レンズの世界

一眼レフなどレンズ交換するため、各社独自のマウントがボディ/レンズに採用され、他社のレンズを安易に交換できませんでした。使用するにはアダプターを介すか、改造を施すか…ということになります。特にNikonは、レンズからフィルム面までに距離が他社より短かったため、NikonのボディにはNikkorしか使えませんでした。(逆にNikon好きだから、それでよかったのですが…。 5年前の2018年、待望のミラーレス機Nikon Z7が発売され、ニコンユーザーが使用できるレンズ環境が一

【カメラ#1】 Leica DⅢ …ライカの真髄はバルナックにあり!

フィルムカメラの革命は、ここから始まった! 仕事でも「ライカで撮ってください、それもフィルムで!」なんて注文、まるで減りましたよ。www それでもいいんです、ライカの出番は作品作りで活躍します。 フィルムのライカではM3が定番なのですが、M型の前、バルナックライカと呼ばれるシリーズは、実にカメラ好きの心を捉えますよ。機種を選べば、昔から比べれば信じられない価格で安く手に入り、初心者でも買いやすいですね。 まず、とにかく小さいので、旅行撮影で重宝します。最初に旅行のため