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【DAW】好きなサチュレーションFX3選
和田貴史さんの動画でも解説されていましたが、DAWではサチュレーションで音の前後感、立体感を整えていきます。
(素晴らしいDAW教材シリーズです、素晴らしい)
要するに、倍音が発生して高音がキラキラしたら音が前に出て聴こえるし、高音が鈍ると後ろに引っ込むのですね。
コンプやリミッター、あるいはEQでも倍音はコントロールできるのですが、サチュレーションに特化したFXも重宝します。
倍音のニュアンスが楽曲のキャラクターになったりするのですが、それ即ち製作者のキャラクター(個性)ですよね。好きなサチュレーションは人それぞれ、だから面白い。
ということで、僕が好きなサチュレーションプラグインを3つ紹介します。
WAVES Non Linear Summer
WAVES NLSは発売時に「これだ!」と思ってすぐ導入しました。
3種類のキャラクターを選べるのが大きな特徴です。僕のイメージは、
SPIKE・・・・・クラシックやシネマティックな雰囲気が欲しいとき、すっきり系
MIKE・・・・・ちゃんと歪ませたいとき、UKサウンドを目指すとき、ウェット系
NEVE・・・・・アメリカ西海岸っぽさが欲しいとき、カラッと系
こんな感じです。ほとんど個別トラックで積極的な音作りに使っています。
マスターバスに突っ込むことも多い、弊社の一軍レギュラーFXです。
Softube Saturation Knob
フリーです!
これはWAVES NLSよりもしっかり歪ませたいときに使います。もとい、本当にバキバキに歪ませたいときはアンプシュミレーターを使うのですが、そこまででもないけど倍音が欲しいなぁとか、飽和感が欲しいというときに選ばれる中間管理職みたいなFXです。
Keep High、Neutral、Keep Lowの3種類を選べますが、基本はKeep Lowで使っています。マスターバスにインサートすると大変なことになるので個別トラックで使いましょう。
10年くらい前からフリー配布しているので持っている人も多いのではないでしょうか。
Pulsar Smasher
安くなったので買ったらとても楽しいやつだった。
これは本来ダイナミックプロセッサー(コンプだと思ってよい)なので、上記2つみたいに倍音がバキッとくるサチュレーションではありません。むしろ高音の痛いところを美味しく丸めてくれるという印象です。
ってかPVがかっこいいよねー!僕もそういうの作りたくなったから作っちゃった!(笑)
普段はコンプやEQを使って高音域を丸めるのですが、サチュレーションによってコントロールすることでサウンドに艶を与えることができます。好きなサチュレーションに出会ったらDAWはだいぶハッピー、ぜひ探して試してみてくださいね。
サポートなんて恐れ多い!ありがたき幸せ!!