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人生という素晴らしき芸術「サクラノ刻 -櫻の森の下を歩む-」レビュー

※本記事ではゲームブランドの枕が手掛けた「サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う-」および「サクラノ刻 -櫻の森の下を歩む-」に関するネタバレがございます。最初は何も見ずに遊んだほうが間違いなく楽しめるかと思いますので、クリア後に読んでいただけますと幸いです。

また、この記事は「サクラノ刻 -櫻の森の下を歩む-」のゲーム本編をクリアした段階の内容です。そのため、初回特典になっている小説「凍てつく7月の空」およびドラマCD「凛と雫の口と口」については、まだ読んで・聞いておりません。ですのでそれらの内容についてはないものとして読んでいただけますと助かります。

正直PVもネタバレになりかねなませんが映像と曲が筆舌に尽くしがたい出来なので見たことないという人は視聴をおすすめします。正直私が本シリーズを買うきっかけに至ったのもこのPVでした。曲が良すぎて前作を買い、今作「サクラノ刻」クリアに至ります。

さて、ここからネタバレありの内容になります。ご注意ください。

各章について

Ⅰ章

「サクラノ刻」は「いらっしゃい」という明るい声から始まる。製品版が発売される1年以上前から体験版が配信されていたため、どういうストーリーになっているんだろうと思っていたが(前作の続きと考えると、冒頭だけ遊ばせても面白くないため)プレイを開始すると納得させられる構成になっていた。みんな気になる直哉は教師としての日常を続けていることを紹介しつつ、静流さんをメインにしたストーリーになっていた。Ⅰ章はかなり独立した話で「サクラノ詩」にも出てきた雪景鵲図花瓶を中心とした静流と中村麗華の話となる。体験版としてよくできており、ここだけを読んでもそれなりに面白く、前作を遊んだプレイヤーにとっては「サクラノ刻」のメインストーリーをほぼ触れずに進化したサウンドやビジュアルを紹介できるという設計である。加えて当然ながらメインストーリーを楽しむには「サクラノ詩」のプレイは必須であり、「サクラノ詩」の展開をあまりネタバレしない形で「サクラノ刻」を紹介でき2段構えで巧みな体験版となっているのである。

さらに、これが結構いい話で"にっくき"草薙健一郎が良いところを全部持っていく。ま~じでかっこよすぎである。

また、Ⅰ章クリア時点では「ああ、なるほど。Ⅱ章以降にあまり関係しない感じで中村家の過去を描くのね」なんて思っていたら全然そんなことはなく、Ⅲ章の鳥谷ルートでバリバリ関わってくるというやり口。完全にSCA自さんの手のひらの上で踊らされてました。

Ⅱ章

ここから直哉視点の物語がスタートする。実質的な本編開始といっていいだろう。弓張学園美術部が復活。そして本作から新たに登場するヒロインの本間心鈴との出会いが描かれる。直哉と美術部員とのわちゃわちゃなんかがあり、かなりエロゲー的な平和なストーリーになっている。今後の展開の下準備のような展開が続き、圭の「向日葵」の前で手をつなぐPVにも使われているCGを見せたところでオープニングへ。
「刻ト詩」、何度聞いても最高ですね。フルバージョンが早く聞きたい。

Ⅲ章

ここからは選択肢がちょこちょこ登場し物語が分岐することを匂わせてくる。正直バッドエンドが2つある(厳密にはバッドエンドではないのかもしれないが)のは驚いた。前作では何を選ぼうともどこかのルートに入ったため、今作では選択によっては腑抜けた直哉になってしまうということなのだろうか。筆者は一番メインルートに関係なさそうなところからおわしたかったため、鳥谷ルート→心鈴ルートという順番でプレイした。

鳥谷の話は前作で鳥谷ルートに入っていなかった場合を描くifのような話で、プレイヤーからすると直哉と一緒に弓張釉薬を一緒に取りに行った冒険がなくなってしまっていることに一抹の寂しさを覚えるシナリオでもあったように感じた。
また、美術に対し芸術家として直接関わるのではなく、記者として間接的に関わり、それが実を結ぶ展開は再解釈として良かった。様々な理由があったとはいえ、直哉の同級生たちは「サクラノ刻」では恋愛対象にならず、鳥谷だけルートが用意され、その上CG数も一番多いため、鳥谷好きの人は至福だったのではないでしょうか。
駅での告白のシーンもめちゃくちゃ良く「婚約指輪作るためにどんだけ弓張釉薬使ってるんだよー!」という心の中のツッコミと、これまでにない直哉の大人のかっこよさを見せつけられ痺れたよ。間違いなく惚れます。

お次は心鈴ルート。最初は直哉に対しても壁を作っているかのような接し方でⅡ章までではどういうキャラクターなのかつかめない感じがあるが、このあたりから内面がしっかりと描かれ始める。
終始いい娘であり、師匠と呼んていた人物が誰なのかわかったときには「そうだったのか……」という思いで、寧が「圭を殺したのは心鈴」だと言うシーンは前作の終わり際に書かれていた内容を覚えていたのもあって本作1番の電撃が走ったシーンでもあった。
そして、告白のシーン。極めて美しい。夕焼けをバックにお互いの気持をぶつけ合うあのシーンはビジュアルノベルでしか描けない演出満載で、声優さんの演技力とビジュアルの美しさが極まる場面になっていた。
本間礼次郎に2人が挨拶するシーン、私も緊張しました。

そして別の選択肢を選ぶことでラストで藍先生が殺害されるというシーンでⅣ章へ。

Ⅳ章

圭が事故に遭った瞬間からスタートするⅣ章の始まりの第一印象は「ああ、始まってしまった」という感想が浮かんだ。圭の生まれ、そのときに何があったのか、校長・鳥谷の努力。圭の成長、健一郎との出会い、直哉との出会い、藍との出会い。そして直哉もプレイヤーも知らなかった心鈴との出会い。そして死の間際、彼は何を思ったのか。
前作段階でどこまで圭の過去が考えられていたのかは分からないが、極めて高い完成度を誇りながら「サクラノ詩」では描かれなかったバックボーンを描き、本作につなげるⅣ章は本作1番の見どころであったように感じる。

ここまでスクロール方向が下から上だったのに、上から下から流れるエンドロール。知らない「刻ト詩」の歌詞。悲しすぎて開いた口が塞がらなかった。失意の底へ沈んでいくかのような演出は最高で最悪である。

Ⅴ章

ここから謎の数字「17,186,400」が表示され、最初はよくわからないがⅤ章の最初にタイトルが改めて表示されることからも"刻"をきざみ始めたことを改めて理解する。
恩田放哉によって負債を負わされた直哉が再び歩み始めることになるが、ストーリー的にはかなり重い。
しかしそれでも一歩ずつ歩み始め、心鈴、氷川、長山、稟との対決が始まる。
先行して河内野と氷川、ここでは明石、トーマスも登場するなど茶番のような作りにも感じられるが、実際に半分はフリッドマンによる茶番でもあり、長山の努力や直哉が芸術家として動き始めたことを実感する。

直哉が右手で筆を持つシーンや、藍に膝枕されるシーンなど語るべき点は多いが、驚かされたのは直哉に声が入るシーンだ。
ネタバレを極力回避すべくキャラクター紹介PVなどは見ていなかったため、直哉に急に声が入るシーンはかなり驚いた。
正直、この点は否定的な意見もあるかもしれない。しかし、圭に対する思いをぶつける「圭! 俺は、お前を、一時たりとも、忘れたことはないぞ!」というセリフの存在によって「声があって良かった」と心の底から思うのだ。そして、ここに続く「行けよ。ヒーロ。」の下りへと繋がっていく。
そしてついに草薙直哉の絵が完成する。

エンドロールはⅣ章のラストにかかれていたツバメの絵から始まり上に上がっていく。

Ⅵ章

数年後を描くエピローグが始まる。
この段階でも「サクラノ」の話はきっちり終わってしまってもおかしくなかったので、エピローグを書いてくれるのは素直に嬉しい。

「サクラノ詩」のラストと対をなす最後のCG。
依瑠は直哉と藍先生の子であるのに目が2人とはちょっと違う。
ややメタ的な視点とはなるが、普通であれば依瑠のキャラデザは藍担当の籠目さんか、直哉担当の基4さんとなるがあえてのいぬきらさんを起用している。違和感になるシーンのはずが本シリーズを手掛けてきた3人が生み出すキャラクターが並んでいるというラストのCGになっており、場面とも相まって極めて感慨深い幕引きとなる。

加えて、エンディングには「サクラノ詩」のメインテーマである櫻ノ詩を起用するという粋なラストが用意されていた。名前が横に流れる卒業式風のスタッフロールは前作に引き続き良い。Ⅵ章は前作に登場したキャラクターのその後を中心とした内容であったため、描かれなかったキャラクターたちもここで補完され、完全に終わってしまったんだなと改めて感じた。

発売直後の秋葉原のソフマップにて撮影させていただいた写真です
店舗を回ってサインを撮りまくってきました

ビジュアル・サウンドについて

本作では大きく進化したビジュアルについても見逃してはならないポイントである。ストーリー上でも「美」に対する様々な考えが述べられるが、今作は特に背景とCGの美しさは際立つものがあったと思う。元々、写実的な場面が多かったが、それらに磨きがかかった印象だ。解像度がフルHDになったというのもあると思うが、空(雲や星)の描き方や弓張学園に咲く桜などがかなり美しくなり、Ⅰ章は特に驚きが多かった。

また、今作は各キャラクターが作り上げた美術品がCGとして用意されていたのは非常に嬉しい点であったのは間違いない。前作から登場していた雪景鵲図花瓶は思わず見とれてしまう美しさであったし、作品のマクガフィンにもなっている櫻日狂想がより鮮明に描かれ登場するシーンは思わずじーんとした。加えて、氷川の絵(3Dっぽい?)など不気味さを感じる絵など、キャラクターによって絵のテイストをしっかり分けていたのも評価すべきである。

これらを用意することで各場面をより印象付けることができるほか、なにより説得力が生まれる。何と言ってもⅤ章開始から描き始める直哉の最後の絵の巨大さは「これから何が起こるんだろう」と思わずにはいられなかったし、本作クライマックスを引き立てる役割を大きく担っている。

そして、サウンドについてだが今まで遊んできたビジュアルノベルの中で最も優れているといっても過言ではない出来だ。オープニング・エンディングなどボーカル入りの楽曲をはじめ、劇伴に至るまで曲数、曲のクオリティが極めて高い。特に落ち着いた場面やさみしげな場面の楽曲が特筆して素晴らしく、作品全体の世界観と非常にマッチしているように感じる。また、前作で用いられていた楽曲もゲーム内では採用されており、感情を大きく揺さぶってくる。
個人的には劇中でよく使われているためという理由もあるかもしれないが「4.風景はせはしく明滅し」や「26.刻の繭の外へ」などが本作の美しいCGと背景に非常に相まっているように感じる。

特に良かったキャラクターと少し残念(寂しかった)点

「サクラノ刻」を評価するにあたって見逃してはならないのは各キャラクターを演じる声優陣の演技力だ。
叫ぶセリフなど感情的なシーンの演技力が良かったのは、
・直哉、圭、長山、静流さん、麗華、恩田放哉、心鈴、寧
前作の発売から約8年がたっているにも関わらず、そんなことを感じさせない演技を見せてくれたのは、
・圭、稟、鳥谷、藍、健一郎、校長、フリッドマン、鈴菜
本当に良いシーンが多かった。特筆して良かった点はやはり直哉と圭のやり取りだろうか。お互いに声の届かないシーンではあるが、だからこそお互いに感情を込めて自身の思いをぶつけるシーンが良かった。
また、最初に稟が登場した際には大人びた声になっており「ああ、変わってしまったんだな」と寂しく感じた。しかし、ラスト間際で直哉が絵を完成させたあとの2人の会話「ええ、すごいと思うよ、なおくん」というセリフだけ昔の稟としての声色になっており、声優さんの凄さを感じた。

それと少しだけ残念だった点にも言及する。
贅沢を言えば最後にムーア財団主催のイベントで戦う際の心鈴の絵、長山の絵、稟の絵はもっと大きく見たかった。とはいえ、あの場面は絵で勝敗をつけるという相対的な評価ができない場面であり、絵を見せてしまうと都合が悪いこともあるため仕方ないのだと思う。
また、前作はほぼ全員いいやつとして描かれていたのに対し(章一はいたが)、今作では中盤までの礼次郎、放哉が悪役として引き合いに出されていたのは少しもったいなかったかとも思う。それだけ、前作はあれだけの登場人物を出しながら、ほぼすべての話をいいやつで描ききっていたのがすごい。
それと里奈の声優さんが変わってしまったこと、ゲーム本編で雫の登場場面がかなり少なかったのも寂しかった。前者は特に登場してすぐになんか違和感があるように感じたこともあり、しょうがないものの寂しい点だった。

笑った・気付いた点について

ここでは画像を貼り付けることができないので良かったCGをいくつかピックアップしてコメントしていきます。それと作中で気になった点などについてもまとめます。読んで笑って・共感していただければと。ゆるく行きます!

・まずメインビジュアル。最初は全く気が付かなかったのですが資料集を見た際に右に誰かいる?と思ってPCで拡大してみたら圭がいる!あんだけ楽しみに公式ページ何度も行ったりしたのに全く気が付きませんでした。びっくりしすぎて声が出ました。

肩に乗っているツバメがなんとも切なさを生み出しています

・鈴菜とルリヲを電車に乗るシーン。なんで電車ガラガラなのに立ってるんだ?なんて野暮なことを考えていましたが、鈴菜がデレるシーンに繋がるためだったとは!やられましたね。そもそも、最初のCGの段階で鈴菜の腕の隙間からルリヲがこっちをガン見してて笑いました。

・新生弓張学園美術部が圭の絵の前に揃うシーン。PVでも使われてましたがめっちゃくちゃ良いですね~。そしてこのあとオープニングが流れてぶち上がります。

・心鈴と一緒に遊園地に行って告白するシーン。もう最高としか言いようがないです。しかも表情差分が多く、いつも比較的落ち着いてる心鈴が冷静さを欠いていてなお良い。2人の影を描くCGも良いんですよね~。

・土砂降りのあと鳥谷と一緒に帰るシーン。こちらもPVなんかで使われてますが、極めて美しい。これと合わせて、屋敷で一緒に月を見て話すシーンや駅での告白シーンも鳥谷ルート最大の見せ場ですよね。どれも良かった!

・健一郎がバイクを修理するのを眺める圭のシーン。ここも圭が健一郎を通じてだんだん心をひらいていく場面の1つで良かった。本作の設定画面ではこの背景が使われていますが、ここも個人的にかなり好きですね。

・圭と心鈴が座って一緒に絵を描くシーン。夕日の美しさがこれでもかとCGに描き出されています。「サクラノ刻」のCGのクオリティの高さを象徴するシーンの1つですね。

・圭と幼い心鈴がミサゴを見るシーン。個人的にこのCGが本作の中で一番好きかもしれません。めっちゃ良い。すごい圭が大人っぽくて、叶うのならば大人の圭と直哉のやり取りとか見たくなっちゃいますね。

・宮崎絵画学校で直哉が座禅を組んで絵を描くシーン。目が光った時のヤバさが極まってます。かっこいいんだな~これが!それと前述しましたが右手で筆を持つシーンも本当にかっこいい。

・ラストは依瑠の名前について。最初はなんでちょっと日本人っぽくない名前なんだろうなんて思ってましたが、圭(K)の次だから依瑠(L)というアルファベット順(J→K→L→M……)になっていることに気づいて思わず「そういうことか~!」と声が出ました。

「サクラノ刻 -櫻の森の下を歩む-」のゲームとしての存在意義

最後に「サクラノ刻 -櫻の森の下を歩む-」がゲームとしてどうであったのかという点について評価する。

正直な話、個人的には巧みな伏線の使い方など前作「サクラノ詩」のほうが完成度が高いようにも感じる。しかし、比較的リニアな構成にし、映像・サウンド・演出面が大きく進化し、各キャラクターにとっての「幸福とはなにか」、「幸せとはなにか」をより長い時間を掛けて丁寧に描ききっていた。
前作では描かれなかった圭の過去を中心としたストーリーは、前作を遊んだ人にとって刺さらないわけがなく、圭の死という変えられない事実に向き合う必要があり、プレイするのが極めてしんどい作品でもあった。

実際、我々が生きるこの現実も物語序盤の直哉のように辛い出来事から目を背けて生きて行くのが楽なのは言うまでもない。だが、それでも直哉は筆を執り、立ち向かう。その姿は感動的だったし、"右手で筆を持った"あのシーンは圭が、稟が、鳥谷がそして他のキャラクターだけでなく前作を遊んだ全てのプレイヤーが心待ちにしていた場面だ。

前作「サクラノ詩」では美術に対する考え方の違いから「幸福とはなにか」を最終的に描いた。私も「幸福とはなにか?」と問われればすぐに答えは出てこないだろう。しかし、約40時間のゲームプレイを通してたどり着く夏目の屋敷でのあのシーン。酔った直哉と藍の2人が会話するあの場面のやり取りを聞くと「幸福ってそうだよね」「人生ってそういうものだよね」ということを改めて実感する。そしてその後、直哉と藍が2人並んであるきはじめるシーンできれいに納める。

一方で本作「サクラノ刻」は明確な問いかけやそれに対する答えを具体的に描いていないように感じる。本作最大のクライマックスは焼けてしまった絵に直哉が最後の一筆を入れるシーンであり、そこに行き着くまでの過程(人生)が極めて重要な意味を成すからだ。直哉の努力、ひいては藍や健一郎、稟や雫、鳥谷や氷川など弓張学園時代の美術部、校長や心鈴の努力が1枚の絵を完成させ花開く。桜と向日葵、同じ季節には咲かない2つの花が咲き誇る奇跡を起こす。

もちろん、本作はフィクションであり、物語を読んでいるプレイヤーは当事者ではない。だが、直哉という本作の主人公の視点を通して歩んできた計70時間がかけがえのない感動を生み出す。客観的にではなく物語に寄り添い、考え、感じることで「サクラノ詩・サクラノ刻」という美が手を差し伸べてくる。ビジュアルノベルでなければできない演出を取り入れ、他の表現媒体ではなし得ない体験を作り出した「サクラノ刻 -櫻の森の下を歩む-」は紛うことなき傑作である。

さいごに

個人的な希望を残して今回のレビューを締めたいと思います。シナリオなどを手掛た本作のプロデューサーのSCA自さんが自身のnoteで述べていましたが、「サクラノ響」を今後リリースすると紹介しているので、その日を心待ちにしたいと思います。基本的には桜子やルリヲ、鈴菜たち美術部員をはじめ、本編でも少しメタ的なセリフが出てましたが長山とのルートなどを入れたアペンドディスク的な立ち位置になりそうな感じですね。(栗山くん推しなのでぜひとも発売心待ちにしております!)

それと、やはりサントラです。もう喉から手が出るほどほしいサントラ。これを書いている最中も「サクラノ刻」を後ろで起動してBGMとか聞いてるぐらいに早くほしいです。夏のコミケとかですかね?買えるといいな~(ほんとは公式ビジュアルブックも欲しいですが、初回特典で結構補完されている部分もあるので発売されないかもしれないという思いがあり、あんまり期待しないでおきます。でもほしいよ!VFB!出たら絶対買う!)

もし、ゲーム内の設定に関する表記ミスや意見などがありましたらコメントいただけると嬉しいです。それでは。


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