自社プロダクトを作るための活動で感じた事②

前回に引き続き、自社プロダクトを作る活動で感じた事をnoteに記していきます。

前回記事では、主に現状について触れてきてましたが、今回は自社プロダクトを何のインフラ(ここでは商品企画部署とかプロセス)もない状態から立ち上げていく事に触れるうえで、そのキッカケや学んだ経緯に触れていきます。

前記事では何をあたりまえに

「熱意」と「戦略」がプロダクトを作る上で重要なんて言ってんの?と感じたかも知れませんが。

要素を分解せずに、重要な要因を振り返るとやはりこの2点だったと思います。

しがない独立系のsierでフットワークも重くなるくらいには社員の多い企業だったので、この二つの要因を明確に自分の中に持っていないと進む事は出来なかったと思います。

この2点を学んだ経緯は次の通りです。

私の場合は、実情現場は選べないsierの中でも運が良く、レガシーーなシステムを構築していた頃に、ブロックチェーンの実証実験企画を行う現場に縁がありアサインする事ができました。

その現場は商品企画チームであり、そこでお世話になる事で、プロダクトを成功させるために熱意と戦略が大事だとお世話になったプロダクトマネージャーから学ぶ事ができました。

ブロックチェーン 実証実験の方は結局、戦いも虚しく、経営層の理解も得られず、その後同現場でデジタル通貨決済のプロジェクトにもPMOとして参加させて頂きました。

両案件共に、出来上がったばかりの会社という事もあり企画成立までのプロセスもずさん、に加えて自分の保身を考え、ポジションを取らないプロダクトオーナー、評論家タイプの経営陣とプロダクトを前に進めるには厳しい状態でした。

その中でも、お世話になったとプロダクトマネージャーは明確な熱意がないと成功しないと自身の経験から考えており、敵の多い中めげずに企画を通して行きました。

今考えてもあの状況で、何を言われても目的に対してぶれずに進めていたことは凄いと感じますし、ここまでしないと反対意見とは戦えないのだと。

またプロダクトを前に進めるために、

いくつかもの戦略を打っているように思いました。中でも学びとして深く覚えているのは

・時には顧客やベンダを握ってしまって動かざる終えない状況にしてしまうのも大事

という戦略です。

デジタル通貨案件の時は事実、低コストで可能にするためベンダーど協業する話を握っていました。

あと特にプロダクトマネージャーが意識していたのは

・なぜ当社でやるべきなのか

という意義についてを企画段階で練り込んでいました。

全てビジネス書とかを見れば、書いてある内容かなぁとは思いますが、肌を持って0→1を実現するプロセスを見て学んだ事でしたので、記しておきます。

今回は学びの経緯の内容となりましたが、

次回以降は実際にらどのように今の活動を行ってるか、行ったかを記します!







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