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風を読め

先日、YouTubeを開いたら「風を読め」というタイトルのスピ動画が目に止まりました。

とても惹かれるサムネだったので視聴してみると、女性2人が霧島神社へお参りに行った時の内容でした。

神社でメッセージを頂こうと手を合わせたものの、???となり、2人で顔を見合わせ
「ここには神さまがいないよね?」と感じたそうです。

すると近くにいた人が、「この奥に小さな祠があるよ。」と教えてくれ、その場所へ行ってみると、明らかに次元が違ってそちらでお参りをすることに。

祠で手を合わせると早速神さまからのメッセージが降りて来て。

その内容とは、

「目に見えるものにはまやかしが多いから惑わされるな。

本当の情報というのは風の中にあるから、五感をフルに使って風を読め。

その為には自分自身ときちんと繋がること。」


と教えられたそうです。


この話を聞いた時、思わず「おおー。」と唸ってしまいました。

というのも、かつて1度だけそのような体験をしたことがあったからです。


遡ること十数年前。

息子が生まれた翌年から、わが家は4年連続で
伊勢神宮にお参りに行っていました。

「今年から3年間、厄年なんだよね。」と言うとーさんの厄祓いのためでした。

行くのは毎回いちばん寒い2月のこの時期で、時には雪に見舞われることもありました。

おかげさまで厄年の3年はあっという間に過ぎ、これで伊勢神宮にも当分行かないだろうなと思っていたら何故か4年目も行く流れに。

厄年は終わったのになんでまだ行くんだろうと疑問に感じたものの、旅行は楽しいしまあいいか、と深く考えずに結局その年も伊勢神宮へお参りに行きました。

そして4度目のお伊勢参りへ。

2月の早朝に到着した私たちは駐車場から早速参拝へ向かいました。

真冬の朝でも結構な数の参拝客で、ゾロゾロと続く人波に私たちも続きました。

ベビーカーを卒業した息子に合わせて広い道をのんびりと歩いていた時、ふと気づくと前を歩いていたはずの人たちが誰一人見当たらなくなっていました。と同時に突然大きな風が強く吹いて、両脇に並んだ高い樹々たちが音を立てて一斉に吹き荒れました。

「なんかすごいね。」
「うん、生きてるみたい。」

それは少し恐怖を感じる程の光景で、風に蠢く樹々たちが明らかに何かを訴えているようでした。

言葉にはしなかったけれど、これは悪いお知らせだなあと私は少し憂鬱になったのでした。

しかしながら鈍感な私。肝心の、あの風にどんなメッセージがあるのかがさっぱりわからなかったのでした。


そして1年が過ぎた頃、東日本大震災が起き、

この事を教えてくれていたんだ


と直感したのでした。


神さま、ありがとう。という感謝と同時に、わかるわけないよ〜と思ったのも事実。

そして何故、風にメッセージがあるとわかったのかと言うと、その昔「サイモン・バーチ」という映画を観ていたからなのでした。

これはアメリカ映画で、ハンディキャップのある男の子が、「僕には絶対に神さまから授かったお役目がある」と信じて日々を過ごすストーリー。

親友といつも遊びに行く湖があるのですが、何かが起きる予兆として、湖へ抜ける森の中を歩いている時に突如大きな風が吹き荒れるのでした。

その風が吹いた後には悲しい出来事が決まって起こるという切ない物語。

映画のあのシーンを観ていたから気づくことが出来たのでした。


この一連の流れがあったので、風には本当にメッセージがあるのだと思います。
そしてあの映画を創った人は、そのことをちゃんとわかっていたんだと、動画を観て気づかされたのでした。


なので、まるで生きているような風が突然吹き荒れたら何かのメッセージかもしれません。
(映画のシーンを書いてたらゾワゾワして来たんですけど???怖いっ。なんだこれー。)


こちらは記事とは全く関係のない動画。

銀ちゃんこと山納銀之輔氏は来たる縄文時代の生き方を既に実行されているような方。プリミティブでありながらいちばん先端にいる気がします。手作りの龍宮城は見事な美しさ。


スターシードのチェック動画。

皆さま、良い週末を。


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