今日は昼間すごい雨で。
家にこもって明日からの準備をしていたのだけど、お昼過ぎたくらい、窓から光が差し込んできて。
でも外みるとまだ、水たまりに雨粒が次々飛び込んでるのはみえて。
しばらくして玄関からでてみると、向こうは青空あちらは曇天少し雨も降ってる、でもなんだかカラッとしてますねと、なんだか盛り沢山なお天気で。
そんな日だったから、家を出て車に乗っているときキョロキョロしてしまう。
虹、あるかな〜って。

あった!
思わず大きい声が出た。
むすめ、虹だよ!見える?って言った。
急いで駐車場に停めて写真を撮った。
おっきかったなぁ、全貌は見えなかったけれどすごく美しかった。

虹といえば、すごく大切にしてる出来事がある。
結婚前に母と岐阜に妹に会いに行ったとき、帰り道おんなじようにザッと雨降った。
どっかに虹出てそうだねえなんて話していたら、母が叫んだ。
虹!もめん!後ろに虹でてるよ!
山間を走っていたけど、車の窓に顔を近づけてぐぅっと上をみたらちょっとだけ見えた、虹。
しきりに、見えた?見えたの?と聞く母に、見えたけど写真撮れなかったよ〜と言うと、写真はいいよ、よかった〜もめんが見れたならよかったな〜と笑顔だった。
その時は、ちょっと照れくさくてでもすっごく嬉しくてちょっと泣きそうで。

今日、虹を見つけたとき、とっさにむすめを呼んだ時、あのときの母の気持ちに自分の気持ちが重なった気がして、とても幸せだったよ。

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