アドベンチャー・ぷち

 夜遅くまでミーティングがあったので、職場に激近のホテルに一泊。駅近でもあるので、グレードとしてはビジホとリゾートのちょうど半分くらいのとこ。なんていうんだろうね、こういうの。ついでに、しんしゃか1ヶ月頑張ったねご褒美。ファミレスでパンケーキとお肉を食べる。シングルルームにチェックイン。先輩方はまだ電車に揺られているが、私はもう部屋である。最高。ホテルに泊まるのってわくわくする。ぜんぶが冒険。チェックインするのも、アメニティを持っていくのも、エレベーターで移動して、自分の部屋番号を探すのも、ぜんぶ。初任給入ったら憧れのラグジュアリーに泊まってみたい。ぜんぶぜんぶ冒険。荷物を置き、大浴場へ。深夜だし空いてるかなと思いきや、意外と人がいる。祝日だし、そうか。でもさすがに若者は少ない。まぁ、私も十数年したらみんなと同じになるんだし、いいか。シャワーのお湯が熱くてしぬ。裏切りである。初めて行く大浴場もたのしい。自動で止まるシャワー、アチアチ湯船、露天というほど露天ではない露天風呂。いうてカラスの行水なのですぐにあがるのだが、各お風呂の効能とか解説(?)とか読みたくなる。ああいう文章は、日本語は理解できるのに内容はサッパリで、おもしろい。何言ってんのか全然わかんない文章は刺激になる。リスが毒キノコを好んで食べるみたいな(おれたちのバイブル、シートン動物記)。
 お風呂の後は戻って爆寝、爆起きするとチェックアウト30分前で、シャワー浴びて荷物をまとめチェクアウ。みんなスーツケースを引いている。いっぱいどこかへ向かう人。私は帰る人。スーパーへ寄る。消費期限切れ間近の半額ローストビーフを発見。おれが、救おう。

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