人間の専門家レベルですと?OpenAI o1登場!
日本時間の2024年9月13日、ChatGPTでおなじみOpenAI社から、新しいAIモデル「OpenAI o1」がリリースされました。
以前のモデルよりも
複雑な推論ができる
科学、コーディング、数学の難しい問題を解決できる
とのこと。
そして何より大きな特徴が、
GPT-4oが瞬時に回答を出してくるのに対し、OpenAI o1は「いま考え中だよ」的な画面表示が出て、回答まである程度の時間がかかります。
OpenAI社の公式発表には、デカデカと「新しい推論モデルシリーズ」と書いてあるので、考えることに時間を取るようになったAIモデルが、どんな回答をしてくれるのか、他のAIモデルと比べながら、実際に推論してもらうことにしましょう。
Preview、そしてmini
今回OpenAI o1シリーズとして発表されたのはこの2つ。
OpenAI o1-Preview
OpenAI o1-mini
o1だけど、まだPreview版です。
そしてminiの方はo1-Previewより高速で、しかも80%も安価な小型版。
開発者向けのAPI利用が主な活躍の場となりそうですが、今回の実験で、我々一般ユーザーにとっても、いい感じでお世話になれるのでは?という結果もありました。
o1シリーズを使うときには、いつものようにChatGPTの画面左上で切り替えてから使うことになります。
ケチケチ利用推奨
そしてこの2つのモデルは現在、ChatGPT Plusユーザーと、Teamユーザーが利用できます。
でも!なんと!1週間ごとに上限が決まっております。
o1-Preview → 1週間で30メッセージ(だけ)
o1-mini → 1週間で50メッセージ(だけ)
1週間で30メッセージなんて、1日で4回ほどo1とやり取りすれば終了です。
とりあえずプロンプト流してみるなんてことは、もはや不可能!
今回の実験も、どんなプロンプトを流すか、入念に計画を立ててからスタートした次第です。
ところが!
今回だけの特別措置だとは思うのですが、みんなすぐに上限までいっちゃったみたいで、これに対応すべく、OpenAI社もリリースの翌日にはこの上限をいったんリセット。
わたし同様、ケチケチ使っていたユーザーはがっくりとなりました。
でも、毎回こんな感じになるとは思わないので、ケチケチ利用は継続すべしと思っております。
楽しめる推論をo1にしてもらおう
「新しい推論モデルシリーズ」と謳われているので、o1に推論してもらいたいわけですが、学者の先生方がするような学問的な質問は私には用意できませんし、はてさてどうしようかとなっていたときに思い付いたのがこれ!
自分で考えるのも楽しいので、メンバーさんご自身でチャレンジしてからAIの解答をご覧いただくと、なお楽しいです。
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