漫画にセリフ数とキャラ数のダイエットを


今日はKの小部屋さんの記事を読ませていただきました。

ジャンプで大御所の松井先生が、漫画を描くためのお話をされていて、kの小部屋さんは、面白くて、このジャンプの漫画学校の記事を読むのが大好きだそうです。

僕も漫画家をしているので、とても参考になりました。

まずセリフは少なくする。ということですが、僕はセリフのダイエットと呼んで、自分の漫画のセリフを言い換えや、絵だけで見せられないだろうかと考え思い切って考え抜いたセリフでもスパッと切ってしまうのが大好きです。

最近自分の漫画を韓国語と英語に訳しているのですが、表現的に難しい日本語を優しく短い日本語にすると訳すのが楽になります。なのでここでも、漫画のセリフのダイエットをしたりしています。最近は書きかけの漫画も同時に訳したりしています。今描いている風のファイトは三か国語で訳すチャレンジをしています。アクションがあったり、絵で見せるシーンがいっぱいあったりすると、訳すのが楽です。文章が少ないですから。

それとキャラクターの数を減らすというのもやっています。

でも多くなってしまうときは、読者がどう見ても識別できるような形にします。

例えば風のファイトでは


体格的にスリムで、女の子で、強いのに対して

相棒の光太郎はぽっちゃり方で、いじめられっ子です。



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他にも、年寄りと子供とか、大柄と小柄とか、キャラの顔にインパクトがある人と普通っぽい顔の人など、

バディにするときは極端にキャラクター性が正反対だと、読者もわかってくれますから。お話が作りやすいですね。

キャラクターの役割でも、キャラの差別が吐かれると思うんです。

ハリウッド脚本でよく使われているとされている、神話の法則ですが、主要キャラの役割が説明されています。


詳細は省きますが、

以前「高田世界館物語」という漫画のストーリーを考えていたときに、どうも面白くないと思ったんです。何が原因だろうかと考えたときに、出て来る登場人物が、全て真面目な人ばかりだったんです。神話の法則では、コミカルなキャラもストーリーの潤滑剤となるので、必要と書かれてあったんです。そこでおちゃらけるキャラをいれて、話を進めて行ったら、結構面白おかしくかけたんです。真面目な人と、ボケてばっかでこの人大丈夫と側から思われそうな人は区別がつきやすいですよね。もちろん容姿もギャグっぽくするわけですが、

というわけで、今日は、セリフを考えたり全体の構成を考えたりしている作業ライブをどうぞ





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